ヨーロッパの片隅で　ブルガリア旅行２（ハスコヴォ）

2008/07/30 - 2008/08/13

バスでトルコとの国境を越え、夜の７時３０分頃ハスコヴォのバスターミナルに到着した。国境ではパスポートコントロールに２時間ぐらいかかり、私たち日本のパスポートは入念に、官僚的な女性入国審査官にチェックされた。
ハスコヴォは、交通の要衝ではあるけれど、特に観光地というわけではない地方都市。そこには本当に素朴な人々の生活があって、みんなとってもフレンドリーだった。
ここを拠点にレンタカーでブルガリア国内１，６００キロ走り回ったのだけれど、その報告は後ほど。
まずは、ハスコヴォ市内をご覧あれ。

エリア その他の都市(ブルガリア)

友人宅から見た町並みの風景。ポプラと赤い煉瓦の屋根が朝日に輝いています。
表紙の写真は同じく友人宅からですが、反対側で、遠くに見えるのは、ギネスに世界一高いとして登録されているマリア像です。

近くにある市場に行きました。甘くておいしいスイカが、キロ８０円以下です。

歩道に簡単な屋根がかけられていて、午前中は買い物の人でごったがえしています。でも、アジアほどの喧噪さはなく、落ち着いた感じです。

旬の野菜を中心に、果物、蜂蜜などのお店が２００メートルくらい並んでいます。

お豆腐みたいな白チーズ。塩味が聞いていて基本的な調味料として使われているようです。

木陰のカフェ。ここが気に入って何回も来てしまいました。

噴水の写真を撮っていると話しかけてくれたおばあさん二人。「ジャポネ」ぐらいでしょうかわかったのは。それでも歓迎（？）してくれて、買い物袋に入っていた桃やプラムをごちそうしてくれました。桃もとってもおいしかったです。

中心街です。商店などもたくさんあります。土曜日だったので、比較的散歩やウインドーショッピングで出ている人も多いようです。

歯医者さんの看板

広場では、電動ミニカーが子どもたちの人気のようです。

例の木陰のカフェで。
茄子の揚げ物とヨーグルトのソース。シンプルな味でヨーグルトの酸っぱさがマッチして、とてもおいしかったです。

ポテトとベーコン、上にとろけるチーズ。これも日本人の口に合います。概して塩味が濃いのですが、ブルガリア流離はおいしく食べられました。それぞれ２Ｌｖ（１６０円ぐらい）

唯一のスーパー。ドイツ系

マリア像、台座の中にはブルガリア正教の休会があります。

例のカフェ。落ち着いた雰囲気でしょう。

ディナーは、ブルガリア料理のレストランに行きました。古い民家を改装したもので、さらに室内は改装中でしたが、私たちは庭に出ているテーブルで食べました。

落ち着いた庭です。

豆のスープ。

ポークの赤ワインソースかけ。ブルガリア料理を若干フランス風にした料理が基本でしたが、どれもはずれなしでした。

市場の近くの公園ではおばあさんたちが自分の家で取れたものを路上で売っていました。写真を撮ると、手作りのお菓子をくれたり、買ったものを余分にくれたり、握手をしたり、大騒ぎになってしまいました。

こんな建物もあります。

ワインもとてもおいしい。ワイン好きにはこたえられない国です。