2007/12/05 - 2007/12/08
226位(同エリア359件中)
タピラピさん
2007年12月5日。
デリーからビーマンバングラデシュ航空でバンコクに向かう日でした。
予定では、15:45デリー発→ダッカ到着後一泊して翌日11:45ダッカ発→15:00バンコク着
でした。あくまで予定だってことは、
行きの飛行機で22時発が朝4時まで飛ばなかったっていう事実からも察することできたんですが、
今回のこれは、わたしの想像を超えるものでした・・・。
憎い・・・、ビーマンが憎い!!
(12月5日のデリーの朝からの記録です。)
- 航空会社
- ビーマンバングラディシュ航空
-
ジャイサルから20時間かけてデリー到着。
体調が絶不調でめまいがするほど。
駅ついてニューデリー駅やと思ってたら、オールドデリー駅やったという、ありがたくないオチ。
どうりで地図と違うわけだわ。
ラジャスターン方面からの汽車はオールドデリーに着くらしい。(※推測)
しょうがないからサイクルリクシャでメインバザールへ。 -
体調不良時のデリーはまったくやさしくない。。
大量の排気ガスと人ごみと喧騒で、ぐったり・・。
乗る前に交渉して40Rsで成立で乗ったものの、
結構な距離があったから60Rsくらい払おうかな、と思って着いたら普通に「100Rs」って言う。てめえ・・・。
チッ!と速攻火を噴いて「ハ!?NO!!」連発。
ほんとぬかりない、この人たち。
確かに遠かったんだけど、でもこのおじさん勝手に途中で道間違えたんだよね。
なのに、「すごい漕いだじゃん!」的なことを延々言ってくる。
そんなの知ったこっちゃねえぜ!としばらく言い合いして結局60Rsで折れる。
フン!ばかやろう。
こういうのばっか。しつこいですが、体調不良時のこのやりとりほどしんどいものはない。
写真は朝のメインバザール。朝は比較的人が少ないけど昼過ぎからめちゃんこ人が多い。 -
デリーで泊まったのはDOWNTOWNというゲストハウス。
250Rsでテレビ付。窓あるけどすぐ建物だから暗かった。
シャワーは水のみなんで、ボーイにお湯をくんでもらった。この季節、水は確実に風邪を引きます。
メインバザールでは、有名な「オクラ丼」を食るのがわたしの任務だったので、複雑な小道を行きようやくNAVRANG発見。
頼んだらあっさり「今日はないよ。」って・・。あらまー。
しょうがないので違うところ入りました。
写真は、そのレストランから見たメインバザールの様子。 -
翌日、ネット屋に寄ってから出発。ネット代 15Rs/H。やっすい!
昼になってからメインバザールを出て空港へ向かう。
歩き方によると、プリペードオートリクシャがニューデリー駅からあって、
それが90Rsで行くって書いてあったんでそれを使うことに。
(ちなみにデリー写真がおそらく10枚もない。すべて体調不良による。)
駅つくと、さっそくバカどもが寄ってきて「オートリクシャ250Rs」とか。
旅行者を狙うぼったくりリクシャが多数いて、とてつもなくうっとおしい。
「アホ!」「あっちいけ!」と歩きながら連発するも、ずーーーーーーっとしつこくついてくる。
インドのこういう類はほんとーーーーにしつこかった。
「リクシャは空港の出入りが禁止になって行けないよ」とか「外国人はあのプリペイドのは使えないよ」とか、もうウソつき放題。
バカかっ、って。
「散って!」と罵声を浴びつつ、ようやくプリペイドの小屋を発見。告げたら「125Rs」って言う。
え!って。高いけど、小屋の中の人が言うならしょうがないと、ぴったりなかったんで150Rs渡した。
(ちなみに、この時点でもまだバカどもが横から手を引っ張って買わさせないようにする。死ぬ。。)
150Rs渡して返ってきたお金が10Rs札1枚。
あれ?わたし50Rs札を間違えて出した?と思って財布見るも、明らかに100Rs札と50Rs札出してんだよね。
抗議しようとしたら追加で15Rs返してきた。
何かわたしが意思疎通できてなかったのか、もしくはカウンターの野郎がごまかそうとしたのか。確率は20/80です。疲れる・・・。
チケット買うと写真の紙がもらえて、外にいるおじさんにそれを渡すとオートリクシャを捕まえてくれる。・・・んだけど、最初にいた客引きがそれを取ろうとしてくんだよね・・。で、全然違うところ連れていこうとしたり、いまだに「じゃあ200Rsでいいよ」とか言ってきたり・・・。
すっごい根性。まともに働け。
最初、チケット買ってからどうすればわかんなかったから小屋でもっかい聞いたら、その係りのおじさんを教えてくれて、どうにか無事乗車。
待ってる間もわたしに来たオートリクシャを横取りしようとする輩とかもいて、ほんと負けられん。
1時間弱で空港到着。生きるの必死。 -
1時間弱で空港到着。
13:45。出発の2時間前になったんでカウンター行ったら・・・・・。
はい、出ました。15:45発→DELAYED22:15。
これまた、どんだけーーーー・・・って。
6時間半の遅延。昼の1時の時点で夜10時に。死ぬ・・。
しかしこればっかりはどうしようもない。
ミール券もらったけどお腹すいてないし、シートに座って黙々と歩き方を見てたら夕方に係りの人がきて「食べてこい」って。
どこの国の人なのか分からない3人もわたしについてくる。
英語が全然わかんないらしく、ひたすら私についてくるわけ。人にききながらレストラン到着。
券を渡したら、サンドイッチとパイとマフィンにオレンジジュースくれた。
オレンジジュース、まずっ!なんか甘しょっぱい。
コーラを追加で頼んで、お金払おうとしたらタダだった。ラッキ。
時間がどうにか経ち、19時ごろにカウンターへ向かいました。
写真は全然関係ないデリーの町。 -
カウンターにはすでに並んでる人がいて、そのまま並ぶ。
そして、ここはインド。
どういう根拠があってそういうことをしてんのか、ふざけたインド人が前の方で横入りしまくっとんのよ。
並ぶってことを知らないやつ多すぎ。汽車のチケット買うときも堂々と横入りしてきてたし。
あんなことされたらいつまで経ってもチケット買えん。
でもみんな黙ってたり。どうして!?
