2008/08/20 - 2008/08/23
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macchanさん
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今正に発展しつつある活力溢れる街・ホーチミンの様子。
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香港から約2時間半、CX765便は予定通りホーチミン国際空港に到着した。ベトナムの人にとって飛行機はありふれた交通機関ではないのだろう、街の大きさに比べこじんまりした空港であった。入国の手続きもスムーズに終了して空港の外に出た。ところが、ピックアップを申し込んでいたホテルの車は見当たらず、声をかけられたタクシーを使うことにした。いくらだ、と言うと25?。ホテルのピックアップ料金は15?。相手にしなかったらしつこく付きまとわれ、15?で良い、と言う。ホテルの車は見つからず、いつもの大雑把な性格がもろに出て、まいいか、と頼むことにした。
空港からホテルまで約8km、20分の距離である。街は活気に溢れ、通りを埋め尽くすように多くのバイクが走り回っていた。何百台、いや何千台と言うバイクが怒涛のように走り回る様子は壮観であった。
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ふと、このタクシーってもしかしたらぼったくり?と言うことが頭をよぎった。そうだ、タクシー乗り場では乗らなかった。駐車場の近くに案内されて乗車した。ええ!そう考えるともう頭の中は真っ白!15ドルですむだろうか、どこか、知らない所に連れて行かれ、大金を要求されるのではなかろうか。幸い?かどうかわからないが現金は500US?、30万ドンしかない。
でも、車上には確かにTAXIのマーク、悪い人とは思えなかった。ホテルまでの20分がとても長く感じられた。外の景色を見る余裕はない。タクシーは宿舎のオスカーサイゴンホテルの前に到着した。何も無かった。どっと疲れが出た。
ホーチミン到着から早速、意に反し、エキサイティングは時間を過ごすことになった。 -
部屋に案内されて又びっくり、窓が無い。話には聞いていたが、実際に入ってみると何ともいえない圧迫感がある。即座に部屋を変えてもらうことにした。それに、明日のディナークルーズの申し込みも旅行社にしないといけない。8時半が閉店だ。
ホテル到着も早々にバタバタと準備をして外に出た。ホテルはグエンフエ通り、その裏がドンコイ通りだ。雑貨店KITOの2階にTNKトラベルのドンコイ店があった。すぐわかった。ディナークルーズと天候が気になって日本から申し込めなかったメコンデルタツアー
も申し込み、ついでにホテルの部屋替えも頼んだ。気持ちよく応じてもらいほっとした。 -
昨夜はエキサイティングは時を過ごし、シャワーを浴びるとすぐベッドに入った。すぐ眠った。でも、6時には目が覚めた。朝の散歩に出かけた。
オスカーサイゴンホテルはグエンフエ通りにある。左手に行くとサイゴン川に突き当たり、右手に行くと人民委員会庁舎にぶつかる。ホーチミンの中心部だ。道路中央には整備された花壇があり、緑がいっぱいのきれいな街であった。 -
市民劇場も歩いて5分ほど。その前の広場では年配の人が元気良く体操をしていた。バドミントンをする人もいる。昼間は暑いが、朝夕は思った以上に涼しい街だ。
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市民劇場は外観の工事中であった。内部には入れず、何が上演されているかもわからなかった。
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市民劇場の前には絵の展覧とその横にこのようなきれいな花が飾ってあった。雰囲気が和らぐもてなしと思う。
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市民劇場前のモニュメント。意味は良くわからなかった。
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第二次世界大戦後のベトナムの指導者、ホーチミンの像が人民委員会庁舎の前にある。どこにでもいそうなおじさんから、あのアメリカを相手に一歩も引かなかった権力者を想像するのは難しい。ベトナムとベトナム人に興味を持った理由のひとつだ。
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グエンフエ通りの突き当たりに、人民委員会庁舎がある。
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朝食は6時からだ。最上階のレストランの窓から夜明け前のホーチミン中心街を見た。ベトナムは高度経済成長が正に始まった所。市内の各所に近代的な高層ビルが建築されている。数年でこの景色も一変するだろうと思う。
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人民委員会庁舎前のグエンフエ通りとレロイ通りの交差点にレックスホテルがある。その向かい側が国営百貨店だ。
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ホーチミンの中心部と言えども、一歩裏に入ればバラック立ての、トタン屋根の粗末な建物も少なくない。格差の拡大がベトナム経済を混乱に陥れなければ良いが、と思う。この国は”社会主義”の国なんだ。
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今日はホーチミン市内を見学したい。朝食を済ませ、準備を整えると早速街に繰り出した。ホテルの横の両替店で両替をした。1ドル16,500ドンで30USドルを換えた。これだけあれば十分だ。
歩いて10分ほどで中央郵便局に着いた。 -
中に入るとたくさんの観光客で混雑していた。正面に大きなホーチミンの像。中央はお土産品を売る売店である。郵便物より、売店の売り上げが大分多いのではないかと思った。
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この建物は19世紀末に建てられたものだ。エアコンは無いが、その必要が無いくらい涼しい。横の壁には世界各地の時間が表示されていた。歴史を感じさせる壮麗な建物だった。
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中央郵便局のすぐ隣が聖母マリア教会。ホーチミン観光の名所中の名所。赤レンガが一つ一つ積み上げられて建築されたと言う。精巧な美しい建物だ。
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教会の広場の前に聖母マリア像がある。バイクや車の騒音で騒々しい街の雰囲気に”静かに、ここは教会よ”と呼びかけているように思う。教会の前はいくらか静かな雰囲気が漂っているように思う。
