2008/05/21 - 2008/05/21
129位(同エリア237件中)
そよ風さん
昨年の秋、紅葉時に訪れた尾白川渓谷。渓谷道をすすむにつれて、いくつもの滝が現れ、滝めぐりとしても楽しめました。それぞれの滝に伝説と特徴があり、なかでも「神蛇滝」の幽玄で神秘的な美しい姿は印象的で、新緑の頃にもぜひ見に来たいと思いました。
日本アルプス屈指の名峰と謳われる甲斐駒ヶ岳の水を集めて流れる尾白川、深い山の花崗岩を貫いて流れる清流は、どこも川底がきれいに透けて見えます。
最奥の不動滝まで、ずっと萌える緑のシャワーを浴びながら森を歩きます。全身緑に染まってしまうかと思えるくらいです。
今回はチョイとしたアクシデントもあり、自分としてはかなり緊張を強いられた場面もありました。尾白川の渓谷道は事故も多いようで、各所に注意を促す看板が立てられています。散策気分で気楽に歩けるところではないですが、そのぶんバラエティに富んだ滝と、自然が織りなす渓谷美を満喫することができます。
- 交通手段
- 自家用車
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尾白川渓谷へ向って走る途中、甲斐駒ヶ岳の立派な山容が見えたのでクルマをとめて撮影。○○駒ヶ岳と名付けられた山は多く、その数ある駒ヶ岳のなかでも最高峰の甲斐駒ヶ岳。
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登山口駐車場にある渓谷案内板
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駒ヶ岳神社わきを通って吊り橋を渡ります。
沢の奥に小さく写っている吊り橋が見えるかな? -
吊り橋を渡ってスタート♪
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橋の上から眺める上流の景色
新緑が朝の光に輝いています! -
吊り橋を渡りきって山道に入ると、道は尾根道と渓谷道に分かれます。渓谷道は尾白川の崖上につくられた道で、危険な箇所もありますが、いくつもの滝を見ながら進むことができます。
こんな鉄製の橋やハシゴが何箇所にも設置されています。 -
滑りやすいのと、谷底が丸見えなのが、ちょっと怖い^_^;
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かなり古そうなのもあって、大丈夫かなぁとチト不安げなのもありました。
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鎖の付いたところもあって、スリル満点でございます^^
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登山口の看板にはない無名の滝もいくつかあります。これもその一つで、正面から見ることができなくて残念。
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花はないかと探しながら歩いたのですが、沢筋のせいか見当たらず、やっと見つけたのがラショウモンカズラ。
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これも無名の滝。岩をのぼって滝の正面へ行ったら、滝の飛沫が飛び、流れ落ちる水量によって風が起こり、寒くて長居はできませんでした。
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滝を近くで見ると、やはり迫力がすごいです。
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旭滝と書かれた立札があったので、登山道から離れ奥へと続く踏み跡をたどってみました。
旭滝は、朝早くに訪れると、滝に朝日が射して虹をつくり、それは綺麗なのだそうです。
でも、滝が見えませんね〜 -
旭滝を見るには崖を下り、さらに水の被る岩の上に立ってはじめて見ることができるのです。写真には男性がカメラを構え、滝を撮影している姿があります。
崖を下るのも大変そうなので、男性が戻ってくるのを待って様子を聞いてみました。すると、岩の上はかなり滑るのでアブナイアブナイと言われたので、仕方なく見るのは諦めました。実際、岩で滑って落ちた人もいるのです。 -
岩壁に咲くヤマツツジが美しい
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さらに山道を進みます。
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次は百合ヶ淵です。
ここも滝がチラリとしか見えません。よく見ようと身を乗り出した途端、滝壺へ転落という危険もあります^_^;
しかし、何とか見れないものかなぁと、「この先キケン立入禁止」と書かれた立札を無視して、滝の見えそうな樹林に入ってみました。やはり同じ思いの人も多いらしく、かすかに踏み跡もついています。立ちはだかる岩の隙間から先へ進もうとしたその時、ザックの横ポケットに入れていたペットボトルが岩に突っかかって飛び出し、あっという間に急斜面を弾みながら落ちていきました。弱ったなぁ〜(=_=)
まだコースの半分も来ていないので、水分なしでは引き返すしかなく、しかも一口も飲んでいないままのお茶を落してしまい、そうなるとよけい喉も渇いてくるではありませんか。ところが、ペットボトルは転がり落ちる途中で木にぶつかり、寸でのところで谷底へ落ちずにいました。ですが、簡単に拾える場所ではありません。
こういった場面展開になると、単独行は厳しいものがあります。まあ、いつも単独行なので、独りで頑張るんだ〜と思ってはいますが、。
あ、そうだ、ザックに細引き(20mほどのロープ)があったんだ! ザックからロープを取り出し、木の幹にまわし、自分の体にも巻きつけて確保した後、ロープを掴んでそろそろと斜面を下り、もうちょっとで谷底へ転落寸前の我がお茶を救出したのでした♪
はぁ〜疲れた〜 やたら緊張しまくりました(^_^;) -
お茶も無事に手元にもどり、やれやれルンルンと歩き出します。
