ワイトモでブラックウォーターラフティング（08'ＮＺを巡る旅①）

2008/04/24 - 2008/05/03

日帰りツアーが多いワイトモだけど、ツチボタルをボートでのツアーでなくブラックウォーターラフティングで冒険風に見たかったので、ワイトモで１泊することにしました。
オーバーランダー号で、オークランドからワイトモへ向かうところからの旅行記です。

♪ニュージーランドを巡る旅・スケジュール♪

4/24　出国
4/25　オークランド
4/26　ワイトモ　http://4travel.jp/travelogue/10265582
4/27　ロトルア　http://4travel.jp/travelogue/10265608
4/28　ロトルア
4/29　ロトルア→オークランド
4/30　オークランド　http://4travel.jp/travelogue/10265553
5/1　 オークランド
5/2　 帰国の途へ
5/3　 日本着

エリア ワイトモ・ケーブ(ニュージーランド)

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス
• 航空会社: シンガポール航空

ニュージーランド2日目の朝です。
ブリトマート駅。こんな感じの駅でした。
まだ外が薄暗い中、B＆Bの準備中の朝食バイキングからパンを失敬し、駅までダッシュ！！

オーバーランダー号発見！一日一本だから乗り遅れたら大変。
電車をみつけたらまずはチェックイン。みんな並んでいます。大きな荷物もチェックインの時に預ける仕組みになっていました。

先頭車両はこちら。チェックインが済んだら、いよいよ乗り込みます。

車内の様子。時代を感じる先頭車両とは全然違い、売店もあるし一番後ろの車両の後ろの席はラウンジ風になっていたりと、長旅を楽しめる設備でした。
ただ、ノリノリでファンキーな、観光案内のようなマシンガンアナウンスが、ずーーーーっと流れていて、ちょっと静かにして欲しくなる感じ。よくまあこんなにしゃべり続けられること(笑)！

車内の売店へ行ったら、マシンガンアナウンスの主がいた。どうやらアナウンス兼売店の店員だったらしい。何を買おうか迷っていたら、「もうすぐ休憩で自分も降りるから早めにね」と。仕方なく、コーヒーとドーナツ風のお菓子をささっと購入。
お兄さんの予告どおり、ハミルトンにて休憩（？）。アナウンスが流れ、みんな外でうろうろ。私たちも外に出てうろうろ。

何もない感じの駅で、プラットホームのすぐ横はもう芝生。改札などありません。時計を見ると電車はずいぶんと遅れてる様子。

ちょうど私たちは一番後ろの車両だったので、途中からはラウンジ風（？）のソファ席で、コーヒーとお菓子をお供に、のーんびり景色を眺めていました。隣ではおじさんが景色を写真に収めたり、子供がお絵かきをしたりしていました♪

車窓からはずっとこんな感じの風景。
ヒツジの国のイメージだったけど、線路沿いには牛ばかりで、少々意外。晴れてたらよかったのになとちょっぴり残念…
電車がけっこう遅れていたので、到着時間で駅を判断することも出来ず、「そろそろかな？」「次かも」などと、ドキドキしながら駅を待つ私たち。アナウンスに耳をすませます。

目的のオトロハンガに到着。いざ、降りようとしたら…ドアが開かない！！自分で開けて降りる仕組みなのだけど、どうにも開かず。
荷物係の人が外から開けてくれたので、何とか無事に下車できたけど、一日一本の電車だけに降り損ねたら大変。焦りました！

さよなら、オーバーランダー号。このままウェリントンまで行くはず。
ちなみにオトロハンガ、気のせいかもしれませんが無人駅でした（どこもそうなのかな？？）。そして降りたのは私たち夫婦のみ。

駅から歩いて数分。メイン通り（かな？）に出ました。
観光案内所もすぐにみつかったので、さっそくワイトモ行きのシャトルを手配。
少しオトロハンガも散策したかったのだけど、予想外にすぐに手配できてしまい、残念ながら10数分の滞在でした。

のどかな牧草地を抜け、本日の宿泊場所、ワイトモ・ケーブス・ロッジへ到着しました。
とっても素敵なコテージがいくつもある宿で、オーナー夫婦も愛犬のジプシーも、とっても親切で温かく迎えてくれました。
本当に小さな小さな町で、お店もほとんどないので、必要なものはここへ来る前に準備することをオススメします。でも飲食店はいくつかあって、オーナーのコリンさんが、親切に地図を見ながら教えてくれました♪

部屋にはコリンさんの手作りビスケットもあり、とってもかわいらしく、清潔感のある部屋でした。
庭というか、敷地内には木々もたくさん。花も多く、きれいに手入れされてます。

