2006/04/30 - 2006/04/30
41位(同エリア60件中)
マルオさん
車内で爆睡後、15時半にアシガバットに到着。それから2時間ほど、マイアーに連れられて少々駆け足でアシガバット市内を観光しました。待ちに待った、中央アジアの北朝鮮の中枢部へ!!(爆)
トルクメニスタンの首都アシガバットは、トルクメン語で「愛の街」という意味です(すごい名前だなー!!)。アシガバットは1948年に大地震の直撃を受け、古い町並みが殆ど消滅してしまいました。その後ソヴィエト風の都市計画が行われ、今では「トルクメンバシュ(トルクメニスタンの首領)」ニヤゾフ大統領の統治の下、豊富な天然ガスを武器に、さらに急速な発展を遂げています。
街中ではビルやマンションの建設ラッシュで、噴水も多く、砂漠の中の町とは思えないきらびやかな雰囲気でした。マイアーはアシガバットのことを「ここはトルクメニスタンのビバリーヒルズよ!」と話していました。マイアーの言う事なので、うんうんうなずきながら聞いていました…。(爆)
そしてやっぱり最大の見所は、ジョン様もマネできない(?!)、ニヤゾフ終身大統領の黄金像や、その家族や自伝までをも称賛するモニュメントの数々…!!ここで記述するまでもなく、写真を見ていただければと思います…。(^^;;
17時半、本日の手配旅行のスケジュールが全て終わり、宿に戻りました。その後短い時間でルスキーバザール、レーニン像などをぶらぶら見て周りました。ルスキーバザールの文房具店では、思わずニヤゾフグッズを色々買ってしまいました…。(爆)
見所(ツッコミどころ)の多いバシュの街には、もう1日滞在し、もっともっとツッコミどころを発見したかったのですが(爆)、明日は朝から泣く泣くメルヴ遺跡へ…(;_;)
※旅行当時ご健在だったニヤゾフ大統領はなんと2006年12月21日に急逝され、私的にはとてもショックでした…。今ではベルディムハメドフ氏が第2代トルクメニスタン大統領に就任されています。
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アシガバット市内では、このように白いマンションがぼんぼこ建てられています!一見、閑静な住宅地都市です。(^^)
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まずは、アシガバット市内を見下ろす高台にある独立記念塔へ。
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記念塔の周りには、かつてトルクメンの地を統治していた王様や英雄達の像がそびえ立っています。
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独立記念塔は世界最大の噴水モニュメントともいわれていますが、ビルから水が噴出してるだけ?!
愛知万博の、ビルの真ん中から滝が流れ落ちていた日立館に比べると、どうもパッとしない…?!(^^;; -
「中央アジアのビバリーヒルズ」を眺める、いにしえの英雄達。
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独立記念塔は市民の憩いの公園でもあり、綺麗なバラが数多く咲いていました。(^^)
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私もセレブになった気分で、ビバリーヒルズを眺める(爆)。
それにしても、アシガバットは砂漠の中の街なのに噴水の多いこと…!現在アジア・アフリカ諸国では異常気象や環境汚染による水問題が喫緊の課題であるのに、こんなに水を無駄遣いして、なんと贅沢な……?! -
独立記念塔から広場を5分ほど歩いていくと、なんと黄金のニヤゾフ大統領がそびえ立っておりました!!衛兵がぴしっと立ってバシュ様をお守りになっています…。だから黄金像を指差したり笑ったりするのは厳禁……(^^ゞ
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ここでも、ゼイタクな噴水が…。ボルヴィックの1L for 10Lプログラムじゃないけど、水資源をもっと有効に使う手立てはないんかね…??(^^;;
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もう一枚、黄金のキングギドラを従えたトルクメンバシュのサービスカット!!(爆)
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2003年に作られた、SAPARMURAT TURKMENBASHY THE GREAT'S RUHNAMA PARK(偉大なるトルクメンバシュのルーフナーマ・パーク)へ!!←もちろん、ニヤ様の事。
関●宏の東京フレンドパークのパクリかいっ?!(爆) -
ルーフナーマパークには、彼を含めた12人の家族の顕彰碑が建てられており(トルクメンでは家族の名前がそのまま12か月分の月名になってます…汗)、これは、ニヤ様自分自身への物。
小生も、リーマン生活苦節●年、そろそろ自分で自分を褒めてあげたい?!(爆) -
じゃーんじゃじゃーん♪ニヤゾフ大統領の著書・ルーフナーマ(魂の書)モニュメントのお出ましですっ!!(爆)
トルクメンではルーフナーマはコーランと同等に扱われる国民必読の書で、学校では教科書として使われています。
大学入試、公務員試験、自動車免許試験など各種試験に出題されるので、イヤでも読まざるを得ないわな…(;_;)ニヤ様の作戦勝ち?!(爆) -
横から見たルーフナーマ。これを読めば、バシュの指導の下、精神的な高みに到達でき、天国に行きやすくなるそうです。トルクメン人にとっては、地獄の沙汰もRUHNAMA次第?!(爆)
ちなみに、このモニュメントは夜8時になると開いたり閉じたりするらしい…。プラハ(チェコ)のからくり天文時計みたい。うぅ〜ん、ロマンですなぁ〜!!(^^ゞ -
愛の街・バシュの街の見事な彫刻。
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じゃじゃじゃじゃーん♪♪しばらく車を走らせると、これまた別の場所に、最も大きなバシュ様の黄金像が!!
