1962/01/08 - 1962/01/08
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ソフィさん
1962年1月8日(月)
バレンシアは、穏やかで美しく、心の温まるいい町だった。
これまで訪問してきたスペインの町の中では、一番素晴らしかったように思う。
朝10時50分発の列車に乗り、次の目的地バルセロナに向かう。
バルセロナ着は、19時50分とか。
350キロしかないのに、9時間も掛かるとは、のんびりし過ぎではないだろうか。
ゆっくり走る割に、ガタゴトと揺れは一人前だ。
この列車は、右に地中海を見ながら、ほぼ海岸線沿いに走る。
折よく好天に恵まれ、空も海も真っ青で、車窓の景色はすばらしい。
オレンジの木と、オリーブの木が目立つ。
いずれかの機会に、子供でも連れて、ひと夏ゆっくりこの海岸に過ごすことが出来れば、と考える。
バレンシアの平均気温は、1月で12℃、8月でも21℃だそうだ。
冬は暖かく、夏は涼しく、常春の国。
一年間を通じて過ごしやすいのだろう。
人の心も、きっと良いに違いない。
しかし景色のよさにかかわらず、列車は満員で、いつも立っている人が廊下にいっぱいだ。
今日は1月初めの月曜日なので特別かもしれないが、スペインはどこに行っても列車が混んでいる。
これは、客が多いというよりも、列車が少なすぎるのだろうと考える。
鉄道投資が遅れていて、線路が悪くて車は揺れるし、単線の箇所も目立つ。
沿線では、地中海に突き出たペニスコラの城砦や、ローマ時代の遺跡が多いタラゴナなど、通り過ぎるのがもったいない地点が少なくない。
だが時間がないので、車窓から雰囲気を楽しむだけである。
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