2008/07/15 - 2008/07/15
159位(同エリア222件中)
アリヤンさん
来たるべき夏休み「児童日中一時支援」をする施設まで一昨日、昨日と往復60KMのサイクリングを敢行。
意外とへばらなかった。
往路は早朝で比較的に涼しくそんなに疲れない。
7時間の施設での支援のお仕事(殆どボランティア)をして午後4時半頃に帰る。
帰路は夕方となり暑さもピークを過ぎているので大丈夫だろう。
毎日自転車で通う自信がついた。
今日は?
調子は良い。
天気も良い。
今日も猛暑日。
毎日同じ道では面白くない。
っと言うわけで、おとなりは滋賀県のタヌキの里:信楽に出かけることにした。
往復で70KMは確実にあるだろう。
山越えもあるので平坦に直せば80KM以上にもなるだろう。
中国大陸を一日100KMは走る事を思えば、軽い、かるい!!
(内心、一日50KMでダウンするだろう、と思っているワタクシです)
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 自転車
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さて、今日のルートを紹介。
住み処の名張市をスタート、田んぼ道を一路伊賀上野を目指します。
伊賀市の北側から国道422号線で山中を北上。
ひと山まるまる越えます。
山を越えると、朝宮茶で有名な朝宮町にでまして、もうすぐたぬきの里:信楽です。
帰りはひと山越えを避けて、山のヘリの道でモクモク・ファームのある阿山町経由で伊賀上野に帰りつく。
それから往路と全く同じ道で我が家へと帰ります。
走行距離、約80KM
ヘビーな箇所=山越え -
あいも変わらず「美しい国・ニッポン」のミドリの田んぼ群のあいだをサイクリング。
早朝6時35分スタート。 -
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近くの神戸(かんべ)神社の参道。
通るたびになんとも云われぬ風情を感じます。 -
去年の秋にはニシキ色に賑わっていた裏山、初夏の現在は蒼く萌えています。
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「慶應三丁卯歳八月○○」と書かれた道しるべ。
慶應年間といえば1865~1868年のことで「慶應三丁」=慶應3年のことならば、時代が江戸から明治に変わる前年のとし、と云うことになる。
さすが伊賀忍者の里、こんな田舎にも歴史がある。 -
イチオシ
「右 志んでん云々」とあるのは近くの「新田」地区の集落を指すのだろう。
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伊賀市あたりで服部川と滝川が合流して木津川となるが、その木津川風景。
この木津川が大和川や宇陀川などと合流して、奈良金剛山系を越えて大阪平野に流れ込み、淀川へと育っていくのだ。 -
1時間ほどで伊賀市(伊賀上野市)に到着。
名阪国道のガードをくぐって、藤堂高虎のお城として有名な伊賀上野城を目指します。 -
忍者ハットリ君の里、服部川を渡ります。
朝8時前、多くの日系ブラジル人の姿が見受けられます。
どこかの工場の制服を着たままやら、これぞ南米の情熱!むきだしの格好の女性など、、、が各工場へ歩きや自転車で出勤しています。
これでも日系?
全くのポルトガル系白人と見える人たちも結構多いです。
イヤー、こんな田舎でもサンバの雰囲気、漂っています! -
信楽へ続く国道422号線、信楽への入り口。
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入り口からひたすら上り。
みち幅は対抗1車線となりただひたすら登りばかり。
サイクリスト泣かせの上り道です。
でもフィトンチッド一杯の森林浴が出来ます。 -
イチオシ
ひとやすみ。
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新しい道路建設中です。
山ん中の国道は細いクネクネ道が多いので、最近ではバイパスのような広くて立派な道をアチコチに作っており、山間都市間のアクセスが年々良くなってきています。 -
やっと山越えを終って、信楽まであと12KM。
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新しい国道422号線に出て、さらにゆるい上り道をエンエンと行きます。
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今から冬支度。
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国道ワキの渓流ですが、コンクリで固められた渓流には涼しげな風情がありません。
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信楽町の中心まで、大変遠いんです。
信楽焼きの窯元陶器販売の看板が多く現れるのですが、まだまだあの通い帳を持ったタヌキが現れません。 -
イチオシ
路傍のほこら。
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やっと出てきました。
でも街の中心からはまだかなり離れています。 -
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最初のタヌキを見てからかなり走って、やっと信楽の街の中心に到着です。
スタートから3時間半かかっています。
でもまだ午前10時。
JR信楽駅が見えてきました。 -
イチオシ
今まで車で数回は来ていましたが、駅のワキに立っているこの大ダヌキはゆっくり見学した記憶はありません。
さすが、しがらき駅のタヌキ。
迫力あります。 -
右手に通い帳、八畳敷きの○タマ、そのヨコに公衆電話。
なぜ八畳敷き?
