ストラスブールとアルザスワイン街道巡り?：　ストラスブール(Strasbourg)

2008/06/08 - 2008/06/08

土曜日に、会社の同僚の結婚式に参列するため、フランスのストラスブールに車で出かけた。新郎・新婦ともに一緒に仕事をしている仲間。ローカルの結婚式に初めて呼ばれた。こちらの人たちは同居はしているが、正式に結婚する人たちはまれ。

ストラスブールはブラッセルから４００キロ強南のアルザス地方にあり、フランスとドイツの国境に近い。かつてはドイツ領だったこともあり、家屋のつくりはドイツ風。また、アルザスはワインでも有名。

昨夜は披露宴のパーティが延々と続き、ホテルに戻ったのが２時半。さすがに朝は起きるのが遅くなり、８時となった。今日のブラッセルまでの長距離運転を考えるともう少し寝るべきなのだが、色々見たいところがあるので、睡眠時間を犠牲にしてしまった。

エリア ストラスブール(フランス)

まずは、ストラスブルグを散策。ホテルは旧市街の中心のクレベーア広場にあり、見所はすべて歩いて廻ることができる。昨日、メインの場所はほとんどまわったのだが、きちんとガイドブックに基づいて各見所をみて廻った。


【クレベーア広場(Place Kleber)】

【クレベーア将軍像 (General Kreber)】

【警備本部館オーベット】

クレベーア広場北辺にある警備本部館。オーベットとは早朝にその日の命令を受ける衛兵たちの宿営だった。

【グーテンベルク広場】

後方の建物はルネッサンス最盛期の１５８５年に建築家ショッホが建てたもの。

一時市庁舎として使われ、今は地方商工会議所がおかれている。

【グーテンベルク記念像】

印刷術の発明者グーテンベルクはマインツの都市貴族家の出身で、ここストラスブールは彼の亡命の地。

【木骨式家屋】

【メルシエール通りからノートルダム大聖堂を望む】

【ノートルダム大聖堂】

ヴィクトル・ユゴーが「これは、一つの奇跡か。全くはかり難くて、また優雅でもあるもの」と表現した教会。１１７６年の起工から３５０年の歳月を要して完成した。

【ノートルダム大聖堂正門】

【木骨式高館メゾンカンマーツェル】

【鹿の薬局】
フランスで最古の薬売店

【パレーロアン城( Palais Rohan)】

旧司教座の城館パレーロアン。ここには３つの博物館がある。１７３０年に着工され完成まで１０数年を要した。

【イル川(the Ile)】

【聖なる母の家(Musee de l'ouvre Notre-Dame)】

１４世紀造の鋸歯状切妻の館と１６世紀ルネッサン期のカタツムリ形切妻の館が和合。

【聖なる母の家の中庭】

１３世紀、修道院長アルベア・レ・グランの好みどおりに作られたゴシック式小庭

【Rue de Maroquin（なめし革)】

見事な木骨式家屋が立ち並ぶ歩行者ゾーン。ここは昔靴屋が並んでいた。

【編上げ靴形の風見が立つ家】

ドイツ皇帝ジギスムント（1368-1437)が若かりし頃、この町の女性たちに舞踏会に無理やりさそわれ、靴を履く間もなく出かけた。彼はこの家の前で馬車を止め、この靴屋で一足の編み上げ靴を工面したとの伝説が残る。

【歴史博物館(Musee historique)】

1587年造のかつての肉館（旧屠殺場）。現在は２つの時代区分に分け、劇的な照明を使い歴史を演出。

【聖トーマス教会(Eglise Saint-Thomas)】

【プティット・フランス(Petite France)】

イル川の本流が４つに分かれる地帯はプティット・フランスと呼ばれ、黒い木骨組の建物が並ぶ。

【水門】

【遊覧ボート】

【パンジャマン・ツィックス広場】

イル川岸のパンジャマン・ツィックス広場は製革工の家々を楽しむのに格好の場所。大きな開口部のある特殊な屋根があるのは屋根裏で比較の乾燥が行われたから。

【運河と遊覧ボート】

【塔】
中世の塔。これは町の防御設備の工事が行われた１２３０年〜５０年に築かれた８０余の塔群の残部。これらの防備によって、帝国自由都市ストラスブールは数百年に渡り、独立が確保された。

【Ponts couverts】

【堤防バラージ　ヴォバン(Barrage Vauban)】

【特徴あるベランダ】