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56号線のガードを過ぎ、内子町役場の横を曲がり、と、そこら辺までは教えられたとおりに行けたのだが、また迷ってしまった。バイクのオジサンに聞くと、わかりやすいところまで行ってあげるからついてきなさいと先導してくれた。狭い町の中を通っていく。わからないわけだ。少しするとバイクが止まり、ここからあの道を右に曲がって、左に上がると亀岡酒造だと教えてくれた。ご親切に、と心から感謝した。 <br /><br /> 目の前には酒蔵のマーク、あの杉の玉がぶら下がっている。ここだ。亀岡酒造の「名称募集」という年4回しか仕込まない純米大吟醸のどぶろくを愛飲している。たまたま高島屋の酒売り場のNさんに亀岡酒造が内子にあると聞いたので、ぜひとも訪ねて みたいと思っていたのである。内子と言っても五十崎(いかざき)にある。どぶろくの「名称募集」しか知らないので、純米大吟醸「滝谷C沢奥壁」と「鴎外の坂」そして今夜の晩酌に「名称募集」を買った。「貴婦人」というおしゃれなビン に入ったお酒があり、飲んでみたいとは思ったが、720ml 1万円する。旅先で現金を使ってしまいたくない、高島屋ならカードが利くと、またの出会いをたのしみに買わずに来た。近くに素的な棚田があると聞いていたのだが、雨だし、遠いと言うのであきらめた。多分棚田にはもう水が張ってあると思うんだが。<br /><br />家に帰って、さっそく試飲してみた。「滝谷・・」は辛口のすっきりした酒だ。「滝谷」という名称は、私にはなつかしのあの穂高の滝谷だ。「鴎外の坂」は名前はいいのだが、私にはどうも。<br /><br />56号線に戻って大洲(おおず)を目指す。大洲の町をまわって宇和島に向かう。宇和島湾は美しい景色だ。このあたりから青空も見え始め、暑くなり始める。お遍路さんの時期とかで、ずいぶん多くのお遍路さんに出会った。年寄り二人なので私たちもお遍路さんと何回も間違えられた。間違っても私がお遍路さんになることはないが、それにしてもご苦労さまだ。88ケ所の札所は四国全域に点在し、距離にすると1300kmにも及んでいる。最近では車やバスで回る人が増えているようだが、それでも寺までの山道は大抵が階段で大変だそうだ。<br /><br />56号線は宇和島で少し車があったがそこを過ぎるとほとんど行きかう車もなくなった。愛南町で食事をしようと車を止めた。外に出ると目の前に「高速道路早期実現」の大きな看板が目に入った。何言うてんの、今でさえ高速並に走れる道を、なんで高速もってこなくちゃならないの、高速が出来たら、こういう道路沿いの店はやっていけなくなっちゃうよ。車の客は素通りして行ってしまうもの。もっとも、お遍路さんがいるからいいのかな。早期実現の大きな立て看板は他でも見た。作ったとしたら、無駄もいいところだ。どの程度の需要があるのかちゃんと調べてもらいたいものだ。高知県西にも飛行場を、という看板も見た。要求はする側は建設費もさらに莫大な維持費を考えていないようだ。赤字は誰が背負うんだ。望まれて出来ても、地方空港はどこも赤字だよ。利用する観光客は便利な方がいいけれど、そんなに多くはないからなぁ。それにしても愛南町まで愛媛県なんだ。愛媛も広いねぇ。 <br /><br />そうそう、店で、刺身定食を頼み、ぐるぐると見渡すと、水槽に牡蠣がつる下がっているのに気がついた。「わ〜、牡蠣だ、牡蠣だ、生牡蠣が食べたい!」と騒ぐと、おかみさんが「海から上がったばかりだから、ノロウィルスが心配。加熱しないと」と言う。「え〜、まだAprilだよ〜」「なんかあったら、地域全体の問題になってしまうから、出せないんです」と。「それはそうだね、わかった。じゃ〜、(メニューを見ながら)ヒオウギのお造りにする」「ヒオウギは今日は入荷していないんですよ」「や〜だね、食べさせたくないみたいだ」 <br /><br /><br /><br />

