2008/08 - 2008/08
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shikiさん
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仕事で徹夜明け、荷物を適当に突っ込んでなんとか予定通り出発。しかしその晩は9時間揺られた挙句に激飲み、二日酔いという素晴らしいコンディション。ウコンの力を2本一気飲みしてごまかす。
18きっぷ使用二日目、三ノ宮からようやく旅のスタート。この旅最初の目的地は、去年は電車でスルーしたものの気になっていた竹田城にした。
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駅の背後に聳える山のてっぺんが目的地。
駅前の看板には、太くしっかりと描かれた道と共に、目的地まで800mと書いてあった。これが最初の罠であった。 -
きれいに舗装されている。
これなら何とか登れそうだ。 -
勾配はかなりえらい。腿にくる。
でもまだ接地がしっかりしているからなんとかなりそう。 -
右へ。
楽しかった舗装道路は儚く終焉を迎え、ここからがデスロードの真骨頂。 -
これはどっちだ、などと迷うまでもなく登るほうなのだろうが、関係ない道がどどんと主張していて、正規ルートはこの野良猫の抜け道のような慎ましさ。
しかしサンダルで出かけなくてよかった。 -
いい塩梅で獣道と化してくる。草がサワサワ肌に触れてかゆい。
そして立ちはだかる門。
あまりにも「この先危険」「立入禁止」的空気をプンプン漂わせているので、えーここから引き返すのかよ、と一瞬絶望感に包まれるも、良く見ると注意事項は「開けたら閉めろ」の一点のみ。なんと紛らわしいウェルカムゲート。
ところで門の向こうに道らしきものが見えないのは気のせいか。 -
中盤。このあたりからもう汗が目に入って、タオルで拭いても追いつかない状態に。酒の混じった汗が呼び寄せるのか、見たこともないような大型虫軍団に終始襲われ続ける。
自分は、平坦な道ならいくらでも歩けるが、スタミナがないので登り勾配は大の苦手である。徹夜明け&二日酔いというスーパーコンディションではなおさらである。これは散歩じゃねえ。 -
そんなこんなでようやく広い場所に出、って車道あんじゃねえか!(お約束)
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気を取り直し、ましになった道をさらに登るとようやく石垣が見えてくる。
写真左下の看板には「竹田小学校 800m」というセンセーショナルな文字。こんな場所から誰が小学校を目的地に設定するんだっつーの。
きっとあの先には新たな罠が仕掛けられているに違いない。 -
視界を遮るものがなくなり、日本一の山城の全貌がもうすぐ。
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最も高い場所へは梯子を使う。
大した高さではないので景色はさほど変わらないだろうと想像がつくのに、それでも登ってしまうのは霊長類の本能としか言いようがない。カメラを石垣にガンガンぶつけながら上る。
で、予想通り、上った甲斐はあまりない。 -
竹田城の本領。
季節と時間帯によっては眼下に雲が広がって下の景色が見えず、通称通り「天空の城」になるらしい。
竹田城跡は、休憩所はおろか公衆便所や自販機なども一切なく、観光地化とは無縁であるためか人も少ない。いや単に今日人が少ないのはあちいだけだからかもしれないが。自販機を置かないという潔さは素晴らしい。 -
「本丸」とある。どう見ても数歩進めば落ちると思われる場所だが、一体どこに何が建っていたのか。
しかしそんなんどうでもいい、へばったので木陰で休もうと横になると、崖下から突如出現したクマバチの5匹編隊に襲われる。もういや。暑い。自販機はないのか自販機は。 -
佇むおっちゃん。
座ったり腹這いになったり、いろいろな角度から写真撮影をされていた。
岡山から来たという、とても穏やかそうないいおっちゃんでした。 -
石垣が高低差のある迷路を作っていて、あまりずんずん奥に行くと戻る道が一瞬わからなくなる。天守閣などなくとも、城を訪れている気分を存分に味わえる。
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石垣の上から地元の人に声をかけられ、しばらく首を上げながらの会話が続く。
地元の人と話すのは楽しい。が、こうしている間にも陽は照りつけ、私の体から水分が失われてゆく。やばい倒れる。早く話終わってくれ。 -
さんざん堪能してから駅へ戻る。帰りはもちろん車道を選ぶ。
JR竹田駅への行き先表示が指し示すは、さきほどの獣道。看板をしれっと建ててあのルートへ導こうとは、ひどい罠である。 -
車道はほどよく木陰もあって楽な道だが、やはりというかとんでもない遠回り。危うく電車に乗り遅れるところだった。
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単線は絵になる。
最近自分が線路マニアなのだと気づいてきた。すなわちタモリ派である。寸分狂わぬ平行線を何千キロも引くなんてすごいことだと思うわけである。 -
登山前に見つけていた神社。帰り際に寄ってみようと思っていたが、もうこんな階段上がれません。
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