2007/04 - 2007/04
241位(同エリア455件中)
epiさん
Stuttgart から日帰りの旅シリーズ第3弾。
世界初のガソリン車を作った
ゴットリープ・ダイムラーの生地をたずねる旅♪
小さな町の深い歴史を肌に感じて...
- 交通手段
- 鉄道
PR
-
Stuttgart Hbf (中央駅) からS2* で35分。
[ Flughafen ( Stuttgart 空港 )からは62分 ]
<Info>~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
* S=Sバーン。 Stuttgart では
"Schnellbahn"(シュネルバーン:高速鉄道)の略で
S1, 2, 3, 4, 5, 6 が各方面へ運行しています。
S2 は 30分に1本運行[5時−23時]
(通勤時間帯は15分に1本)
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ -
<Info>~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
チケットは目的地のZonen ゾーン(1〜6区間)で買い
ます。Schorndorf は Zonen 5、片道大人5,30 Euro。
ふたりで往復するなら 4er-Ticket (4枚回数券)
19,70Euro がお得です。自動発券機で買えます。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
終点駅 Schorndorf 〜 ショルンドルフ 〜に到着。
町の歴史は13世紀にさかのぼる。
駅前の Rosen 通りに
早速、目を引く大きな Fachwerk [ 木組みの家 ]
入口に " Pils - Stube " とある。 ビアパブね。
でも、パブにしては大き過ぎるな...
あ、上はホテルだ。どうりでね。
1730年創業...
" Goldenes Lamm " 「 金の羊 」 -
ホテル名を象った看板がキュートね。
KRALL 一家の経営。
Kralle 「かぎづめ」 という言葉があるけど、
由来してるのかな? -
Rosen 通りをしばらく右へのんびり行く。
ここも例にもれず、Mauer (壁) を残す町。 -
Mauer の残骸の前に不思議な噴水。
今日は水がとめられているけど。
「君たち、何者...?」 と訪ねたくなる
5頭の動物が水受けを支えている。 -
Rosen 通りを右折。
Gottlieb - Daimler 通りがある。
世界初のガソリン車を作った ゴットリープ ・ ダイムラーが
ここ Schorndorf に生まれたことから、ダイムラー の町と
呼ばれる。
1886年、時おなじくして、カール・ベンツ (1844〜1929) と
ゴットリープ・ダイムラー (1834〜1900) は原動力付乗用車
を完成させ、 それぞれ、BENZ 社、DAIMLER 社を設立。
ゴットリープ ・ ダイムラーの口癖は... 「最善か無か」。
最高水準の車を作るために最善を尽くし、決して妥協を
しないという姿勢。 彼のポリシーは、今尚100年以上
受け継がれ守られている。 -
1900年、ダイムラー車に惚れ込んだ ドイツ人 商人
Emil Jellinek (1853〜1918) が DAIMLER 社に販売用
の車36台とレーシングカーを発注する。
彼がそのレーシングカーに、愛娘 "メルセデス" に
ちなんだ愛称を付けた。
" Monsieur Mercedes " (メルセデス氏) と。
これが1902年正式に商品名として登録され、今日に
知られている。 -
Gottlieb - Daimler 通りから
路地 Roemmelgasse へ。
Fachwerk のワインレストラン
" Wein Stube St. Urban "。
ここシュヴァベン地方の料理もいただけるようだ。
メニューには
季節の白アスパラやベアラオホの料理が並ぶ。
中はカントリー調のほんわかインテリア。 -
この町にあるたくさんの Fachwerk [ 木組みの家 ] は、
300年以上の時を経ているものもあるという。 -
-
石畳の道に Fachwerk 。 -
家の脇には鋳物の井戸ポンプがある。
これも家と同じくらい古いんだろうな... -
照りつける日差しの中
撮影に夢中になっていると、どこからか賑やかな音楽が...
ん、... 生バンドだね。
何かお祭りでも?? -
陽気な音楽に誘われて行く先には、消防車が...
消防署のお祭りらしい。
" FLORIANSFEST "〔 フロリアン・フェスタ 〕とある。
Florian とは、消防の守護聖人。
生バンド演奏を聴きながら、みんなビールや食事を
楽しんでいる。 美味しそう...
手入れの行き届いた歴代の車たちと
今回新しく購入されたという 消防車。
今日のお祭りは、どうもその新車のお披露目らしい。 -
時代を感じさせる
Daimler Benz ( ダイムラー・ベンツ社 ) と -
Magirus Deutz ( マギルス・ドイツ社 ) の車が並ぶ。
かっこいいね〜 -
ぱちぱち写真を撮っていたら、
隊員と思われるおじさんが来て、説明をしてくれる。
これらは1950年代の車らしい。 -
「中もどうぞ」とドアを開ける。 -
うわぁ... 車内は木と皮革だよ。
それもつやつや! -
運転席からの眺めもいいねぇ。
消防隊の気分になるよ。 -
いいものを見せてもらったなぁ...
フェスタを後にしながら、
夫が「ここは町民による消防隊だ」と言う。驚いた!
あの立派な車や設備が消防団の方達のポケット
マネーによるもの!?
振り返って看板をみると、
たしかに " Freiwillige Feuerwehr Schorndorf " と
書かれている。
彼らは公務員ではなく、他に職業を持ちながら、
いざと言う時に出動するのだ。
スーパーマンね!! -
Urban 通りを横切って、
再び Roemmelgasse へ。
お祭りの音楽につられてはずれたルートを戻る。
更に路地を通り、Schlichtener 通りに。
どこをみても Fachwerk 。 -
まもなく、町の教会がお出迎え。
Evangelische Stadtkirche
15世紀に建造された
プロテスタントの教会。 -
この教会の壁にもガーゴイルがいる。 -
ひとつは猿みたい... おもしろいデザインね。 -
「 我が魂は、神なるあなたのもとで
母親のそばにいる幼子のように
静まり穏やかになった。」 -
教会の向かいには、町の博物館。 -
反対側の Gottlieb - Daimler 通りにでる。
カフェ エレファントで看板をまたぱちり。
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
シュツットガルト(ドイツ) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
28