あれ? 道を間違えたかなと思わすような、激な登りです。木の根を掴みながら前進あるのみ。 -
麗しき「神蛇滝」に着きました。
滝には誰もいません。 -
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滝見のお立ち台(岩)を独り占めです。
この岩は崖っぷちにあり、幅50cmくらい、長さ2mほどで、人が3人横に並ぶことができます。でも滝を正面に見ることができる位置は左端だけです。岩の周囲はスッパリと切れ落ちていて何も掴まるものもないので、注意が必要です。
緊張感をもって滝に臨むことで、神秘的な美しさをもった神蛇滝を見る趣がさらに増します^^ -
ここのすぐ横にある大きな岩には、遭難碑が刻まれていました。日付は今から50年前です。当時神蛇滝は、遠見の滝と呼ばれていたのでしょうか。
簡潔に記された言葉に、亡き友を悼む山仲間の深い想いがこめられていてせつなくなります。 -
滝を祀った石碑
神蛇滝の伝説は、秋の尾白川渓谷旅行記に書きましたので、こちらを参考になさってください。
http://4travel.jp/traveler/anemos/album/10198613/ -
神蛇滝から道は尾根道に合流して歩きやすくなります。
最後の「不動滝」までは45分です。 -
この辺りから花もちらほら咲いて、いまはヤマツツジが綺麗です。
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1cmくらいの小さな花ミヤマハコベ
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のんびり新緑に浸りながら歩いていると、道が崩壊している部分も現れるので、気をつけなくてはです。
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尾白川渓谷最奥の滝「不動滝」が見えてきました。
新緑がひと際美しい谷です。 -
ごうごうと流れ落ちる瀑布の音があたりにとどろきます。
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↑の不動滝の云われを読んで、どんな顔かたちをした岩なのだろうと見たいと思い、河原へ降りてみたのですが、滝を見るにもこの大きな一枚岩を攀じ登らねばならず、だいたいがそうなのですが、見るとやるでは大違い。遠くから見ると簡単に登れそうに思えた岩ですが、真ん前へいってみたら、クライミングシューズじゃなければ私にはとうてい無理な傾斜でした。
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滝前の岩には上がれなかったけれど、別の岩に立つと不動滝の上部がよく見えます。
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不動滝からは来た道を神蛇滝までもどり、下山は(案内板にも渓谷道は危険なので下りに使用しないようにとあります)山道を行きます。
甲斐駒への登山道を右手に分けると、やがて吊り橋となります。
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この旅行記へのコメント (4)
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- 旅猫さん 2008/05/24 13:06:43
- いいな〜
- そよ風さん、こんにちは!
秋に続いての尾白川渓谷、新緑が眩しいくらいに綺麗ですね!
次々と現れる滝も素晴らしいです。
この名無しの滝が旅猫は気に入りました!
会いに行きたい。。。
車を使わない旅猫には、恐ろしく不便な場所なのが悲しい。。。
不動滝も神蛇滝も美しい滝ですね。
渓谷好きな旅猫には目の毒です(笑
遊歩道に咲く花も綺麗だし。
残雪の残る甲斐駒ヶ岳の雄姿に感動です。
列車とバスで行ける綺麗な渓谷でも探して歩いてこようかな。
旅猫
- そよ風さん からの返信 2008/05/24 21:22:49
- RE: いいな〜
- 旅猫さん、こんばんは☆
旅猫さんをお誘いすればよかった〜〜
といっても前日、思い立ったように出かけたのですけどね^_^;
歩いていると汗ばむほどに天気もよくて、新緑も申し分なし♪
だけど滝の付近は寒いくらいでした。
足元はよくないのですが、それだけに変化があっておもしろく、
数ある滝も、その姿は容易に見せてくれないところなど、
かえって魅かれてしまいます。
途中で出会った男性は、冬の凍結した滝もふくめ何度も来ているそうで、
そんなふうになぜかハマってしまう魅力をもった渓谷です。
また人も少ないのがいいですね〜
西沢渓谷など、すごい人ですから、、、
たえず流れる水の音や、滝の音、そして野鳥のさえずり、風の音、
自然が奏でる音楽に耳を傾けながら
ひとり黙々と歩き、緑に浸る幸福感、最高です♪
そよ風
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- JOECOOLさん 2008/05/23 11:50:53
- 素晴らしい神蛇滝!
- そよ風さん、こんにちは!
尾白川渓谷の旅行記を拝見しました。
「神蛇滝」は一度は訪れてみたい滝なのですが、まだそのチャンスがありません。
途中の森の風景も素晴らしいですね。森を歩くには今の季節が一番イイかもしれません。
素晴らしい風景を堪能させていただき、ありがとうございました。
by JOECOOL
- そよ風さん からの返信 2008/05/24 20:55:43
- RE: 素晴らしい神蛇滝!
- JOECOOLさん、こんばんは☆
さっそくいらしてくださって、ありがとうございます!
秋の尾白川渓谷がとてもよかったのと、
新緑に包まれた神蛇滝もぜひ見たいと思って再訪しました。
季節が違うと、滝の景観もまた違って、
同じコースを歩いてもまったく違うように感じました。
機会をつくって、JOECOOLさんもぜひ歩かれてみてください。
そよ風
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