89最後の晩餐地ゲッレールトの丘とドナウ川クルーズ

2007/10/01 - 2007/10/01

「雄牛の血」でワインの色に負けずに真っ赤になり、ホテルで一眠りしたが、夕食出発までに多少時間が有り、”マルギット島の午後”の写真が撮れることに・・・

夕食のレストランのある、ゲッレールトの丘はブタ地区側の、エリザベート橋と自由橋の真中辺りの、ドナウ川から140mの高さ（標高は235m)にある。

単なる見晴らしの良い小高い丘かと思いきや、沢山の逸話や、歴史が残る。

ローマ以前の集落もあるらしく、年老いた山と言われたり、「土曜日の魔女」たちが集まる場とも言われたらしい。

丘の名前のゲッレールトは、反キリストの暴徒により、樽に詰められこの丘から川へ放り込まれた宣教師ゲッレールトの名に由来する。

トルコ軍占領時代にも要塞があった様だが、19世紀中頃、オーストリアはここにチッダラ要塞を築き、ハンガリー人を威圧した。

中欧4ヶ国の旅の最後の晩餐は、そのチッダラ要塞跡に造られたレストラン。

　
食後ゲッレールトの丘の上に建つ、平和のシンボルのシュロ（今で言うナツメヤシ）の葉を掲げた、高さ14ｍの女神像にお別れの挨拶に出かける。
この像は、ナチス･ドイツからの解放を記念して旧ソ連軍が建てたもの。

丘からの夜景が素晴らしい。


いよいよこの旅行最後のイベント、ドナウ川クルーズ。
クル−ズ船の船着場は、エリーザベート橋をチタ側に渡り、くさり橋の北面の袂。

我々専用の小型のクル−ズ船は、先ず上流（北側）に進み、国会議事堂を過ぎた辺りでUターンし、川下(南）に向って３っつの橋を潜り、自由橋を過ぎた先で再びUターン、くさり橋に戻る、所要時間約1時間30分のコース。

写真はそのコースでカメラが捉えた順序で追っています。向きを変えながらの撮影で判りずらいとも思いますが、またこれまでの写真と重複しているものも多いのですが、クルーズの雰囲気はこの方がいいかなと思い、そのまま掲載してあります。

カメラの問題（腕の問題の声）か、はっきりしない写真も多くて恐縮ですが、被写体の建物の確認は、是非下記のブログを参照しながらご覧頂ければ幸いです。


81ブタベストのシンボル国会議事堂
http://4travel.jp/traveler/shintch/album/10245841/

84ブダペストのドナウ川を彩る橋たちの景観
http://4travel.jp/traveler/shintch/album/10246178/

86漁夫の砦とテラスからのドナウ川とブダペストの街パノラマ
http://4travel.jp/traveler/shintch/album/10246987/

88『雄牛の血/ベグリ・ビィカベル』で最後の昼食
http://4travel.jp/traveler/shintch/album/10247398/

1時間30分はアットいう間に過ぎ去った

エリア ブダペスト(ハンガリー)

• 同行者: その他
• 交通手段: 観光バス
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）

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http://4travel.jp/traveler/shintch/album/10242916/