北米・欧州１４日間　(リュブリャナ)

2008/06/12 - 2008/06/13

十二日目　６月１２日

8：00、トリエステの街を後にリュブリャナへ向かう。
トリエステの街を離れると、国境付近は山岳風景となる。今日は生憎雨が降っているが、晴れていれば、きれいな眺望が見られるのかもしれない。北上し陸路でスロヴェニアへ。国境付近には、スロヴェニアがEU加盟国となる前の名残と思われる検問所があったが人はおらず、フリーパスだ。こういった体験は島国日本ではなかなか体験できない。

イタリア人SEはガソリン価格に驚いている。イタリアでは、リッター1.5ユーロ以上したが、スロヴェニアでは、1.1〜1.2ユーロ程度だった。

散々道に迷ったものの、無事顧客サイトに到着。打ち合わせをこなし、今度は、ホテルを探す。顧客サイトを探すのとは対照的にあっさりと見つかった。イタリア人SEとはここでお別れ。

リュブリャナで宿泊するホテルAustria Trend Ljubljana Hotelはすばらしいホテルだ。この出張でもっとも部屋が広い。大きなソファーや仕事机も完備されている。リュブリャナ中心部からはちょっと遠いが、こういった部屋を持ったら仕事もはかどるだろう。

昼食を摂るため、13：30にロビーで待ち合わせ。

ホテル周辺では、一軒だけレストランは発見できた。中の様子がわからず、ジーンズにはき替えた自分を受け入れてくれるか、やや緊張したが問題なかった。

ここのウェイトレスのオバサンもあまり英語は達者ではなさそうだったが、アジアからの珍しい客に色々アドバイスしてくれた。スロヴェニアビールUnion Beerとお勧めのスロヴェニア料理を食す。 出された料理の名前は思い出せないが、いかにも家庭料理といった雰囲気だ。

食事後、ダウンタウン・リュブリャナへ行くことにする。ホテルからは、無料のシャトルが出ているようだが、17：00まで待たないといけない。ダウンタウンまでは、4kmくらいあるが、時間がもったいないので、無料バスの時間まで待たずに歩いてゆくことにする。

雨模様のため、ホテルから直結した地下のスーパー、MERCATORで折りたたみ傘(3.56ユーロ)を調達し、15：45頃、ホテル前の通り、Dunajska cestaをダウンタウン方向へ向かう。

雨に降られつつも約30分でリュブリャナ駅に到着。リュブリャナ駅からはさらに南へ、プレシェーレノフ広場を目指す。この広場は、リュブリャナでも有名な場所なのか、かなりの人がいた。フランシスコ会教会や三本橋を見てまわる。しかし雰囲気のいいところだ。天候はあまりパッとしないがオープンテラスカフェでは、地元民や観光客がエスプレッソやビールを飲みながら談笑している。

その後、プレチニクの作品、竜の橋を見て、リュブリャナ城へ。ここはリュブリャナの街を一望できる小高い丘の上に立つ。歩いても登れるが、時間が限られているので、3ユーロ払ってケーブルカー利用とする。城に着き、さらに城のてっぺんまで登るには3.5ユーロ払う必要がある。迷わず、てっぺんへ。 メタボ気味の体にはややきつい螺旋階段を登ると、リュブリャナの街を一望だ。生憎の天候のため、アルプスの山並みは見られなかったが、オレンジ屋根の家々が並ぶ、いかにもヨーロッパの街並みを見ることができた。なかなか去りがたく、20分くらいぼぉーっとする。この城では、30分おきにリュブリャナ城の歴史を見せる映像を流している。翻訳機とヘッドフォン、それに立体的に見せるめがねなども配られる。案の定、翻訳機には日本語ヴァージョンは無し。英語翻訳で聞くが、疲れも溜まっており、半分くらいうとうとしてしまった。

城から下りて、リュブリャニツァ川沿いの旧市街を散策。相変わらずたくさんの人がオープンテラスカフェで、思い思いのひと時を楽しんでいるようだ。

昼食が遅かったため、夕食は摂らず、どこか近くのオープンテラスカフェでアルコールを引っ掛けるだけにする。EURO2008で隣国クロアチアvsドイツの試合が放映されているところをに陣取り、リラックス。スロヴェニアビールUnion Beerの飲みつつ、試合を観戦。クロアチアが２点目を入れたところで、大歓声。こういった体験をしてしまうと、今回のユーロ2008ではいきおいクロアチアを応援してしまうことになりそうだ。その後、もう一つのスロヴェニアビールZlatorogを堪能し、20：00頃、Kongresni treg発の無料シャトルでホテルに戻る。

エリア リュブリャナ(スロベニア)

リュブリャナで宿泊したAustria Trend Ljubljana Hotel。部屋はかなり広く、無線インターネット接続も無料です。

リュブリャナ中心部からはちょっと遠いですが、Kongresni tregを結ぶ無料シャトルが朝夕数本出ています。

左の高いビルが宿泊したAustria Trend Ljubljana Hotel

ホテルにはカジノが併設されています。

昼食を摂ったレストランRestavracija Sofra。
ホテルからは道路をはさんで徒歩数分です。

打合せはすべて終了したので、昼間からスロヴェニアビールUnion Beerを飲むことにします。

まずはサラダ

スロヴェニア語は全く分からないので、ウエイトレスのおばさんにおすすめを聞いてオーダ。こちらはビーフ。名前は覚えられませんでした。

こちらはチキン。スロヴェニアの家庭料理っぽい感じです。

ホテル発の無料のシャトルもありましたが、時間がもったいないので、歩いてダウンタウンへ。
ホテルから約30分でリュブリャナ駅に着きました。

さらに歩いて、プレシェーレノフ広場へ。
この広場には、たくさんの人がいました。フランシスコ会教会や三本橋トロモストウイエを見てまわります。

おなじみプレチニク竜の橋

リュブリャナ城へは３ユーロ払ってケーブルカーで登ることにします。

さらに城のてっぺんまで登るには3.5ユーロ払います。リュブリャナ街並みを眺めたいので迷わずてっぺんへ。

リュブリャナ城からの眺め。
オレンジ色の屋根の並びがいかにもヨーロッパです。

リュブリャニツァ川沿いには、雰囲気の良いオープンテラスカフェが並びます。

オープンテラスカフェで一休みしました。
スロヴェニアビールを飲みながら、EURO2008のクロアチアvsドイツ戦を観戦しました。

リュブリャナ市街からもリュブリャナ城が見えます。

十三日目　６月１３日

今日は日本へ帰るだけ。
ホテルからリュブリャナ空港へはタクシーで約30分。40ユーロ。
フランクフルト経由での帰国となります。
フランクフルトまでは、スロヴェニア国営航空会社のアドリア航空。