カラシンに行ってきましたぁ。

2008/08/11 - 2008/08/13

８月１２日は、シリキット王妃の誕生日。タイ全国で、祝賀行事が行われますが、カラシン県では、この日から、“ウィチット・プレーワー・シルクフェアが開かれました。昔々？カラシンを訪れた王妃陛下が、プレーワー・シルクをご覧になり、その美しさに感動して、保護・発展に力を入れ始めたとか・・・・。
でも、私の今回の旅行の主目的は、これではありません。

エリア その他の都市(タイ)

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 高速・路線バス

早朝、シルク・フェアが開かれる“国王陛下８０歳記念会議場”付近へ行くと、小雨降る中、大勢の人が集まり、王妃の誕生日を祝うタンブンの儀式をやっていました。

タンブンの儀式が終わった後で、その日のスケジュールを説明していましたが、シルク・フェアのオープニングは、午後５時半からとか・・・、と言うことで、昼間はなにも無い模様でした。朝早いけど、取りあえず、予約を入れていたホテルへ向かいました。

朝９時前にも拘わらず、すんなりとチェック・イン出来、通された部屋がこれです。この日、ホテルはがらがら・・・。前回（１年前の１１月？）に来たときは満室で断られたのに・・・・。

部屋から眺めたカラシンの街の中心部。これでも一応、県庁所在地ですぅ。

まだ、雨がしとしとと降り続いています。

午後３時頃までホテルで昼寝などをして時間をつぶしました。やっと雨も上がったので、再び、会場に向かいました。
会場の“国王陛下８０歳記念会議場”前

中は、まだ準備作業中でしたが、入っても何も言われませんでした。
これは、機織り小屋？

プレーワー・シルク・コンテストの各カテゴリーで入賞した絹織物を展示してます。

入賞作品に見入ってる地元の人達。
後で判ったのですが、この人達は、実は入賞作品を織った人達でした。

中には、機織りの実演も・・・・・。
でも気の長い作業ですよねぇ。
一枚の布を織り上げるのに、どれくらい掛かるんでしょうか？？

建物の前には、地元の特産品の即売コーナー。

特設舞台の上では、カラシン・カレッジ・オブ・ドラマティック・アーツの学生さん達が、東北地方の伝統舞踊ショーの準備中。
実は、私は、彼らのショーを見るのがホントの目的です（笑）

王妃陛下の誕生日を祝う行事に参加する人達も、着飾って集まり始めました。

午後６時、国歌が流され、人々は全員が直立不動に・・・。

特設舞台の上では、王妃陛下の肖像に向かって、誕生日を祝う行事が始まりました。まずは、県知事さんや各役所のお偉方から・・・・・。

肖像の前での行事は、結構時間が掛かりそうなので、その間、広場の反対側に設置されていた移動遊園地などを見に行きましたぁ。

大きな透明の風船見たいなモノの中に入って、プールの上をゴロゴロ・・・。単純ですが、何か楽しそうなお遊び・・。結構、人気がありました。

これは風船割り。

移動遊園地をぐるっと一回りしてきても、王妃の肖像の前では、まだ儀式が続いていました。
もう、かれこれ、１時間以上になります・・・・。

やっと儀式が終わったかと思うと、次は、シルク・フェアの開会式で、お偉方の挨拶。続いて織物コンテスト入賞者の表彰。それが終わって、花火。

やっと、私のお楽しみ、カラシン・カレッジ・オブ・ドラマティック・アーツの学生さん達による伝統舞踊が始まりました。

地元での公演とあって、今回は、大所帯での公演です。楽器を演奏する人も踊り子さんも、これまで私が見た時より倍ほどの人数！

この学校は、この面では有名らしく、タイ国内はもとより、日本を含む海外にまで、文化使節として公演に出ています。
今年の７月にも、大阪・京都に行ってきたそうです。
大阪では天神祭に参加したようです。
タイで人気のあるポンラン・サオーンは、この学校の卒業生です。

こういうのは、動画でお見せしたいですねぇ〜。
（一部、動画も撮ってきましたが、ファイルが大きいのでお見せできません。）

東北地方独特の楽器の音色に合わせた、リズミカルな踊り。

時折、小雨がぱらつく中、ショーは午後９時半頃でお開きとなりました。
もっと、見たかったけど・・・・・。

毎年２月には、ポンラン・フェスティバルが開かれるらしいので、是非、見に行きたいと思っています。

カラシンの街のシンボル、ポンラン（東北地方の木琴）

この写真は、２００７年１１月に、恐竜博物館に行った際に撮ったものです。