2008/09/02 - 2008/09/05
396位(同エリア547件中)
Tafrさん
ブルガリアのソフィアに行ってきました。ブルガリア正教の教会だけでなくイスラム寺院やシナゴークなどが同じ区画に混在するというユニークな場所。人々はとても優しく今までの中で最高の旅行でした。
-
空港からソフィア大学前(ソフィア市中心部のバス停)で下車。まずはその付近の風景です。
-
バス停から結構歩くとソフィア大学の前にたどり着きます。ここから市内を西に移動しながら観光名所を見て回ることに。
-
近くの公園の像。両手を挙げて歓迎してくれている様子?!ありがたいことです。
-
ここは国会です。
-
その正面に解放者記念像があります。
-
観光ガイドでお馴染みのネオビザンチン様式で最大の建築物アレクサンダーネフスキー寺院。これは正面やや左から撮影。なお正面左の入り口はイコン博物館の入り口。
-
そして左から撮った写真
-
後ろからも撮影。大きくて撮影のしがいがあります。なお、夜景は撮りませんでしたが、夜景は綺麗なものですライトアップされるとすべてのドームが黄金に輝くように見える。
-
アレクサンダーネフスキー寺院の近くにあるソフィア教会。ソフィア市の名前の由来の教会。
-
教会内部のイコンはとても綺麗です。
-
近くには聖ニコライ ロシア教会もあります。お馴染み黄金のドームが見えます。
-
ここは市中心部。正面のデカイ建物が旧共産党本部です。
-
旧共産党本部近くには考古学博物館がある。もとはイスラム寺院だった建物を利用しているらしい。1階は古代ギリシャ風の柱や彫刻がほとんど。2階には旧石器時代、新石器時代、銅器時代などに使われたものが展示されている。個人的にボヤナ教会近くの国立歴史博物館を見た後では小規模の博物館に見えてしまう。
-
考古学博物館正面は大統領官邸。衛兵が頑張っています。
-
大統領官邸の裏はルネッサンス式のゲオルギ教会(英語読みするとジョージ教会)。手前に見えるのはかつて浴場だった所。つまり大統領官邸を見ながら一風呂、、とは行きませんが、そういう位置関係です。
-
旧共産党本部となりの国立美術館。民族博物館は現在閉鎖している。美術館内の展示物はまあまあだが、特別感動するほどの作品ではない。
-
旧共産党本部前の地下にあるセルヂィカ遺跡。といって壊れかけの建物なんですが、、。
-
そしてツムデパート前、旧共産党本部正面の十字路にある聖ペトカ地下教会。写真左がツムデパート。教会は何か陥没しているように見える。オスマントルコ占領下時代に”こそこそ”と礼拝したらしい。そのためか内部のキリスト像は板で出来た?ぺらぺらのもの。
-
ゲオルギ教会の西裏にあるネデリャ教会。木が邪魔でどうしても綺麗に取れませんでしたが、ビザンツ式の建物です。ネデリャとはブルガリア語(チェコ語など他のスラブ言語でも同じだが)で日曜日という意味。つまり日曜教会。
-
中は豪華なものです。地元の人も礼拝に来る生きた教会ということでしょう。
-
次に宗教関係の建物が密集しているしの北西部に向かう。ここはイスラム寺院のバーニャ バシ ジャーミャ。内分は撮影禁止で靴は脱いで入る。女性は緑色のコートを着けなくてはいけない。内部は白地に青の模様の装飾がある。偶像崇拝はないので顔やアラーの神の姿を示すようなものは何もない。床に寝そべる人、座って満足そうにしている人、床に頭をつけて熱心にお祈りする人と様々です。
-
バーニャ バシの意味する風呂のあった場所(温泉施設?)。現在は閉鎖されている。
-
ジャーミャの近くのトラム駅。雰囲気のある模様が気に入りました。
-
イスラム寺院ジャーミャの向かいには駅スーパーセントラルハリがあり、その後ろには何とシナゴークがある!イスラムとユダヤと言えば犬猿の仲だと思うのだが、ブルガリアではこれが共存できる。なおシナゴークは1909年にオーストリア人建築家Friedlich Griunangerが建設。このシナゴークはスペイン様式、ビザンツ様式、アラブ様式を融合させたバルカン半島最大のシナゴーク。なおユダヤ人はセファラドとアシュケナージの2派がある。ブルガリアにはスペインのトレド出身のセファラドしかいないらしい。
-
