2008/08/01 - 2008/08/03
1363位(同エリア1718件中)
ぷに〜たさん
去年、会社のイベントで初めて富士山へ登りましたが
登頂に時間が掛かり過ぎてしまい
過酷な下山&スバルラインのゲート閉鎖で大変な事になったので
今年はもっと早い時間から登ろうと計画。
妹が興味を持ったので、2人で登る事になりました。
今年こそ、お鉢巡りをしてみたいな〜。
- 同行者
- 家族旅行
- 交通手段
- 自家用車
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-
←あざみライン五合目付近からの御来光
金曜の夜に出発。
妹の仕事の都合で21時頃に家を出たのですが
駐車場は多分満車だろうな〜と覚悟。
23時半到着で案の定満車。
そうなると、山麓に止めてシャトルバスかタクシーに乗り換える
もしくはあざみラインの下り方向へ路駐する事になります。
ぷに〜た達は路駐を選択。
しかし、随分と下の方に止めるハメになりました。
御来光目的ではないので、ここでひとまず仮眠します。
それなりの準備はしてたのですが
思いの外寒くて、殆ど眠れませんでした(汗)
夜明けと共に準備して、登山口を目指します。 -
←あのてっぺんに登るんだな〜。。
アスファルトの急斜面はなかなかに足にきます。
結局20分程歩いてようやく五合目の山荘に到着(´Å`)
ここでトイレ&朝食を摂ります。 -
←立山でザックが壊れたので
新調したザック。今回初です♪
五合目はこれから登る人達で賑わっていました。
コンビニで買ったおにぎりでも美味しい〜! -
←金剛杖を調達する妹w
妹は金剛杖に焼印を押してもらうのを
楽しみにしていたようです(*゚ω゚) -
←ピントがずれてますが
まずはこんな焼印が押されています -
←ずっとこんな道なら楽ですが(笑)
いよいよ登山開始!!
まずは森の中の石段を登ります -
←神社が見えてきました -
←神社を過ぎると本格的な道に
写真の後方三名が物凄い軽装だったのですが
どうやら「小富士」へハイキングに来たのに
道を間違えてしまったようでした。
「ここは登山道ですよねぇ・・・?」と聞かれたので
このまま行くと山頂に行ってしまうと教えたら
慌てて引き返していました。
小富士へは神社の所で右に逸れるらしいのですが
ぷに〜たもあまり意識していなかったので
そんな分岐あったかな??と思いました。
それにしても早いうちに気付いて良かったですね。 -
←やがて砂礫混じりの道になります
結構斜度があります -
←まだまだ先は長〜い!!
太陽が照り付けると暑いのですが
標高が高いので気温もそれ程ではなく
風が吹けば天然のクーラーのようで
景色の綺麗さと併せて、とても爽快です。 -
←雲海から突出してくる雲 -
←また樹木の間を抜けて行きます
樹林帯は確かに変化にとんで楽しいのですが
小さい虫が沢山付いて来るので
虫が駄目な人はちょっと厄介かも・・・。
ぷに〜たも妹もあまり気にしないけど。 -
←「何かが果てる〜」って書いてあるのかな?
だとすれば森林限界が近いのかな?? -
←飛行機雲がいっぱいありました -
←正面から写真撮り忘れ・・・
ようやく新六合目の長田山荘に到着。
しかし、新六合目って要するに六合目じゃないのよね。。
とにかく一休みします。 -
←袋菓子の膨らみ具合はまだ今ひとつ(笑)
再び歩き始めます! -
-
←面白い形の雲が沢山w -
←微かに見える下界
去年も雲海に阻まれて下界を見下ろせなかったのですが
今回も雲海が〜!!
次回は見れるといいな・・・。 -
←山頂は遥か遠く・・・ -
-
←砂走り
遠くの方に見えるのは下山道の砂走り。
結構急斜面なんだなーと思いながら眺めます。 -
←本当に走ってる!!
走りつつも派手に転んでいる人がいて
大丈夫かなぁ。。 -
←雲海と斜面。。
富士山ってこんなイメージが -
←環水平アーク
「あ!虹だぁ〜!!」
と言いながら撮影したそれは
後で調べると「環水平アーク」
という現象なんだそうです。 -
←羽毛のような雲 -
←と、東郷さん!?
ようやく七合目に到着。
大陽館の前にはデューク東郷の看板が。
「二つ上の小屋まで戻れ」って
それかなりキツイと思うんだけど(汗)
実際、山小屋の人に「ここは吉田口の下山道ですか?」
と聞いてる女性がいて、悲惨でしたが。
ここで昼食を摂る事にしました。 -
←モコモコ上がってくる雲海
この辺りまで登ると、風が大分冷たくて
休憩中は少し肌寒かったので上着を羽織りました。 -
←代わり映えしない景色ですが
他に何もないので・・・
途中でもらったパンフレットを見て
まだまだ先が長い事にちょっとウンザリ気味。
もちろん解りきった事なんですが。。
頑張って先に進みます。 -
←砂礫の斜面は本当に歩き難いです -
←八合目かと思いきや本七合目(笑)
そんなに甘くないのです -
←標高は3000mを超えました -
←八合目で山梨県側の登山道と合流します -
←飛行機から見る窓の外という気分 -
←次の山小屋が見えてきました!! -
←ようやく八合目に到着
ここでまた少し休憩。 -
←友人に見せたら
「ラクダが顔出したみたいw」
と言ってました -
←更に登って本八合目 -
←焼印もどんどん増えていきます -
←標高3450m
八合五勺って・・・(笑) -
←見下ろせば七合目の山小屋 -
←妹はご満悦です -
←遂に九合目の鳥居まで来ました!!