その背後には、1日1000里を駆けたという汗血馬「アハル・テケ種」の像が…。
ここまで来ると、マイアーも半ば呆れたような表情でガイドをしてました…(笑)。 -
ニヤゾフ大統領はわが国を好き放題いじってますが(笑)、ジョン様と違って天然ガスによる利益をトルクメン国民に還元しているので(電気・ガス・水道などが無料)、彼の悪口を言う人は殆どいないそうです。
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大統領府。左の奥には永世中立の塔(バシュタワー)が見えます。(^^)
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手配旅行のラスト、永世中立の塔に到着!(※逆光の写真しかなく、あしからず…^^;;)
独立から4年後の1995年、トルクメニスタンは永世中立国になりました。永世中立国として認められた記念に、このバシュタワーが1998年に建てられました。
塔の上には、太陽に向かってクルクル回る黄金の大統領像が…。国連、こんな国をよく承認したなー。(汗)
ニヤゾフ大統領は米国に天然ガス開発の優先権を与える事で、トルクメニスタンと米国の友好関係を築き上げました。よってブッシュがニヤゾフを「独裁者」と非難する事は一切ありません…。ジョン様への態度とは大違い。
国連といい米国といい、ニヤゾフ大統領は根回しの達人だった?!(笑)
バシュタワーに登ると見晴らしが良いそうですが、あいにくエレベータが故障中で登れませんでした…残念。(涙) -
バシュタワー近辺を護衛する兵士の入れ替わりのお時間。真正面からの撮影はマズイので、後ろ姿を撮影…。
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タワーの隣には、1948年の地震復興記念モニュメントがあります。地球儀上の母と黄金の子供の像は、地震で亡くなられたニヤゾフのお母さんと、幼少期のニヤ様。
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17時半、ホテル・トルクメニスタンに戻ってきました。右手には先ほどのバシュタワーが見えます。(笑)
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歩いて10分ほどのところにある、ルスキーバザール(ロシアのバザール)へ。
さすが世界のSONY、トルクメにも進出!! -
夕方ということでお店は殆ど閉まってましたが、アルコールを売るコーナーはまだ開いてました。ロシア風のお姉さんが持っているのは、細長ーいガラスに入ったウイスキー。
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で、やっぱりあったあった!!ニヤゾフウォッカとニヤゾフコニャック(Konyagy)!(爆)
真ん中のアシガバットコニャックが色褪せて見えるのは、私だけだろうか…?(^^;; -
某知事の「どげんかせんといかん」キャラクター商品じゃないけど、ニヤゾフキャラクター商品も、品質の保証まではできかねます…??(爆)
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ルスキーバザールの文房具店にて。トルクメン絨毯をバックにした、りりしい大統領殿!!いよっ、男前っ!!(^^)
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思わずニヤ様、バシュタワー、ルーフナーマのミニポスターを大人買いしちゃいました…!!(爆)
ニヤ様キャラクターグッズ、明後日のトルクメン陸路出国時に没収されなきゃいいんだけど…。
(※荷物チェックはなく、無事お土産としてお持ち帰りできました♪) -
ついでにトルクメニスタン・ミニ国旗も購入。2007年机上カレンダーを買わなかったのがちょっと後悔…(^^;;
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フレンドリーだった店員さん達。購入したトルクメフラッグを片手に、"We love Turkmenistan!!" (^_^)b
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I love Turkmenistan, too!! (^^)
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トルクメ絨毯の柄の上に立つレーニン像。
羊ヶ丘のクラーク像に見えたのは、私だけ?!
Boys be ambitious?!
(トルクメンの少年よ、大志を抱け?!)
レーニン像の奥のほうには、かすかにニヤゾフ黄金像が…。太陽にほえろ!!(爆)
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