2008/09/12 - 2008/09/12
776位(同エリア858件中)
mickさん
2008年9月11日から16日にかけてのイタリア北部の一人旅です。まずは、到着翌日に訪れた、ドロミテ地方の写真を紹介します。ブレッサノーネの町と、広大な高原、アルペ・ディ・シウジを訪れています。
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス
- 航空会社
- ANA
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今回の旅行は、拠点をベローナに置き、そこから日帰りで北イタリア各地を訪問するという計画です。ベローナの駅から列車で北に向かい、最初の目的地、ブレッサノーネに向かいます。列車はアディジェ川沿いの渓谷を進み、車窓からは川の流れと、その両岸に延々と続くブドウ畑、その向こうには荒々しい感じで白い山肌を見せる山脈が連なっているのが見えます。旅情を盛り上げてくれる、見ごたえのある風景です。
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ベローナから2時間弱でブレッサノーネの駅に到着です。ちなみに、この地方の町はみんな、イタリア語の名前とドイツ語の名前という2つの名前を持っていて、ブレッサノーネというのはイタリア語名、ドイツ語名ではブリクセンと言います。駅から10分位歩くと、町の中心部、ドゥオーモ広場に到着します。黄色い鐘楼が鮮やかなドゥオーモを始め、色とりどりの美しい建物が建ち並んでいます。
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ドゥオーモの両脇には中庭があります。こちらは左側の庭園です。周囲を建物に囲まれ、静かで落ち着いた雰囲気です。壁面を這う蔦が、さらに良い雰囲気をかもし出しています。
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右側の中庭は回廊で囲まれていて、その天井は、色鮮やかなフレスコ画で埋め尽くされています。左側の中庭とは対照的な雰囲気です。広さはそれほどでもなく、迫力に圧倒される、という感じとは違いますが、色彩を目いっぱいに詰め込んだ宝石箱、といった感じの美しさです。ここがこの町の大きな見所のひとつで、観光客の姿も多く見られます。
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さらに別の角度からの写真です。アーチを組み合わせた屋根の構造自体も美しく、このまま何周もグルグルと回廊を歩き回っていたい気分になります。
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町の中でひときわ高くそびえ立つ、「白い塔」と呼ばれるサン・ミケーレ教会の尖塔です。色彩やデザインは派手ではありませんが、洗練された感じで格好良いです。
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町並みの様子です。一つ一つの建物の壁面が平坦ではなくて、色々な形の出窓の様子などが印象的です。地上部分のアーチ型の入口の奥がアーケードになっていて、商店が並んでいます。
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町の東側には川が流れています。町の中心側から対岸へ向かう橋の上からの写真です。とても緑豊かで、心が安らぐ風景です。
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川沿いには遊歩道が整備されていて、木陰の中を、川のせせらぎを聞きながらゆっくりと散歩することができます。
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遊歩道から山の方に目を向けると、緑の草原の中に家々が立ち並ぶ美しい村の様子が、はるか彼方に見えます。近くまで行ってみたいと思わずにはいられない風景ですが、さすがに遠すぎるので、ここから眺めているしかありません。
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町の南東のあたりで、2本の川が合流しています。町の中心からほんの数分の場所とはとても思えないような、自然美に溢れる風景です。
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再び町の中心部に戻ってきました。「白い塔」以外の普通の建物も、それぞれに意匠が凝らされていて、全体として個性的な町並みを作り出しています。
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改めて、ドゥオーモの全体像です。どちらかといえばシンプルで力強いデザインと、水色や黄色といった淡色系の色使いから、さわやかで伸びやかな印象を受けます。
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ドゥオーモ広場の周辺の道は、石畳の細長い路地が多いです。そんな路地をあても無くブラブラ歩いてみるのも、なかなか風情があります。
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ブレッサノーネのバスターミナルからバスに乗り、次の目的地、シウジ(ドイツ語名は「サイズ」)を目指します。約1時間の道のりですが、窓の外には小さな村々や古城などが見え、結構楽しめます。