今回は河口湖口と比べて登る距離が
東京タワー1つ分程長い&休憩取り過ぎのせいか
かなりペースが遅くなってしまいましたが
もうちょっとです。 -
-
←陽が傾き初めてきました(汗)
気付けば凄い時間になっています。
今更小屋も下山もありえないので
とにかく先を急ぎます。
妹の方がペースが早いのと
このままだと山頂で土産が買えなくなるので
先に行ってもらいました。
山頂で色々買うのを楽しみにしてたようなので。。 -
←かなり冷たい風が吹いてます -
←ようやく狛犬さんの所まで来ました!! -
←すっかり夕方。。。 -
←妹がすぐ近くで待っていましたw
時刻はなんと18時半。
6時半に登り始めたので
実に12時間も掛かってしまいました。
記念撮影後、すぐに下山準備。 -
←あっという間に日没。。
日が沈むとかなり冷え込んできました。
スキー場にいるみたい。
慌ててフリース2枚+レインスーツを着込みます。
こんなんだったら冬用のグローブ持って来れば良かったかも。
通気性の良い手袋なので、手が悴みます。
さて下山開始!!
下りの過酷さは河口湖口で体験済みなので
転倒しないように慎重に下ります。
時刻は19時。。 -
←下山準備でシャッターチャンスは見送り
すぐに辺りは真っ暗になりましたが
今回はちゃんとライトを持っているので大丈夫。
かと思ったのですが、どうもライトの光量が弱くて
周囲2,3m位の視界しかありません。
さらに慎重にならざるを得ません。
捻挫や骨折なんかしたら終わりです。
真っ暗闇にぼんやりと照らされた砂走り。。
これが想像以上にやっかいな所で
こんなところを走れるなんて信じられませんでした。
それにしてもかなりの急斜面(汗)
そして異様に長い道のり。。
砂礫が終わると今度は真っ暗闇の樹林帯。
こんなとこ一人だったら呆気なく遭難です。
「段差だよー」「根っこがあるよー」と
妹に声を掛けてもらいつつやっとの事で下山。
五合目の山荘のベンチで暫く休憩して
車に戻った頃には、2回目の御来光が・・・。
時間は5時を回っていました(爆)
登り12時間、下り10時間。。ありえない・・・・(´・ω・`)
休憩を差し引いたとして、20時間は歩いた事になります。
一体どんな修行ですか?
何より、意外にも2人の体力があった事に驚きでした。
もちろん、天候が良かった事が一番の救いだったのですが。
山麓の駐車場まで下りてから爆睡。。
帰りはみたまの湯まで行って11時間振りの食事をして
のんびりと帰ってきました。
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この旅行記へのコメント (2)
-
- むんさん 2008/08/31 11:29:47
- 富士山登山!
- ぷに〜たさん、こんにちは!
富士山登山、お疲れ様でした〜。
私は登ったことがないんですが、
旅行記を拝見して、コースのハードさをすごく実感です。
往復で20時間超!
登りの大変さは予想できたんですが、
ビックリしたのは下りの大変さ!
なんと10時間なんですね〜。
ぷに〜たさんは、下りの大変さを以前からご承知でしたが、
経験がないと登りだけを意識してしまいがちですよね〜。
そして、不思議な雲の数々!
こういう雲は平地では見ることができませんよね。
登山ならではですね。
- ぷに〜たさん からの返信 2008/08/31 13:47:07
- RE: 富士山登山!
- むんさんこんにちは〜♪
富士山ですが、確かにハードではあるけれど
私のコースタイムはかなりスローペースなのです・・・(´∀`;)
これは高山病対策の為だったのですが
今回はのんびりし過ぎて失敗でした。
下山は暗闇の中を歩いたので、日中よりも大幅に時間が掛かりました。
ちなみに須走口の参考所要時間は、登りが5時間半で下りが3時間
歩行距離は登り7.8km、下り6.2kmの合計14km。。
新五合目(登山口)の標高が2000mなので、山頂までの標高差は1720mです。
最高峰の剣が峰(3776m)まで行くと更に30分程掛かるそうです。
どのくらい個人差が出るのか、ぐらいはお伝え出来たかと思います(汗)が
8時間前後で登って4時間前後で下山される方が多いようですよ。
今回もお鉢巡りどころか剣が峰にも登頂出来なかったので
また登って来ようと思ってま〜す。(懲りないヤツ)
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