スリランカの旅（５）～アヌラーダプラ・ポロンナルワ～

2003/08/13 - 2003/08/13

キャンディのペラヘラ祭を見た後、チャーター車でアヌラーダプラに向かいました。アヌラーダプラ、ポロンナルワ、シーギリヤ、ダンブッラを結ぶ地帯は文化三角地帯と呼ばれており、キャンディかた車をチャーターして周りました。
アヌラーダプラは2500年ほど前にスリランカ最古の都のあった所で、ダーガバと呼ばれる大塔が数多くある町です。ポロンナルワは1000ほど年前にシンハラ王朝の首都があった所で、ガルヴィハーラという仏像で有名な町です。残念ながら仏像は一部修復中で、全て見ることはできませんでした。

＜日程＞
　8/9(土) 成田→香港→コロンボ
　8/10(日)　コロンボ→キャンディ(ペラヘラ祭)
　8/11(月)　キャンディ
　8/12(火)　キャンディ(ペラヘラ祭)→アヌラーダプラ
★8/13(水)　アヌラーダプラ→ポロンナルワ
　8/14(木)　ダンブッラ→シーギリヤ→ニゴンボ
　8/15(金)　コロンボ→香港→成田

エリア アヌラダプーラ(スリランカ)

ペラヘラ祭りを見終わってからチャーターしていた車でアヌラーダプラに向かいました。翌日はアヌラーダプラとポロンナルワを１日で見て周る強行軍なので、時間はムダにはできません。まずは、イスルムニヤ精舎から見て周ります。紀元前３世紀創建の極めて古い寺院です。

岩肌を掘るようにして造られているので「ロックテンプル」とも呼ばれています。御堂のそばの岩肌には仏教彫刻が施されています。

象が水浴びをしているレリーフ。

岩のてっぺんからのアヌラーダプラの風景。

本堂内の涅槃仏。

次にルワンウェリ・サーヤ大塔に向かいます。一際大きな白い大塔が我々を迎え入れてくれます。

紀元前２世紀の創建で高さ５５ｍもある壮大な大塔です。

大塔の周囲にはたくさんの象の彫刻で埋め尽くされていています。

居並ぶ象。

大小２つの大塔。

大塔の隣にある仏像。

大塔の周りにはたくさんのサルがいました。

顔が黒いサル。

僧侶と猿のいる道を歩いて、スリーマハー菩提樹に向かいます。

スリーマハー菩提樹。樹齢2000年だそうです。

階段わきの像。

お供え物を持ってあるく人々。

トゥーパーラーマ・ダーガバ。仏陀の右鎖骨が祭られているそうです。

この時代の寺院は、階段の両脇に「ガードストーン」と呼ばれる彫刻があり、階段の入り口には「ムーンストーン」と呼ばれる半円の踏み石台があります。

こちらはクィーンズパビリオンのムーンストーン。象、馬、ライオン、牡牛の４種類の動物が描かれていて、輪廻をあらわす彫刻だそうです。

アバヤギリ大塔。草木で覆われており、先のルワンウェリサーヤ大塔とは保存状態が格段に異なります。

サマーディ仏像。

クッタム・ポクナ。かつての僧侶の沐浴場。

ジェータワナ・ラーマヤ。

緑にとけこむ大塔。

午前中でアブラーダプラの観光が終わり、昼食をとりましたが、そこでの結婚式に来ていた新郎新婦です。

ポロンナルワに向かう途中、小川で象が水浴びしていいたのが目に入ったので、車を止めてもらいました。

水浴びというより象の身体を洗っているようです。

身体を洗ってもらって、気持ち良さそうにしています。

３時間ほどのドライブでポロンナルワに到着しました。まずは宮殿跡から。

宮殿の北側にはクワドラングルと呼ばれる遺跡群があります。トゥーパーラーマと呼ばれる仏堂。

アタダーゲ。かつでの仏歯寺の跡。柱を持ち上げているレリーフが可愛いです。

ワタダーゲと呼ばれる円形の仏塔。東西南北の入り口それぞれにムーンストーンとガードストーンがあります。

ガードストーンとムーンストーン。

ガードストーン。

ムーンストーン。アヌラーダプラと異なり、牡牛の姿がありません。

中央の仏塔の四方に鎮座する仏像。

サトゥマル・プラサーダと呼ばれる７階建ての塔。暑くて観光どころではありません。

ランコトゥ・ヴィハーラ。ポロンナルワ随一の大きさの仏塔です。

ランカティラカの巨大な仏像。高さは17.5ｍもあります。

ポロンナルワのメインのガルヴィハーラに向かいます。しかし残念なことに仏像は涅槃像と立像が修復中で、坐像しか見ることができませんでした。涅槃像が見たかったのですが。。

座仏像。高さ4.6ｍ。

座仏像。

このお顔を拝見できただけでも良しとしましょう。

仏典を手にもつ像。