2008/07/21 - 2008/07/21
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52市村康さん
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犬島貝塚から出土したヤマトシジミの殻を切って研磨すると成長線が見られるんでがんす。成長線は1日一本でけるんと毎年2月10日頃が成長が一番小さいのは不変ぢゃったとして成長線を数えることでシジミの死亡した日が何月何日かわかるそうなんでがんす。
岡山理科大学の院生の畑山さんの調査によると犬島貝塚のシジミの大半は大体夏頃に死亡した(採取して食べられた)と推定でけるそうで、貝塚に人が来て蜆採りをしたんは夏頃とも推定でけるそうなんでがんす。
国立歴史民俗博物館研究員(現在は北大研究員)の遠部慎さんによる炭素C14での年代測定が高精度で行われているが、大体8500年以上前なんで、将来もっと高精度のデータが出ると「何年何月何日にこのシジミは採集されて食われた」とかも推定でけるんでがんす。
展示トランク輸送中に貝層のブロックから剥離したシジミの貝殻を実際に切って研磨し、マイクロニッコール105mmとクローズアップレンズの組み合わせで成長線がほんまに見えるか、やってみたでがんす。
- 同行者
- 友人
- 交通手段
- 船 バイク
-
ヤマトシジミの内側
まだ紫色の色素がちゃんと残って見えるんでがんす。 -
殻頂部から
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スーパーなどで売っぢょるヤマトシジミは黒いんが多いんぢゃが、出土したもんの殻の表面は茶褐色のんばっかしでがんす。
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シジミの殻を殻頂から正中線にヤスリで切っていくんでがんす。
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できれば真っ直ぐに切りたかったでがんす。
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切った殻をサンドペーパーで研磨するんでがんす。
最初は粗いんから始めて、#800で水研ぎするんでがんす。 -
研磨する時、力を入れすぎると割れるけえ、細心の注意を込めてやったでがんす。
成長線が見えたでがんす! -
切った両側共、切断面を研磨して向き合わせにして接写でがんす。紫色が9000年経っても残る程保存状態は良く、ヤスリ掛けやペーパー掛けにも耐えたんでがんす。
岡山理科大学の院生の畑山さんは、この見えてきた成長線を顕微鏡で一つずつ数え、2月10日が成長が止まる日といふ事でそれから逆算して何月何日に死亡(採取され食われた)したか推定可能といふ研究を7月20日、岡山デジタルミュージアムでの犬島貝塚調査研究プロジェクトの研究発表会で発表したんでがんす。
わしは、それに触発されて再現実験させてもろうたけど、顕微鏡で成長線を数える緻密で根気の要る作業はようでけんかったでがんす。
国立歴史民族博物館の研究員の遠部さんによる炭素C14による年代測定が将来もっと高精度になったら、「このシジミがBCウン千年の7月7日に採取され食われたんでがんす。」とマジで云へるんかもでがんす。
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