イエメン周遊の旅・・・シバの女王ゆかりの地を訪れる

1997/02/03 - 1997/02/06

朝のフライトがキャンセル夜の便に変更やっとアデンからサナアに到着した。同じくサナア・シェラトン・ホテルに宿泊。
サナアは美しい高層の建物が立ち並びまるでタイム・スリップしたかのような気分になります。
コーカバンへはランドローバーに乗って見学。山上のコーカバンと下のシバムとは姉妹都市になっていて役割を分けてお互いに助け合っています。
またシバの女王の都が有ったとされるマアリブは３０００年前に作られた旧ダムや現代も使われている新ダムも見た。いよいよシバの女王ゆかりの地、太陽の神殿では竜巻が近づき恐かった。
サナア旧市街　１９８６年文化遺産

エリア マーリブ(イエメン)

高層建築が並ぶサナアの旧市街。城壁の中に住むのには土地に限界があり上へと増築された。

窓アーチ型デザインも綺麗。漆喰で防水の役目をしている。

１階は家畜や動物で２階は穀物倉庫人は３階以上。一番上はベランダが有りお客様を呼んだ時に使う一番綺麗な部屋。

朝市はラマダン中で開いていない。

旧市街道路悪い工事中。雨が降るとワディには雨水が残る。

昔ユダヤ人が住んでいた。ドアーの上の星のマークはユダヤ人の装飾。

一番古いグレートもスク。何回か修復されて小さなモスクがだんだん大きくなった。

ミナレットも見えている。古いのは外見だけで、現在は電気も電話も通っている。下水道もあって快適。

ビー玉で遊んでいる子供たち。

乳香を焚く入れ物で石のもある。飾っておいても可愛い。いろいろ有って見ていて楽しい。

集まってきた男性もジャンビーアを差している。

珍しいのか人々が沢山集まってきた。

スークでお買い物をしている人たちや、言葉が通じなくても笑顔で挨拶。

いろいろ売っているお店は見て回るだけでも楽しいな。

豆を炒っているおじさん。味見をさせてもらったら甘くしてあった。

イエメン門。城壁になっていて中は旧市街。街を守る役割をしていて朝陽が登ると門が開いて、陽が落ちると門が閉まる。

考古学博物館で民族衣装など展示してあった。

考古学博物館でブロンズ像(オリジナル）が展示してあった。

考古学博物館から眺めた市街の様子。

考古学博物館から眺めた市街の様子。サナアは商業の町。昔は塩が重要な商売だった。

ロックパレスはランドローバーに分乗して出発。外国からお客が来た時に泊れるように改装工事中。

ロックパレス。イマームヤヒアの夏の宮殿。

下のシバム。商業と農業の町で敵が攻めてきた時は上のコーカバンへ逃げる。

山上のコーカバンの町。下のシバムとは姉妹都市。同じ民族で役割を分担して助け合って来た。

コーカバンホテル。絵葉書も売ってるしポストも有った

下のシバムの眺め。

トゥーラの町。山を背に東側の斜面にあり城壁に囲まれて石の門がある山岳部族の典型的な村。

アラバスタの窓は光を通すので明るい。今は都会では見られない。

何処へ行っても子供たちに出会う。ここでスカーフを買ったらイエメン式に顔を隠して巻いてくれた。

イブ・レイヤン峠。２３００ｍからの眺め。昨日買ったスカーフを現地のガイドさんに巻いて貰ったらインスタント・イエメン人の出来上がり。

地面に書いてゲームをやっていた男性たち。

マアリブのダム遺跡。紀元前７００年頃マアリブダムの決壊により王国は滅亡した。

新しいダム。１９８６年首長国連邦の援助で作られた。

竜巻が凄く高く上がっていてこっちに来るのか恐ろしかった。

太陽の神殿の８本の柱。１９５２年アメリカの人が発見したが何も残っていない。

テレビ世界遺産の撮影隊。月の神殿はドイツ人チームによって発掘中で入れず。ＴＢＳの撮影隊は７０００ドル払って入ったらしい。

マーリブの旧市街。地震が有ってほとんど潰れた。２０年ぐらい前から人が住んでいなくて廃墟。

サナアで泊ったホテルシェラトンのシールはカラフルなデザイン。

サナアの考古学博物館で３ドルで購入した薄い説明書。

イエメンで購入したコーヒー等のお土産。