今回も私の左側から、後からきたインド野郎が私の前に普通に入ろうとしてきて。
しかもやつら6人くらいいてさ、こんなの入れたらいつまで経っても終わらん。
全神経を集中させ、人が動くためにカートをガッ!と入れて阻止!
激しい攻防戦を制し、チケットを渡したら、「カバンのセキュリティチェック受けて出直して。」と。
イタタタタ・・・・・・。
なんだったの、あの戦いは。
結局列を並び直したんだけど、また別の野郎が私の前にシレーーーっとスライドして横入りしようとする。
それも熱い攻防があり、一難去ってまた一難のごとく次々の敵が現れ、最後には私の前の人が終わる前の段階からパスポートをカウンターへ。
これで無事に次の順番を勝ち取る、という大変無駄な労力をインドでは必要になります。
そして。
ようやく中に入り、10時になってもビーマンは全く搭乗ゲートさえ表示されない。
まあ、遅れるのはこの時点で分かるけど出発時間になってモニターに出た数字は「1:00」(※写真のやつ。)さらに3時間遅延追加。昼の1時からいるのに・・。
出たー!ビーマンフィーバー再び。
その後、
AM12:30 いまだゲートの表示されず。
AM1:00 いまだになし。出発時間過ぎたのに。
AM1:30 ようやくゲート「4」という表示が。
AM2:15 搭乗開始
AM3:30 離陸
ちなみにこのとき、日本からの人はわたしだけ。あとロシア人らしき人が2人。あとはインド人かバングラデシュ人かわかりませんが、その人たちだった。
結局12時間のディレイ。
死ぬ。
ビーマンフィーバーはこれで終わりませんでした・・・ -
朝の5時ごろダッカ到着。すでにこの時点で24時間完徹。
予定では、この日の朝11時ごろに別の便でダッカからバンコクに飛び立つはずなので、トランジットカウンターで聞いたところ、「フライトキャンセルなんで、明日。」って・・・。
もうどうにもならん・・・。
トランジットビザを20ドル払い、ホテルに泊まることに。(係りの人が案内してくれる。)
支払い場所に行ったら、カウンターの中の人、中で布団敷いて寝てらっしゃる。さすが・・。
手続きに1時間以上掛かり、そのカウンターでもインド人横入りしまくり。それ、どういう教育!?
逆にここまでくると、バイタリティ感じてきた。サバイバルって感じ。われ先に行こうとみんなするから、きっと危機になったりしたら、こういう人たちが助かるんだろうなー、って。変なのこんなの。
現地時間7時すぎにバスでMERIDIANという中級ホテルへ。
私以外、みんなインド人。町の様子は、インドとおなじリクシャがいっぱい。クラクションの尋常じゃない鳴らし方も一緒。
でもイスラム教の人が多いらしく、服はけっこう違う、女の人。
そしてホテル到着後、部屋割り。女の人はわたし入れて3人。
2人は連れの男の人がいた。で、余ったわたしと、インド人のターバン巻いたおじさんが残って二人で相部屋とか言うんで、「それは無理!!」て抵抗したら、一人でツインをあてがわれた。やったー!
