2008/06/27 - 2008/06/28
189位(同エリア387件中)
びんぞうさん
[この旅行記はライン川クルーズとロマンチック街道を巡る旅行記の9/9、ヴュルツブルク編です]
1週間ロマンチック街道をゆっくり巡る旅もいよいよ最後の滞在地、ヴュルツブルクです。
最後の都市ですが、ロマンチック街道の起点となる都市です。最後に近い場所にいれるようにと、この日程となりました。
ヴュルツブルク。マイン川沿いの町は丘の上のマリーエンべルク要塞、マイン川にかかるアルテ・マイン橋、大聖堂など歴史ある建物と現代の町とがマッチしたとても素敵な町でした。
日本で有名なシーボルトさんもここの生まれ。レントゲン写真のレントゲンさんもここのヴュルツブルク大学でX線を発見して第1回ノーベル物理学賞を受賞したそうです。そんな学園都市でもあります。
またフランケン地方の中心都市ということで、フランケンワインは欠かせません。ワイン好き、いや酒好きにはたまらないロケーションでした。
ではそんなヴュルツブルクの旅行記へ・・・
*宿泊したホテル:マリティム
http://www.maritim.de/typo3/english/home/home.html
*移動:
?ディンケルスビュール→ヴュルツブルク:ヨーロッパ・バス
http://www.touring.de/Eurolines-Germany-Deutsche-Touring.2.0.html?&L=1
?ヴュルツブルク→フランクフルト空港:DB(ICE利用)
http://www.bahn.de/p/view/index.shtml
?フランクフルト→成田空港:ANA
https://www.ana.co.jp/asw/index.jsp
*****ドイツだけの1人&あとから2人の旅の日程*******
?成田発 リューデスハイム泊(1人旅)
?ライン川クルーズ ケルン泊(1人旅)
?フランクフルト観光 フランクフルト泊(以降2人旅)
?ローテンブクク観光 ローテンブルク泊
?アウスクブルク観光 アウクスブルク泊
?フュッセン観光 フュッセン泊
?ホーエンシュヴァンガウ観光 ホーエンシュヴァンガウ泊
?ディンケルスビュール観光 ディンケルスビュール泊
?ヴュルツブルク観光 ヴュルツブルク泊
??ヴュルツブルク→ 成田 機内泊
- 交通手段
- 高速・路線バス
- 航空会社
- ANA
PR
-
[この旅行記は以下のディンケルスビュール旅行記続きです]
http://4travel.jp/traveler/onon/album/10254903/
ディンケルスビュールを15:30に出発したバスは、16:30少し前にローテンブルク到着。
ここで30分休憩し、ヴュルツブルクに向けて出発です。
pm3:30→pm6:00(ヴュルツブルク)
EUR23.00/1人 -
途中立ち寄った町です。
教会の解説を往路復路とも運転手さんがしてくれました。 -
ローテンブルクで30分の休憩
4日ぶりのローテンブルクです。今日ローテンブルクはいい天気(^^)
30分なので市庁舎前の広場に座ってボーっとしてました。 -
途中、自転車でツーリングしている人たちをおろすために迂回して通った町です。
フランケンワインが有名な小さい町でした。 -
pm6:00 ヴュルツブルク到着!
フレンドリーで超お気に入りになったイタリアン(通称)がホテルの目の前でヨーロッパバスを止めてくれました。
超感謝です!
