熟年夫婦の珍道中 Amarante/porutgal

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＜モナカはポルトガル生まれか？＞　Amarante (2001年5月22日）


Amaranteは、お菓子で知られた町だとガイドブックに書いてあるのを見て約一人がどうしても、そこで食べたいと言う。　山道をバスにゆられて約1時間。　インフォメイションへ行って聞くと、町一番のお菓子屋を教えてくれた。　

山あいの町の橋のたもとにあるコギレイな店だ。　がけの上のテラスで
食べられるようになっていて、スバラシイ景色を見ながらということになる。　我々の感覚では、アマランテ峡と呼ぶべきだろう。

ガラスケースのなかを見ると、7種類のお菓子が並んでいる。　見ただけで胸がいっぱいになるが、わざわざ試食するためにやって来たのだからと、それぞれ一つづつ頼んで、二人で仲良く半分づつ味わうことにした。　とにかく、甘い。　どうして、アマランテと言うか判った気がする。

中には黄色い餡の入ったモナカと言えるものがあった。　黄色は卵の黄身を使っているためだそうだ。　皮は寸分たがわずモナカの皮である。　豆を甘く煮る習慣のない西欧人にとっては、卵黄を甘くして中に詰めるのは当然なのか。

この日は菓子が昼食になったのは、言うまでもない。

サン・ゴンサーロ教会での話は、ここに書くのははばかれるが、未婚女性にとっては霊験あらかたなお祈りの仕方があるそうです。興味のある人は出かけて調べてみるのが良いでしょう。