2007/04 - 2007/05
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kanai jic tokyoさん
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■もうひとつのシベリア鉄道
世間はゴールデンウィークというヤツでオレもそうだ。連休でお休みを長めに取り、短期間じゃできない旅をしよう。目的地モンゴル。北京から列車でウランバートルに向うことにする。なぜモンゴルなのだろう。特別な思い入れは無く、イメージも持っていない。ただ、椎名誠「草の海」などの本を読んで「いいところだな」と思っていた。そしてそこへ行くには列車がいい。
「ウラジオストク〜イルクーツク〜モスクワ」を第一のシベリア鉄道とすれば、「北京〜ウランバートル〜イルクーツク〜モスクワ」はもうひとつのシベリア鉄道だ。とりあえず北京〜ウランバートルの塗りつぶし開始。
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■「強制送還になっても文句言いません」テヘラン行き
飛行機が取れない。船で日本脱出して上海、と考えていたので余裕をかましていたが船でゆったり旅するほど日数は無く、焦って飛行機を予約、満席。ギリギリまでキャンセル待ちして、イラン航空エコノミー片道「成田〜北京」が出発4日前に取れた。
航空会社によってお国柄が出る。イラン航空は魅力満載だ。機内には説明がペルシャ語?で表記され、CAさんはスカーフを巻き、ペルシアの風を感じさせる顔立ち。乗客もまた。
そして「プレイングルーム」。席がたまたまその隣だったから気付いたのだが、本来なら座席が6つくらい並ぶべき場所にその部屋はある。カーテンで仕切られ、床にじゅうたん。メッカの方角をどうやって知るのか、時間になったらそこに入ってアッラーにお祈りをしているのだ。 -
ところで、成田空港チェックイン時にテレビカメラと記者がたくさん来ており、あるイラン人の男を追っかけていた。サッカーなどの有名スポーツ選手かと思っていたが入国問題で裁判になっていた人のよう。彼がビジネス席にチェックインしている隣で、オレはエコノミー席のチェックイン手続きをしていた。
片道切符で北京に降り立つ場合、イラン航空では「中国で入国が認められなくても文句を言いません」という同意書にサインを求められる。これにサインをしないと搭乗できない。
「15日以内の観光目的だから中国ビザが要らないぜヘイヘイ」
と調子に乗っていたのだが、こんな所に落とし穴があるとは思わなかった。確かに出国の手段を証明できない、北京〜ウランバートルの列車の切符を持っていないので、それは理に適っていると思った。
機内、左隣座席には30歳くらいの女性。オレは用が無ければ無闇矢鱈に話し掛けないので、9割以上のイラン人座席に囲まれた日本人2人という状況でも特に意識せず黙っていた。むしろ素振りから「ヤな感じの日本人だな」くらいに思っていた。くねくね文字と「PLEASE FASTEN〜」が書かれたテーブルを開いて中国入国カードを記入していると
「日本人ですか?」
と聞いてきた。彼女は故郷に帰るところ。出身は内蒙古だそうだ。旅の目的地に近い偶然に喜びながら、北京語のレッスンをしてもらった。隣の女性は「イイ感じの中国人」だった。 -
■青年之家へ
北京空港の両替所でトラベラーズチェック5000円の署名を書き損じ、取り扱ってもらえなかったことに動揺。9年振りの中国で少し緊張している。バスの行き先確認やチケット購入を久々の北京語でトライし、通じるようなので少し感覚を取り戻す。道を尋ねて目的のユースホステル「青年之家」へたどり着いた。
たった2泊なので料金が高くてもシングルがよかったが、36元(540円)ドミトリーしか空き無し。チェックイン。隣ベッドの男が正体不明で不気味だ。中国人の容姿で聞き取れない英語のような独り言を続け、ずっと咳をしている。痰がカラんでもいいけど、オレにカラんできませんように。
(つづく)
http://www.jic-web.co.jp/study/jclub/info.html
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