ヴュルツブルクの宿泊はマリティムです。
ビジネスマンの宿泊者が多いホテルでした。 -
ホテルのロビーです。
男女ともスーツ姿のビジネスマンが多く、ラフな姿なびんぞう一家はちょっと浮き気味・・・・ -
直ぐにチェックイン
ビュルツブルクに近づき、マリーエンベルク要塞を車窓から写真を撮っていると、イタリアンが「マリティムからだと部屋から見えるよ」と言っていた通り、部屋からはマリーエンベルク要塞とマイン側が見えました。
+小さいバルコニーがあったのでじっくり景色を見れました(^^) -
ホテルの部屋
キーはカードキーでなかったことから心配になりましたが、お部屋はまずまずです。
青い床の絨毯もシミが一切なくてとても清潔な感じがしました。 -
ベッドはこれまで泊まったホテル同様です。
EUR121.00/room inc tax . advance purchase price. -
■■部屋の主な設備等■■
・スリッパ:×
・日本のプラグ対応コンセント:×
・100V対応のシェーバープラグ:×
・日本人スタッフ:×
・設備の新しさ:○
・シャワーブース:×
・ターンダウンサービス:×
・無料の水:×
・部屋からの景色:◎
・スタッフサービス:○
・主な宿泊者:欧米人ビジネスマン -
部屋のバルコニーからの景色です。
-
同じくホテルの部屋から。
マリーエンベルク要塞とマイン川。
路面電車の停留所も近くにあって便利。 -
ホテルから直ぐなのでまずはマイン川に出て散歩
この日はクルーズは全て終わってましたが、クルーズ船も2か所から出てました。 -
マリーエンベルク要塞も近くに見えてきました。
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古いクレーン
宮殿建築家の息子によって建てられ、昔は船の荷揚げに使われていた建物。
川沿いのビュルツブルク市の名物。 -
古いクレーンにある像
現役で使っていたクレーンにこんな像まで加えるなんて凄いですね。 -
アルテ・マイン橋が見えてきました。
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アルテ・マイン橋
12体の聖人像が建っているのが印象的。
ロマネスク様式の跡地に1473年から1543年にかけて建てられ橋。 -
橋の麓にはいい雰囲気のレストランが・・・
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超ナイスビューな感じに入ってみたかったのですが、待っている人が沢山いる状態なので、あきらめ・・・
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聖人像とマリーエンベルク要塞
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アルテ・マイン橋から見た大聖堂
中世を感じさせる雰囲気の建物が続いていきます。 -
市庁舎
12世紀に建てられた塔は市庁舎の一番古い部分。 -
ヴュルツブルクの町も第二次世界対戦では、写真のように壊滅的に破壊されたようです。
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市庁舎前の噴水
市庁舎前ではビールフェスティバルみたいな露店がたくさん出てました。 -
市庁舎前の通りの噴水
面白い姿に思わず撮っちゃいました(^^) -
ザンクト・キリアン大聖堂
ドイツで四番目に大きなロマネスク様式の教会。
内装の主要部分は第二次大戦の爆撃から免れているそうです。
この日はもう閉まってましたが、翌日訪れた時の写真を以下に掲載してます。 -
大聖堂に入りました。
都会の中でとても静かな空間。 -
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天才彫刻家と言われているリーメンシュナイダーが作ったルドルフ・フォン・シェレーンベルグ領主教の墓碑。
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ビュルツブルク司教区の美術館
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ノイミュンスター教会
11世紀に建てられたロマネスク様式の建物。
赤い砂岩の正面と丸屋根は18世紀に改築された部分だそうです。
教会内は現在は改装中のため入れませんでした。 -
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ファンケルハウス
一階はインフォメーションセンターになってます。 -
町で見つけた像
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大司教の像でしょうかね。
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アウグスティーナー教会
宮殿建築家バルタザール・ノイマンにより、ゴシック様式の聖歌隊席にバロック様式の長堂が組み合わされています。 -
シュティフト・ハルク教会
イタリア人建築家べトリーニの設計によって建てられたフランケン地方初の大きなバロック様式教会 -
パン屋さんにはプレッツェルの看板!
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せっかくなのでフランケン・ワインを飲もうとワインケラーが直接経営しているお店に・・
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猿がワインを飲むすがたが、ここのシンボル。
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レバー
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ヴァイスヴルスト
というよりも、右の白ワインが美味しかったです(^^) -
スモークサーモンとポテト
スモークは結構きつめ。 -
またまた、食事中に笛の音。
ビュルツブルクの町でも夜警のイベントがあるようです。
ふと外を見に行くとこのレストラン?の解説のようなものをしてました。 -
猿がワインを飲む姿が可愛かったので、写真撮っちゃいました。
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最後の夕暮れのマイン川沿いを散歩してホテルへ
徐々に雲も少なくなり綺麗な景色。 -
夕暮れのマイン川のほとりでいい雰囲気?
