2000/06/02 - 2000/06/02
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oiwasanさん
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< Ireland に牧場を買う英国人 > Fishguard (June 02)
ドンヨリとしたというよりは、寒々とした海峡を越えて Fishguardの港に入った。 英国へは何度も来ているが、オカシナ方角からの"ご入国"だ。 昔見た風景のカケラでもないかと興味津々と, Walesの陸地を見まわすが、そんなワケはない。 初めて来た英国が、この先の Port Talbotの製鉄所で、Londonからの列車の一人旅であったことなどが、頭をかすめる。 かなり緊張していたためか、冬の寒さが身にしみた思いがある。
久しぶりの英国には悪いが、Fishguardの印象は昭和30年台の後半に訪れた稚内の利尻・礼文連絡船乗り場を思い出させた。 はるばる来たぜ北の果てという感情と、室蘭の製鉄所に就職していよいよ一人立ちしつつある青春の意気込みが混ざり合った思い出のヒトコマが重なる。 それからの日本の経済成長の担い手の一人が、今ここに立っているという感傷。
腹も減ってきたので、昼飯をと考えるも、プラットフォームの脇にある売店しか見当たらない。 またしても、あの稚内を思い出す。
廻りの人たちの真似をして、サンドウイッチとスープを。 なんとスープはちょうど最後の二人前がやっととれたという幸運。 かろうじて暖かいものを手にいれ、これからの英国旅行への漠然とした不安で冷えきっていた気持ちを持ち直す。 相棒はスープの味などに文句をつけて、それなりに元気がいいところを見せているのが救いか?
まだまだ列車到着までの時間がたっぷり。 空腹もおさまったので、列車運行表示を眺めながら、今後の計画を確認する。 デップリとして、どことなく気の良さそうな男がいたので、話し掛ける。 Walesの住人で、Irelandへは牧場を見に行ってきたとのこと。牧草が良くて、経営がラクそうだし、第一気候が良いので移住しようと考えているとのこと。 よそ者には英国の方が良さそうに見えるが、そんなこともあるのかと、今まで散々見てきた広々とした牧場を思い浮かべる。
やっと列車が来た。 大きなバッグによろけながら乗りこむ。 一つ前の席に東洋系の若い二人連れを認める。 聞き耳をたてていると中国語だ。 彼らは通路をはさんだ向こう側の西洋人とも普通の会話をしており、英国には長く住んでいるように落ち着いている。
それとはなしに、背中越しにのぞきこむと、列車の時刻表を見ている。 「ニーハオ」と話し掛けてそれを借りる。 二人とも、ノーブルな感じのする中国人だ。 留学中とのこと。 今回は、Wales地方を周遊中で、Cardiffから山の中を北上する予定。 当方の旅行の話なども含めて話が弾んだ。 「グループ旅行する日本人しか見たことがなかった」と、珍しがられた。 何とも返事のしようがなかった。
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