2008/08/20 - 2008/08/20
255位(同エリア273件中)
早島 潮さん
大内宿で大きな感動を受けた後、バスに乗って塔の（へつり）を訪問した。へつりとは絶壁や川に沿った険しい道のことである。大川の両岸には凝灰岩が侵食されてできた奇岩怪石がそそりたって岩の回廊を形成している。緑の中に幾つも並び立つ奇岩は仏像の如き趣を具備していてそれぞれに名前が付けられている。大川に掛けられた揺れる吊り橋を渡って岩の回廊へ行くことが出来る。
塔のへつりを後にしてバスは南下し西那須野塩原インターチェンジへ向けて帰路を急いだ。湯の上温泉駅の茅葺屋根の駅舎を走行中のバスからうまく撮影することもできた。
会津下郷、会津田島、会津高原山中を疾駆して宵闇迫る西那須野塩原インターチェンジへ到着。途中俄か雨の洗礼も受けた。終点の横浜天理ビルに到着したのは２０時過ぎであった。往復約９００キロメートルのバス旅行であった。鶴見駅近くの林食堂が閉まっていたので満州園で夕食を摂った。
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