語り合っているカップル! -
どこか見たことがある旗が、まさかと思ってよく見ると、日の丸の旗が橋にありました。
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最後はホテルのバルコニーから、ライトアップされたマリーエンベルク要塞。
これで今日も終わりです。
ZZZZZZZzzzzzzz........... -
翌朝、ホテルの部屋から外をのぞくと写真のように雲の少なめ・・・
最後まで天候に恵まれました。
神様ありがとう。 -
マリティムすぐ隣のトラム乗り場
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他の町と同じように自動販売機でチケットを購入します。
ヴュルツブルクはゾーンが一つなので、観光客にはわかりやすかったです。 -
何か動物がと思っていると、野兎がいました。
本当です、イタチやリスでなくて、本当にウサギでした。 -
5分くらい待ってトラムが来ました。
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トラムの中。
朝も早いので人もまばら。 -
ヴュルツブルク駅前のパン屋さんで朝食
-
マルクト広場
正面は聖マリア礼拝堂
1377年から1480年にわたって建てられた後期ゴシックのホール式教会建築。 -
マルクト広場
朝はここでたくさんのお店が出てました。
(写真は前日夕方のものです) -
マルクト広場の朝市
さくらんぼがとても大きくて美味しそうでした。 -
食虫植物
既に何匹か捕まってました。ちょと怖い感じ。 -
聖マリア礼拝堂の中に入りました。
ステンドガラスが綺麗な明るい教会でした。 -
世界遺産のレジデンツの前まで来ました。
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信号待ちしていると、ヨーロッパバスが来ました。
運転手さんは昨日お世話になったイタリアン!
凄い偶然に超ビックリ!
イタリアンも私達に気付いたみたいで、お互い大きく手を振って見送りました。
写真にも最後のヨーロッパバスの姿が・・・ -
レジデンツ
中は写真撮影禁止でした。
天井のフレスコ画は世界最大のものだそうです。 -
レジデンツに付属するホーフ教会
この教会もティエポロの祭壇絵があります。 -
レジデンツの庭園
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綺麗にカットされた庭園の木
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綺麗にカットされた木には、写真のような像が・・
妙に自然とマッチしてました。 -
庭園から見たレジデンツ
1720年 時のヨハン・フィリップ・フォン・シェーンボルン司教が政治の安定から、高台にあるマリーエンベルク要塞にいる必要がなくなり、というかもっと豪華なところに住みたくなったのか、市内に新しい城を建てたのがレジデンツです。
以降、司教の住居だったそうです。 -
レジデンツを出て直ぐ前の通りでジェラートを・・
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ノイミュンスター教会の裏庭・・
謂れはわかりませんが、この光景色々なパンフレットに載っていたので、歴史的なものと思います。 -
マリーエンベルク要塞へのアクセスはレジデンツの前から要塞行きのバスが出てますので、とても便利です。
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20分ぐらいで要塞に到着します。
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マリーエンベルク要塞に着きました。
まずは門をくぐって・・ -
マリーエンベルク要塞
第二次世界対戦による爆撃で破壊され、忠実に復元されたようです。 -
シェーレンベルク門
現在の要塞が建てられたのが1201年、以来1719年まで歴代司教が住んでいたそうです。 -
正面は聖母マリア教会。
右に見えるのが主塔(ベルクフリート) -
聖母マリア教会
要塞内で最古の建物で8世紀初頭の建築物だそうです。 -
フェルステン教会横の展望台?
その先には絶景・・ -
ビュルツブルクの町が一望できて絶景でした(^^)
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ヴュルツブルクの町
大聖堂も見えます -
レジデンツの全景もバッチリ!