これは金細工の際に、タヌキの毛皮で金を延ばすとよく延びるとされていたことが原形となったもので、転じて福を呼ぶモチーフとして、庭先に飾られるようになったらしい。
(ウィキペディアから引用しました。) -
自転車を駅前に駐輪して歩いて散策。
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イチオシ
コレ、たいへん魅力的。
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これが「世界一大きなタヌキ」かな?
(どこかの看板にそう書かれてあった。) -
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「信楽産業陶器博物館」があったので入場(無料)。
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「初代狸庵作」とあるが意味がよく分かりません。
そもそも「狸庵」とはあの作家先生諸氏のことを指すのか?それともこれが信楽で作られた陶製タヌキの初代なのか?初代はこのように寝てたのか?
ワタクシは後者と思いました。(まあどっちでもエエけど) -
これこれ。
このうわぐすりが垂れているトコロ!
何ともいえぬこの深いミドリ色!
これが信楽焼きの特徴です。
(ワケの分からぬド素人の説です)
渋い伊賀焼きとは風合いが違って温かさが感じられます。
ワタクシは大好きです。 -
「貧乏徳利」
なぜか親しみが湧きます、この言葉。
江戸、明治時代の骨董品コーナーです。
なぜか昔の「三匹の侍」(丹波哲郎主役、平幹二郎、長門勇の三匹の侍)を思い出しました。
そう、あの三匹の誰かがよくぶら下げていた徳利ではないか!? -
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室町時代のものもある。
ここ信楽の土は良いらしく、陶芸が趣味で玄人はだしの親戚のひとは、ここ信楽まで土を買いに来るらしい。 -
駅前の橋の上にあった陶板の一つ。
ワタクシのお気に入りです。 -
散策を終えて昼前11時。
ハラが減った。
駅前、大ダヌキの裏側にこうした陶器のテーブルと椅子があります。
ここで、持参のオニギリとお茶で、早めのお昼ごはんを食べました。 -
帰路は山越えを避けて大回りの道を選んで走行。
途中、スコールに会いずぶぬれになった。
ぬれ始めはイヤだが、ずぶ濡れになればなったで、返って気持ちが良いものです。
でもクツがずくずくになるのは気持ちが悪い。
伊賀上野の田んぼん中の農道で発見!
あわれ、「タヌキどん」が自動車に轢かれ討ち死に。
人間は化石燃料を掘り、それを毎日の糧にあてて生活をして、地球自然の一部である動物をかように殺している。
地球を食べながら暮らしているのです。
「天にツバする」行為をやっている人間は、いずれはそのツバが自分に返ってきて滅びるでしょう。
地球40数億年の歴史上、自分で自分の首を絞めて滅びる生物は人間以外にはいないでしょう。
そんなことを思いながらひたすらペダルを踏んでいました。 -
我が家に帰り着きシャワー浴びてすっきりしたところ、またスコールが。
激しい雨、風、が汚れた空気を洗い流してくれました。
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この旅行記へのコメント (2)
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- nakamasananiwaさん 2008/08/07 03:51:39
- はじめまして
- 毎度おおきに
nakamasananiwa
と申します。
ご訪問感謝です。
ええですねー、自転車大好きでした。
小学校の頃大阪に住んでまして、赤ベスト部隊とかって友達とつるんであちこちサイクリングいったの、たのしかったなー。みんな夏でもがまんして赤ベスト着てました、プフッ
こういう田園風景も大好きです。こういうとこにはかならず鎮守の森みたいなのがあって、くわがたやカブトムシいてるんですよねー、なつかしーなー。
色々昔のこと思い出させていただきました、おおきにです。
これからじっくり楽しませていただきます。
それでは
- アリヤンさん からの返信 2008/08/07 10:28:38
- RE: はじめまして
- nakamasananiwaさん
本物のいなかの風景はキョウビ、中々みられなくなったこの頃です。
nakamasananiwaさんもお気づきかと思いますが、本物にちかい姿が東南アジアと中国の田舎に時々あります。
だからワタクシは行って見たいわけです。
先日も古い座頭市の映画(若山富三郎主演)を見ていてラオスのルアンナムターの少数民族村に続く道とそっくりな場面をみて喜んでいました。
映画の中でも古い、ふる〜い映画でないと本物の田舎の風景は見られなくなりました。
年寄りのノスタルジーといえばそうなんですが、小生、昔から「兎追いしあの山、小鮒釣りし彼の川」の田舎が大好きでした。
日本はここまで先進国となったのだからこれからはあの「ふるさと」を取り戻しヒューマン・ビーイングが本当に人間らしく生活ができる本当の先進国となるための努力をしたほうがエエ!っと勝手に思っているのです。
ってなたいそうなことを云うとりますけど、nnakamasananiwaさんの住んで居られるシンガ、マレーシア?は年中暖かくてエエとこですね。サイト訪問して久しぶりにマレーシアに行きとうなりました。ゆっくりするには中々魅力的なトコですなあ。
では、また。
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