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シウジの町に到着です。町といっても、家屋があちこちに点在している感じです。町の背後には険しい山々がそびえ立っています。
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事前に調べておいた時刻表によれば、バスの終点はアルペ・ディ・シウジへのロープウェイ乗り場のはずだったんですが、何故か運転手にシウジのバスターミナルで降りるように言われたため、仕方なくロープウェイ乗り場まで歩きます。道中、シウジ教会の向こうには、広大な緑の丘の眺望が開けます。まあ、これはこれで、なかなか良いものです。
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さて、いよいよロープウェイに乗り、アルペ・ディ・シウジへと向かいます。ロープウェイといっても、要はスキー場のゴンドラリフトなので、切符を改札口に通して乗り場に入り、次々とやって来るゴンドラに勝手に乗り込んでいく感じです。それほど客が多いわけでもなかったので、1台のゴンドラを1人で占有でき、誰にも気兼ねなく景色を楽しむ事ができました。
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ロープウェイを降りると、眼前には見渡す限りの大草原が広がります。その、あまりのスケールの大きさには、ただ圧倒されるばかりです。
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天候はやや曇りがちのため、遠くの山々は雲に隠れてしまっていますが、手前の方にある、四角い形のペッツ山、鋭く尖ったサントネール山などの、独特の形をした山々の姿は、雲の合間に眺める事ができました。
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ロープウェイ降り場からさらに高い所を目指して、今度は1人乗りのチェアリフトに乗ります。上向きなので景色はあまり見られませんが、草木の様子が身近に感じられます。
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リフトで上った丘の上からの眺めは、やはり素晴らしいです。草原の黄緑と木々の深緑が織り成す模様が鮮やかです。
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天気が良ければもっと見晴らしが良かったのかもしれませんが、曇り空というのもまた、味わいがあるものです。雲間から差し込む光、そして、その光と影が眼下の大地に斑模様を描き出す様子に、大自然の壮大なスケールを感じずにはいられません。
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アルペ・ディ・シウジのエリア内には、多くのハイキングコースが整備されています。リフト降り場から、近くの山小屋を巡るルートを歩いてみます。辺りには牛や馬が放牧されていて、間近でその姿を見ることができます。
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アルペ・ディ・シウジの高原の一番端っこのルートを選ぶと、遥か眼下に、麓の町の様子が見えます。高原の内側の眺めに負けず劣らず、この外側の眺めも見事です。
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道の途中には、崖っぷちのギリギリの所まで進んでいって、眺めを楽しめるようになっている場所もあります。写真には切り立った崖が写っていますが、実はこの写真や前の写真を撮っている立ち位置も、あんな崖の一番先端の部分です。足を一歩踏み外すともうオシマイ、といった感じで、かなりのスリルを味わえます。
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崖沿いの道を進んでいる間は、麓の眺望を楽しみながら歩く事ができて、その気持ちよさで疲れも忘れてしまうようです。
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この辺りが、今回通ったルートの中で最も高い場所だったと思います。眼下にオルティセイの町が見えます。湧き立つ雲が、パノラマの壮大さをより一層強調している感じです。
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ハイキングを存分に楽しんだ後、乗ってきたリフトで山を降りてきます。アルペ・ディ・シウジの奥の方にあるサッソルンゴやサッソピアットといった山々は、ほとんど雲の中に隠れてしまっていましたが、時折雲間からチラッと顔を出してくれました。
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シウジの町に帰ってきました。ここまで曇り空ながらも何とか雨には遭わずに済みましたが、そろそろヤバそうです。この先のプランも何通りか用意していたのですが、天気が心配なのと、予定以上に歩き回ってしまって、さすがに疲れてしまったということもあって、このあたりで切り上げることにしました。帰りはバスでボルツァーノへ行き、そのままベローナ行きの列車に乗ります。列車が動き始めたころ、やっぱり雨が降り始めました。
というわけで、予定よりだいぶ早く切り上げてしまいましたが、それでも悔いが残らないほど、期待していた以上にアルペ・ディ・シウジを堪能することができ、結果的にとても良い一日になったと思います。さて、次の日は、東へと向かい、ベネチアを目指します。
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