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要塞の直ぐ下はブドウ畑。
さすがフランケンワインの産地ですね。 -
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フェルステン庭園
写真にような小さい庭園が・・ -
要塞のなかで歴史ありそうな雰囲気だったので、撮ってみました。
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ケッペレ
宮殿建築家バルタザール・ノイマンの設計によって1748年より建設されたバロック様式の巡礼教会。 -
昼食はワインケラーのビュルガーシュピタールに来ました。
このワインケラーには誰もが気軽に訪れられるレストランがあります。 -
ビュルガーシュピタールの入り口。
こちらの入り口は凄くわかりずらい。中庭側は看板も出ていてすぐかわると思います。 -
ビュルガーシュピタールのレストランの中庭
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外は雨が降りそうな感じがあったので中で。
フランケンワイン -
ソーセージとフランケンワイン
最後なので、これぞドイツといった組み合わせ。 -
レントゲン博物館もある通り
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フェリー乗り場
1時間に1本の頻度で出航してました。 -
帰りの時間も近かったので、クルーズ船は見送りのみとなりました(.,)
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ヴュルツブルク駅
ICEでフランクフルト空港まで直行できます。
自動券売機でもICEのチケットは購入できます。カウンターで買う場合は結構混みますので、前日とかに買っておくのをおすすめします。 -
ICEを待っている間、反対側のホームの電車
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ICEが到着。ほぼ時間通りに到着しました。
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ICEは日本のように自由席車両と指定席車両が別になっておらず、リザーブされている場合には席の上の予約区間が表示されてます。
表示がない場合または予約区間外は自由に座ることができます。
2等でしたがシートピッチは十分でした(ピッチは日本の新幹線N700系の方が広い)。
シートの幅が普通車両では日本のN700系よりもICE2等の方がはるかに広かったです。 -
小麦畑?穀倉地帯が続くのどかな雰囲気(ICE車窓から)
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オレンジ色屋根のいい雰囲気の町(ICE車窓から)
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空港の駅 Flughafen Fernbahnhof 到着
最終駅でないので降り遅れないように注意しないといけないですね。 -
出発まではルフトハンザ航空のFクラスラウンジで。
☆GメンバーはFクラスラウンジへのアクセスが可能でした。 -
ラウンジの正面にはANAの機体
何か日本にもう帰ったかのような安心感。 -
ラウンジではソーセージを食べることも可能でした。
-
出発時間。GATEに来ると凄い人だかり。
操縦席のシートベルトを交換する必要があるみたいで,
Delay(.,) -
Flightがdelayになったので、ラウンジでシャーを浴びて・・ゆっくり。。
すると、NH便の乗客は直ぐGATEに集まるようにとのアナウンス。
慌ててもどっちゃいました。どうやら予定よりも早く出発できるよう。 -
日本への11時間のフライトはお気に入りの2階のCクラス。
パイロットさんのシートベルトもバッチリきまり無事出発! -
まずはドイツワインで乾杯!
-
Returnの食事は和食をチョイス!
ちょっとイマイチ(.,) -
デザートのパフェ (^^)
-
最後の軽食は洋食をチョイス
-
いよいよ日本上空・・
明日から仕事で大変ですが、今回はCクラスだったのでゆっくり熟睡できました。
振り返るとあっという間のドイツ旅行でした。
余談ですが、ドイツはヨーロッパの他都市と比較して、食事代が安くて、お財布の心配せずに楽しむこともできましたよ(^^)
===終わりです===
超長〜くなってしまった旅行記。最後までお付き合いいただきありがとうございます。
(ダンケ・シェーン)
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この旅行記へのコメント (2)
-
- Cathy_Kさん 2010/04/15 11:24:55
- 素敵♪
- ヴュルツブルク
今度ぜひ行ってみたいところです
びんぞうさんの旅行記を拝見し、ますます行きたくなりました
川越しに見えるマリエンベルク要塞、語り合うカップル。
写真のどこを見ても近代的なものに邪魔をされていない
風景にとても興味をそそられます
ここからロマンチックが続くんですね〜
またお邪魔させていただきます
- びんぞうさん からの返信 2010/04/25 11:05:22
- RE: 素敵♪
- Cathy_Kさん
メッセージありがとうございます!
ヴュルツブルク、ほんとうに素敵な街です。
近代的なところと歴史ある建物がうまく調和していて、不思議な街です。
写真にもある、橋の麓にはあるいい雰囲気のレストランに
行けばよかったと、いまでも後悔しています。。
Cathy_Kさんもし行けたら立ち寄ってみてください!
ワインの美味しい街なので、きっと美味しいワインが飲めるはず??です。
びんぞう
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