冬の中欧周遊　−３日目・プラチスラバ

2007/12 - 2007/12

1993年にチェコから分離・独立してスロバキアの首都となった
プラチスラバ。

今回は２時間程度しか滞在できなかったのですが、
（滞在というよりチラッと寄った程度・・）
静かな、ゆったりとした雰囲気の町でした。

そんなに大きくない町だけど、歴史をたくさん感じる事の出来る
町でした。

エリア ブラチスラバ(スロバキア)

この日はチェコを出発してお隣スロバキアへ寄り、
ハンガリーへ入る行程。

スロバキアへは朝7:32発の国際列車に乗って行く為
まだ空が暗い早朝プラハ本駅へ。

駅はアール・ヌーヴォー様式の建物との事だが、
暗かった為、残念ながらちゃんと見る事が出来なかった。

駅はやはりスリが多いとの事。
ちょっとでも目を離したら荷物盗まれると
再三注意を受け、ビクビクしながら乗車。

ちなみにスーツケースは皆で協力して、
バケツリレーの要領でスリに気をつけながら
電車へ積んだ。

電車の出発が遅れる事が多いらしいが
この日は定刻に出発！

列車には食堂車があり、食事も出来ます。
シナモンティーを飲んでみました。

世界の車窓から、気分に浸ってみました。

約４時間程でスロバキア／プラチスラバへ到着！

ちなみに国境を越えてるので、もちろん車内で
パスポートチェックありました。

列車はこの後ハンガリーの方へ向かっていくとの事。

到着早々、昼食。

ローストポークを食べました。
ここでもビールを・・・

昼食をとったレストランはドナウ川沿いにありました。
昼食を早めに終え、集合時間まで写真撮ったり
黄昏たり。

１３時頃の写真ですが天気がどんより、
夕方のような感じ。

昼食後は歩いて旧市街を散策。
写真はスロバキア国立劇場（オペラ座）。

マンホールから男が！

これは通称：スカートを覗く男と言われる
オブジェ。

プラチスラバはこういった、ちょっとした遊び心満載の街。
他にも歩いていると面白いオブジェがたくさん
見れます。

この街もクリスマスマーケットが何箇所かで
開催されていました。

ここで、この時期、このプラチスラバでしか飲めない
というホットワインを飲みました。
シナモンがきいていて、体が温まりました。

ちなみに写真奥の薄い緑の建物は日本大使館。
日本の国旗が掲げられています。

一番奥に写っているのが、ミハエル門。
（このショットだと門には見えないけど・・）

旧市街のミハルスカー通りの北端にある門で
プラチスラバの中心地点だそうです。

昔の旧市街を取り囲んでいた城門のひとつ。
上部の緑色のはミハエル塔で、内部は博物館に
なっているそうです。

ハンガリー出身でヨーロッパで活躍した
ピアニスト・リストが演奏した建物に記念の
看板が。

髪型がリストの特徴をとらえてます。

ふと足元に目をやるとこういった王冠マークが
至るところに見られます。

これは、ハプスブルグ家のマリア・テレジアが
戴冠式の時に通った道に点々とあるのです。

これはどこかの建物にあったものですが、
モーツアルトが子供の時にここを訪れた記念だそうです。

聖マルティン教会。

ドナウ川に架かるスタロメストカー橋の袂にある
教会で、この街がハンガリーの都だった時代は
ハンガリー王の戴冠式がこの教会で行われた
そうです。

とある薬局の看板。

この街は情勢により言語が統一されない時期が
長くあったようで、同じ内容の言葉が３種類の言語でそれぞれ看板が掲げられてた時もあったそうで
これは当時のなごり。

旧市街の散策を終えて、バスで街のシンボル・
プラチスラバ城へ。

四角い建物で、４本の塔が延びている
プラチスラバ城。

マリア・テレジアの居城となった時期も
あるそうです。

今回は見れなかったけど、内部は博物館に
なっているそうです。

小高い丘にあるプラチスラバ城からは
ドナウ川や旧市街が見下ろせます。

駆け足で周ったプラチスラバに後ろ髪を
ひかれながらも、次の目的地・ブダペストへ向けて
バスで出発。

途中、スロバキア側とハンガリー側の国境ゲートを
通過。パスポートチェックを受けました。

バスから見た夕日。

やっぱり夕日って綺麗ですね〜

約３時間半後、３カ国目のハンガリーに到着！

夕飯へ。
ここでも生演奏付きでした。

ハンガリー料理のグヤーシュ。
パプリカを使って肉や野菜を煮込んだスープですが、
思ってたより味が薄かった・・・

また、ハンガリーはワイン産国なので、
早速ワインも一緒に。

ハンガリーの貴腐ワインが有名です。