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教会の入り口。中の撮影は遠慮した。場所をかまわず、シャッターを切る旅行者がいる。時々、このような写真は取れないはず、と思うブログの写真を見かけることもある。それが人気のあるブログになるのは少し淋しい。
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教会の入り口の建築の名盤。ボチボチ130年になろうか、と言う建物だ。
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聖母マリア教会からレユアン通りに出て北東に向った。その突き当たりに歴史博物館がある。レユアン通りには旧イギリス大使館、アメリカ領事館、サイゴンタワーなどがある。30分ほどかかったが、ゆっくり街並みを楽しみながら歩いた。
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歴史博物館入り口の裏からの写真。原始時代から現代までのベトナムの歴史が紹介されている。
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入り口を入ってすぐのホールにはホーチミンの像。ホーチミンに始まり、ホーチミンに終わると言う感じ。
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展示してある象の牙。土器や仏像等もあるが、私にはよく理解できなかった。
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一番印象に残ったミイラ。
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歴史博物館の中庭。日本式かな?と思う。このような作りは日本人に親しみを感じさせる。
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歴史博物館からタクシーで戦争証跡博物館へ向った。ベトナムでは会社により料金が違う。最も良心的といわれる黄色い車体のVINA TAXIを使ったら2.2万ドンが釣銭が無いと2万ドンだった。2.5万ドンしか出さなかったのに。
証跡博物館は丁度お昼。職員は昼休み中だよ、と料金を取らず、入場を許可。あっけに取られた。入り口にいきなりベトナム戦争で使われた戦車が展示してある。全く、エキサイティングな街だ。 -
米軍の戦闘機。実物なのに、余りに身近にあって模造品?と言う感じ。200万人が犠牲になったと聞いたが、この戦闘機で何人の人が犠牲になったのだろうと思う。
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平和を願う子どもたちのポスターの展示もあった。
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平和を願うポスター。
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実物の砲弾。周囲には戦争のむごたらしさを表すたくさんの写真がある。枯葉剤使用による奇形児、戦争中の残酷な写真。沢田カメラマンの写真。見学者にはアメリカ人らしい人も多かった。
今尚、イラク、アフガニスタンと戦火は絶えない。多くの犠牲者が出ていることだろうと思う。 -
戦争証跡博物館を出たのは12時半ころ。安くて美味しいと聞いていた”クアンアンゴン”の前はまだ人だかりが出来ていた。日本のツアー客も次々に入場していた。どうしようか、と迷ったが、少し客足が途切れ、すぐ自分たちの番になった。案内されて、写真のパンフレットからオレンジジュース、フォーと牛肉のサラダ、ゴイ・ボー・ボッ・タンを注文した。香辛料が少し気になったが、まあ、まあ食べれた。
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レストラン”クアンアンゴン”のすぐ前に統一会堂がある。南ベトナム時代の大統領官邸だ。
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部屋の様子。部屋は100以上。大統領の執務室から国賓を迎えた部屋、作戦室等様々である。国の中枢機関を感じた。
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部屋の様子。
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部屋の様子。
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バルコニーからの統一会堂前の様子。
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ホーチミンの名所?の一つ、ベンタイン市場に向う。通りは相変わらずバイクの列。焦らず堂々と渡れ、と言われるが、信号になれた我々には難しい。
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ベンタイン市場の前もバイクの行列。怒涛のように流れる様は十分鑑賞の価値がある。ホーチミンに4日間滞在したが、事故らしいものは一つも見なかった。上海ではあちこちで事故を目撃し、怒鳴りあっている姿を良く見たが。
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市場前の銅像。人物は誰だかわからない。
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市場の中。地元の人より、外国人が目立った。ありとあらゆる商品が溢れている。
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夕方7時半からサイゴン川ディナークルーズを楽しんだ。運営会社は4・5社ありそう。
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7時半に船に乗り込んだら、席は船の最善席。最高の眺めだった。出港は8時半。出港までに大分食事は済ませてしまった。時間通りに出発。楽しい時間だった。
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川岸には大型の船や工場もある。
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出発してしばらくすると、生バンド演奏が始まった。
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夜のサイゴン川は寒いくらい。いくらかライトアップされている所もあるが、まだまだ。でもその素朴さが嬉しい。楽しい時間だった。
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