写真はそのホテルの部屋。きれいだしテレビもあるし椅子もあるし。
これでゆっくり療養できる・・・・。 -
違う角度から。ちゃんと水も用意されてた。
しかし、最初から封が開いてたけどね!いいです、飲めれば。
ここのボーイが、外国人の女が珍しいのかやたらと無駄に部屋まで案内したり、水持ってきたりすごい世話してくれる。で、「友達になってくれる?」っつーんで、「いいよ。」って話ながら部屋について、バイバイって言ったら「え?」ってなってるし。「え?入れてくれないの?」みたいな。
なんでだよ・・・。なにを企んでるおまえ。
しかしながら、基本はみんな心優しいいい人たちでした。 -
部屋にあった石鹸。
写真が妖艶だわ。
でっかいバックパックはあずけっぱなしなんで、少量の手荷物しかなかった。シャンプーももちろんなく、
体も髪もすべてこの石鹸で。
シャワーは、お湯の蛇口があるものの水しか出ず。あーあ、残念。。いちおうボーイに聞いてみたら「出るよ!」って当然出ますくらいの勢いで見てくれたものの、案の定「あ、だめだね。」みたいな。
どうせそういうオチなのはわかってたんで、いいですそれで。 -
着いたその日は、朝にトーストと卵、紅茶を出してくれて感動。久々のちゃんとしたご飯。しかし体調不良でこの一食で一日OK。
しかしながら、ボーイが「ランチは?食べないとだめ!なに食べたい?カレーか?中華か?パンか?」って猛烈な勢いで心配してくれて、しょうがないんでフルーツって言ったらこんな立派なものくれた。
夜は夜でまた、「食べないと!持ってくるから!なに食べる?」ってすごいんだけどやっぱり食べれないから断ったら、部屋の電話がリリリ、と。
フロントの人で、「大丈夫か!?」って。ボーイが相談してくれたらしい。
「なにかあったら24時間いつでもいいから電話しなさい。」ってさ。
やさしさに涙が出そうだった。。。
この宿は、テレビもあるしベッドもきれいだし最高でした。
軽い軟禁状態(トランジットでの滞在なので外に自由に出られない)なんで、テレビ見まくってた。
バングラ版のくれよんしんちゃんやらパーマンやらハットリくんやらバカボンやら。日本のアニメいっぱいだった。久々のししまるは大変癒しになりました。
結局、わたしこのホテルに2泊したんですよね。
え?だって次の日も飛行機がキャンセルになったからですよ・・・・・。 -
全然写真ないんで、おなじのばっかり・・・。
泊まった次の日、朝フロント行って
「何時に出発すんの?って聞いたら、フロントが
「Tomorrow.」って。
は!?確実に動悸がした。
いや、この人勘違いしてるわきっと、って思ったけど、ちがう。
またキャンセルになっとる・・・。
散々遅れた末に、さらに2日飛ばないなんて・・・。想像を超えたビーマンフィーバーぶり。
なにもなかったら「あ、そうですか。」ってなるけど、なんせ実は次の日に日本から友が私をたずねてバンコクへやってくることになってたんですわ。。
予定では、やってくる2日前にバンコクいるはずだったのに、一日キャンセルになって、さらにもう一日キャンセルになったってことは、来るその当日にわたしもバンコクつくことになるじゃん!って。
しかもビーマン、まともに定時に飛ぶはずがない・・・と。しかも次の日も飛ぶかわかんない。とんでもないわこれは。
とりあえずバンコクへ行く他の航空会社はないか尋ねるも「ない。」って。
連絡しないといけないからネットできるか尋ねたら、快く別棟にある事務所のを貸してくれた。
幸運にも連絡が取れて、宿に帰る。フロントの人に「明日飛ぶ?」って聞いても「明日になんないとわかんないねー、あはは。」って。
あんたみたいに生きたいよ・・。
やることないんで、フロントに貼ってた世界地図の日本のところみたら、東京の記述はあったが、大阪とか神戸とかじゃなくなぜか北九州とか高松とかいう微妙な記述しかなく笑った。力なく笑うしかない・・。
そんなこんで結末は。
次の日、無事に飛んだのですが、11時45分だった出発が、夜の7時出発になったと朝に告げられ、結局は8時半過ぎに出発し、バンコクのカオサンには夜中の1時前に到着しました・・・。
ビーマン、おそるべし!!!もう使わない。
わたしは、もう結構です。
この2日間一緒だったインド人の兄ちゃんが、最後の日に話しかけてきてこれがうざいうざい。
隣に座ってきたり、常に隣に陣取って話す。
飛行機も隣が別の人だったのにその人に席代わってもらって座る、みたいな。
しかも、飛行場で例のごとく横入りしまくってるんだけど、そのグループにわたしも参加させてくるんで困った。「ほら!きなよ!」って。
いや、わたし無理それ・・・・。ほっといて。
でもよかった。最終日だったことが。初日からこれだったら確実にわたしの部屋に来てるね。よかったほんと・・。
うわさには聞いてたけど、ほんとハマりました。
ちなみに、空港でビーマンのシンガポール行きのおじさんがいたんですが。
「君、2日? ぼく、今日で4日目だよ。」って。
ビーマン、いつか訴えられるぜ。
以上。
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