2008/07/13 - 2008/07/13
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murenekoさん
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道東登山2日目。
斜里岳下山後、道東めぐりで、雌阿寒岳温泉までドライブ!
・斜里岳の下山中に、滝ですべり落ちる!?
・さくらの滝でサクラマス
・神の子の池
・裏摩周展望台の霧
・阿寒湖
・雌阿寒岳温泉
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頂上を後にして、下山。上ってくるのは相変わらず団体さんが多い。上二股からは沢の連続する新道コースではなく、山沿いの新道コースを降りる。
と、体制を崩す・・
グシャザザザーーーー!
ギャ〜〜〜〜〜!! -
・・ガレ場を思いっきり滑り落ちる。なんとか岩をつかみましたが、その岩に右手を思いっきりこすってしまいました。右腕を見ると、15?ほどの真っ赤な血の筋が・・。長袖を半そでにたくしあげていたのも不運でした。やはり登る時より降りる方が、より気をつけなければならないですね。
幸い、表面を擦っただけで大事には至らなさそうだったのですが、傷を見ると滅入るので、長そでに戻して歩き始めます。 -
下山中、少し道をそれて、「竜神の池」に寄り道します。ここは干ばつの時に雨乞いをした池と言われているそうです。透明な池を眺めたのち、そのまま新道に戻ります。
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こちらのコースは山の尾根沿いを降りて行き、振り向くと、先ほどいた斜里岳が見えます。
開けた眺望は素晴らしく、空中回廊を歩いているようですが、こんなところで雷が鳴ったら、逃げ場がない気がするなぁ・・。 -
空中回廊を散歩。向こうに歩いている人が見えます。
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クマが出るという「熊見峠」を越え、あとはひたすら山道を下ります。昨日の雨で登山道はドロドロになっており、スパッツごとドロドロになってしまします。
滝の音はしていますが、全く滝は見えず、だんだんバテテきた頃にようやく、登りの旧道との分岐点である下二股に到着しました。 -
川に差し掛かり、泥まみれのスパッツとトレッキングシューズを洗いつつ、しばし休憩します。
登山口のある清岳荘に着いた時は12時前で、行きと同じくらい時間がかかってしまいました。合計約6時間。
利尻岳や羅臼岳と比べると時間も短めで、沢登りもどきが楽しめるので、お勧めです。
あとは、交通アクセスが良ければなぁ・・。 -
登山者名簿に下山報告を書いて、登山完了。名簿を見ると4時間くらいで登って降りている人がいました(「18回目」という文字も・・)。
登山口の清岳荘で、斜里岳カンバッチ、斜里岳Tシャツ、斜里岳ストラップ等を購入し、斜里岳を後にします。
帰りも8kmのダートコース。6時間の登山で足がプルプルしているのに加え、悪路で車もプルプル。後ろから追ってくる車をやり過ごすのに苦労しましたが、なんとかダートを駆け抜けました。 -
斜里岳を後にし、目指すはビッグカメラかヨドバシカメラ!
デジカメ修理するぞ!・・ってあるわけないですね。デジカメを売っていたら買うくらいの気持ちがありましが、カメラ屋も電器屋もない(笑)。というかコンビニも売店もない。
泣く泣く、カメラをあきらめ、「さくらの滝」へ。 ここは森山直太朗の歌が聴ける・・ではなく、6月上旬から8月上旬にかけて、サクラマスが滝を飛び跳ねることで知られるスポット。
緑駅の近くから、山道へ入ります。またしばらく砂利道です・・。約2km進むと、大きな駐車場に出て、「さくらの滝」に到着。「クマ出没注意」の文字も・・。 -
ホントにマスが滝で飛び跳ねるの?と半信半疑で見ていると、ピョ〜ン!と、でっかいサクラマスが滝を登った!10〜20秒おきくらいにマスが跳ねてます。
なんとか写真に撮ろうとしますが、携帯カメラでは、マスが跳ねた時にボタンを押しても、マスは水の中でございマス。
なんとか適当に10秒ごとくらいアタリをつけて撮ってみるも、なかなか撮れません。何度も撮り直しているうちに、プチッ・・と、画面が真っ暗に・・
け、携帯の電源がなくなった・・・(カメラ使いまくってたら、そうなるよね・・)。 -
近くにビッグカメラもコンビニもコンセントもなく、途方に暮れる・・と、登山用に、携帯の乾電池式充電器を持っていたことに気づき、なんとか充電に成功。
一度も使ったことのないアイテムも多いのだけど、いつも山盛り持っていく登山レスキューグッズも、たまには役に立つもんですね。
さくらの滝のあとは、「神の子池」へ向かいます。 -
「神の子池」は、5年前に、ユースで知り合ったお兄さんに連れて行ったもらった場所ですが、自分の足で行けるとは、感慨深いですね。
再び林道のダートコースを進みます。ダートコースばっか。というか、ほとんど普通の公道走ってないな、まだ運転2回目なのに・・。
2kmほど走り、「神の子池」へ。山本KID郁徳がここで生まれたという伝説が残る池です(残らねーよ)。
澄んだ水を眺めていると、雨が降ってきました・・。 -
雨が強くなってきましたが、近くの裏摩周展望台へ向かいます。
霧の摩周湖。
霧がないと、1回で3年婚期が遅れると言われていますが、過去4回、一度も霧で覆われていたことはなく、既に婚期は12年も遅らされています(だから、結婚できないのか・・)。
今度こそ・・と思ったら、まっ白・・。やたー!?