シナゴークを横から撮影。来年は100周年なので改装中。第1、2次世界大戦中ブルガリアはドイツと同じ同盟国側だったがナチスのユダヤ人虐殺に反対し、ユダヤ人引渡しを断り、このシナゴークからユダヤ人をイスラエル方面に亡命させた。そのためブルガリアの指導者は今だに尊敬をされている。
-
シナゴーク内部の様子。
-
ユダヤ教に独特のものが見えます。
-
シナゴークの斜め裏にはルーマニア正教会があります。こちらもロシア正教会のように黄金ドームです。
-
そのすぐそばにはカトリック?(もしくはブルガリア正教)教会があります。モダンな感じ。
-
神父さんも凄く親切でこころよく撮影を許可してくれました。
-
さてシナゴークとイスラム寺院の間にあるセントラルハリというスーパー。
-
内部も綺麗で人々もフレンドリーでした。
-
ホテル近くにあった銀行です。イスラム寺院を見た後で見るとイスラム銀行?などと考えてしまう。
-
世界遺産のボヤナ教会。内部はフレスコ画ですが、部屋はわずか2つ。もうちょっと見たい、、。
-
ボヤナ教会近くの国立歴史博物館。国内最大。驚くべきことにガイドには日本語が完璧な女性がいて、私は彼女の日本語での説明に感嘆しながら聞いていた。
-
古代トラキヤ人の作ったものが展示されている。写真のものは何かの蓋だそうだ。
-
全部金でできた本だそうです。トラキヤ人って凄かったんですね!本は6ページですべてに絵がある。
-
金の聖杯その他。トラキヤ人は合金技術が得意だったらしく、銀を金でコーティングした食器や酒杯などもある。酒好きなのはトラキヤ人も同じである。なおカザンラクではこの時代すでにバラの香油を入れる銀の容器もあった。
-
トラキヤ人の神は日の神様。で、これがその日の神様。そうは見えないんですが、、、。
-
ここから中世に。これは遺骨灰入れ。面白い形ですね。蓋は頭のデコの部分に見えます。デコから灰を入れる、、。
-
中世の教会の正面だった装飾。
-
アレクサンダーネフスキー寺院から東に歩いてて軍事博物館に。ホールの2-4階までが展示。2階はトラキヤ人の歴史からブルガール人、オスマントルコの占領下時代まで。3階はセルビアの侵略から防衛したバルカン戦争と1,2次世界大戦、それにソ連時代の話。4階は制服と勲章が飾られている。歴史博物館より比較的新しい時代を扱っている。絵も展示品も凄くきれいで館内冷暖房完備。
-
外には戦闘機、戦車その他が。
-
最後にブルガリア料理関連の写真です。ここはカラチマ プリ ヤファタという名店。
-
このレストランでは丸焼きの現場が拝めます。
-
ヨーグルトドリンクアイリャン。甘くはない。塩を入れて飲むことを勧められる。ウィーンなどではトルコのヨーグルトドリンクとして似たようなものがスーパーで売っている。
-
このレストランの名物料理カヴァルマ。ブタの首の肉が使用されている。とてもおいしい。
-
こちらはギリシャ料理でも良く見るムサカ。写真の上部にあるのはヨーグルト。いたるところでヨーグルトに出くわす。ちょっとやりすぎでは、、。
-
ボヤナ教会近くのレストランで食べたヨーグルトの冷製スープ、タラトール。中にはキュウリの線切りがあり、上にはディルがかかっている。
-
同じボヤナ教会近くのレストランのお勧めの品。スパナチン キョフテタ。ほうれん草とチーズを練り、軽く揚げたもの。例によってヨーグルトソースです。
-
壷焼き料理とされるギョヴェチェ。これはホテルの近くの安い店で。
-
バイ ゲンチョというレストランの料理。これはサルミに近い。ブドウの葉か何かでライスを包んでいる。
-
同じくバイ ゲンチョの料理。左はミシュマシュという卵と玉ネギ、チーズを炒めたもの。右はケバブチェというソーセージ(というよりはシシカバブーですね)。
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
ソフィア(ブルガリア) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
ソフィア(ブルガリア) の人気ホテル
ブルガリアで使うWi-Fiはレンタルしましたか?
フォートラベル GLOBAL WiFiなら
ブルガリア最安
478円/日~
- 空港で受取・返却可能
- お得なポイントがたまる
0
53