今日のランチ。この広場でピザを食べました。
天気がどんよりとしているのが残念だけど、雨が降ってないだけまだマシかな。
今日はこのあと、ワイトモでのメインイベント、ウォーターブラックラフティングが待ってます！！

コリンさんが「送っていくよ」と言ってくれたけど、この町を歩いてみたかったので、こんな穏やかな風景の中を、2人でてくてくと歩いていくことに。
風景は穏やかだけど、車はかなりのスピードでビュンビュンと通るので、それはかなり要注意でした。

ニュージーランドは本当に動物が人懐っこくて、私たちが通ると、みんなこうして近づいてくる。牛もヤギもじーーーーっ…。

到着です。ここで申込書を記入。もちろん英語の用紙だけど、簡単な問診程度だったような。
心配していた夫のめがねも、禁止ではなかったので、バンドをつけて使用。ダメだったら何も見えなくなるところだったのでひと安心。

こんなきれいな紅葉が見れる敷地でまずは着替え。
ガイドさんが適当なサイズのスーツを渡してくれるので、私は他の女の子たちと女子の部屋へ。ピチピチなので着るのが難しい。何とか着て外に出て、他の装飾（長靴やヘルメットなど）をつけて準備万端…が、わが夫がいないではないですか。
ガイドさんに夫がいないと聞いてみるけど、知らないとのこと。しばらくして同じチームの男性が、「まだロッカーにいたよ」と教えてくれる。どうやら渡されたスーツが小さくて、着続けることも、脱ぐことも出来きなくなり、悪戦苦闘していたらしい…
仕方なく私が男性更衣室に入り、脱ぐのを手伝ってあげました。

夫も無事準備完了し、車に乗り込み洞窟を目指します。
メンバーは、インド、イタリア、オークランドからという多国籍な11名。

飛び込む練習はもちろんこんな練習も。洞窟の中で、こんな風につながって進むそう。
もちろんガイドさんは英語だけど、難しいことはないし、最低限のことがわかればいいので問題なし！

練習も終わり、いよいよ洞窟に入ります。
ガイドさんが、「ヘルメットの電気がつくかどうか確かめてみて」といい、みんなでつけてみると…。スーツに続き、神が降りたかのように夫のだけつかず…ガイドさんが調整してくれて、無事点灯。

洞窟に入ると、まずは自己紹介。ちなみにこの日は私の30歳の誕生日。夫が自分の自己紹介の時に、「今日は妻のバースデイ」と言ってくれたので、このツチボタルの洞窟の中で、みんながバースデイソングを歌ってくれました♪30歳というこの区切りに、すごく貴重な思い出が出来ました。

こんな感じでみんな順番に飛び込む。ちょっと怖いけど私たちもドボーンっ！！

すごくわかりにくいけれど白い点がツチボタルの光。（本当はもちろんもっとすごい！）
真っ暗な洞窟の中に、星のように光るツチボタル。浮き輪でプカプカ浮いていると魚のチョコが投げ渡される。それをパクリとくわえながら、ゆらゆらと星空のようなこの光景を眺めます。

ちなみにこれはガイドさんが撮ってくれた写真のCDの中に、入っていたツチボタルの写真。
水は冷たいし（指先が痛くなるほど！）、寒がりな私にはつらい部分もあったけど、真っ暗な中でのツチボタルの光や、その中を船ではなくチューブでゆらゆらと眺められる…最高の気分でした。そして終った後の温かいスープもまた格別でした♪

ホテルへ戻る帰り道。何とか雨も降らず、でも暗い雲もあり。
のんびりとした風景の中、水の冷たさで風邪を引いたのか、くしゃみが出始めた私…

夕暮れ時のワイトモの空。ロッジからの景色です。
温かいシャワーを浴びたあと、コリンさんオススメの、ＨＵＨＵというレストランへ。

ＨＵＨＵの店内。ワイトモの町からは想像できないような、おしゃれで近代的なお店でした。
味ももちろんおいしくて、デザートのケーキもボリューム満点！ホイップもつけてほしいと言ったら、無料で追加してくれました。
ここのフラットホワイトは本当においしかったなー。

ここからはおまけ。朝食をとるダイニング。
コリンさんの焼くクッキーの、やさしい香りがしました。

朝食はこんな感じ。
パンだけでなくコーンフレークやバナナやキウィやフィジョアもありました。そしてベジメイトも初体験！いきなり自分で買う勇気はないけど、ちょっと食べてみたかったので良かった。うーん…かなり塩辛い！買わなくていいね(笑)