というか、雨で何も見えません・・。ものすごいスコールでビショビショに・・。
雨宿りがてら、売店で「写ルんです」を買います。使い捨てカメラを買ったのは10年ぶりくらいな気ももします・・。 -
このあと、開陽台とからまつの湯(養老牛温泉)に行こうと思っていたのですが、雨は止まず。次に晴れた時のお楽しみに取っておくことにして、阿寒湖に向けて出発します。
摩周駅を過ぎて、阿寒横断道路に入り、見通しのいい直線をしばらく行くと、向かいの車のお姉さんが何かの合図のようにライトをパッ、パッ!と点灯させています。
単調な直線道路で、前後に車もなく、ぼーっと運転していたのですが、「ちょっと眠っているように見えたのかな?」と、深呼吸・・。あとは間違えてライトを点灯していないかなど、装備を確認・・と、少し行ったところに、パトカーが止まっていた!!
こんな所でスピード違反の取り締まりをしていたのかぁ・・。たぶん、制限速度内だったと思いますが、ボーっとしていたら、危うく、運転2回目でスピード違反で捕まりかねないところでした。合図をくれたお姉さんに感謝。 -
その後は、追い越し禁止のグネグネ山道カーブの連続。昔、バスで来た時に、バスごと崖から落っこちないかヒヤヒヤしたものですが、まさか5年後に自分が車を運転して進んでいるとは。
しっかし、運転2回目にはなかなかハード。中央黄色線なので、少しでもくぼみを見つけたら後ろの車に道を譲る・・と繰り返し、トロトロ進みます。観光バスに追われたら面倒でしたが、幸いほとんど来なくてラッキー。
そのうち、雨もやみ、「双湖台」に到着。お土産屋はつぶれて廃墟と化していましたが、双湖台からベンケトー、バンケトーの2つの湖を眺めます。 -
1時間くらいかけて阿寒湖に到着。マリモは前に一度見たのでもう見なくてもいいか、と思っていたのですが、夕食を食べようと止める場所を探します・・が、有料駐車場しかなく、410円払って止めます。
-
阿寒湖。
セイコーマートでカツゲンを買ったら、隣にバスターミナル発見。なんか見たことあるような・・
思い出しました!。ここは5年前にバスで来た時に昼飯のおにぎりを買ったセイコーマートだったのです。懐かしい!なんだか感動です(セイコーマートで?笑)。 -
阿寒湖温泉街をウロウロしますが、食事どころは昼と夜しかやっていないみたいで、どこも閉まっていました・・。しかたなく、開いていた中華料理屋で焼きそばを食べます。美味しかったですが、北海道で中華料理というのもなんだかなぁ・・。
ウチダザリガニ(でっかいザリガニ)が食べたかったのだけど、どこで売ってんやろう・・。 -
食事を取って、滞在時間30分くらいで阿寒湖を後にします。今日の宿は阿寒温泉ではなく、「雌阿寒温泉」。阿寒湖から20分ほど車を走らせます。
雌阿寒温泉には、国民宿舎野中別館、野中温泉YHと、オンネトー温泉景福の3つの温泉宿があり、今回は、野中温泉YHに素泊まりです。山奥のひなびた温泉宿といった感じで、料金は素泊まり2910円(入湯税込み)。安いです。
部屋はそれなりに年季が入っているが、ここの魅力は温泉!温泉通にはかなり有名なところで、硫黄泉のお湯がドバドバかけ流し。宿の外にお湯がこぼれまくりでもったいないくらいです(笑) -
釘を使わずに作られた木の湯船に、思わず、飛び込みます!
ギャーーーーーーーーーーーーーー!
斜里岳で怪我した右手におもいっきりしみて、死にそうになりました(バカ)。しかも、かなりきつい硫黄泉のため、痛みも倍増です(涙)。
傷口を押えながら、お湯にまったり浸かります。なんか隣の国民宿舎から外に出ると、こちらは丸見えのような気もしますが、気にせず、秘湯を堪能。
次に入ってきた登山のおじさんと山話。ここは、すぐ近くに「雌阿寒岳」の登山口があるため、登山客が多いんです。おじさんはやはり、雌阿寒岳→斜里岳→羅臼岳と攻めていくのだとか。明日は午後から天気が下り坂らしかったのですが、定年を迎えているので、天気のいい日を選んで登るんだよ、と言っていました。自分も、定年後は、こんな風に山をユックリ登るのも悪くないな・・と思いました。
部屋に戻り、明日の雌阿寒岳登山に備えて床につきます。
シングルベットの上には山盛りの蒲団が。こんなにいらんやろ(笑)
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