四国へ5

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2008/04/17 - 2008/04/17

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buchijoyce

buchijoyceさん

56号線のガードを過ぎ、内子町役場の横を曲がり、と、そこら辺までは教えられたとおりに行けたのだが、また迷ってしまった。バイクのオジサンに聞くと、わかりやすいところまで行ってあげるからついてきなさいと先導してくれた。狭い町の中を通っていく。わからないわけだ。少しするとバイクが止まり、ここからあの道を右に曲がって、左に上がると亀岡酒造だと教えてくれた。ご親切に、と心から感謝した。

目の前には酒蔵のマーク、あの杉の玉がぶら下がっている。ここだ。亀岡酒造の「名称募集」という年4回しか仕込まない純米大吟醸のどぶろくを愛飲している。たまたま高島屋の酒売り場のNさんに亀岡酒造が内子にあると聞いたので、ぜひとも訪ねて みたいと思っていたのである。内子と言っても五十崎(いかざき)にある。どぶろくの「名称募集」しか知らないので、純米大吟醸「滝谷C沢奥壁」と「鴎外の坂」そして今夜の晩酌に「名称募集」を買った。「貴婦人」というおしゃれなビン に入ったお酒があり、飲んでみたいとは思ったが、720ml 1万円する。旅先で現金を使ってしまいたくない、高島屋ならカードが利くと、またの出会いをたのしみに買わずに来た。近くに素的な棚田があると聞いていたのだが、雨だし、遠いと言うのであきらめた。多分棚田にはもう水が張ってあると思うんだが。

家に帰って、さっそく試飲してみた。「滝谷・・」は辛口のすっきりした酒だ。「滝谷」という名称は、私にはなつかしのあの穂高の滝谷だ。「鴎外の坂」は名前はいいのだが、私にはどうも。

56号線に戻って大洲(おおず)を目指す。大洲の町をまわって宇和島に向かう。宇和島湾は美しい景色だ。このあたりから青空も見え始め、暑くなり始める。お遍路さんの時期とかで、ずいぶん多くのお遍路さんに出会った。年寄り二人なので私たちもお遍路さんと何回も間違えられた。間違っても私がお遍路さんになることはないが、それにしてもご苦労さまだ。88ケ所の札所は四国全域に点在し、距離にすると1300kmにも及んでいる。最近では車やバスで回る人が増えているようだが、それでも寺までの山道は大抵が階段で大変だそうだ。

56号線は宇和島で少し車があったがそこを過ぎるとほとんど行きかう車もなくなった。愛南町で食事をしようと車を止めた。外に出ると目の前に「高速道路早期実現」の大きな看板が目に入った。何言うてんの、今でさえ高速並に走れる道を、なんで高速もってこなくちゃならないの、高速が出来たら、こういう道路沿いの店はやっていけなくなっちゃうよ。車の客は素通りして行ってしまうもの。もっとも、お遍路さんがいるからいいのかな。早期実現の大きな立て看板は他でも見た。作ったとしたら、無駄もいいところだ。どの程度の需要があるのかちゃんと調べてもらいたいものだ。高知県西にも飛行場を、という看板も見た。要求はする側は建設費もさらに莫大な維持費を考えていないようだ。赤字は誰が背負うんだ。望まれて出来ても、地方空港はどこも赤字だよ。利用する観光客は便利な方がいいけれど、そんなに多くはないからなぁ。それにしても愛南町まで愛媛県なんだ。愛媛も広いねぇ。

そうそう、店で、刺身定食を頼み、ぐるぐると見渡すと、水槽に牡蠣がつる下がっているのに気がついた。「わ〜、牡蠣だ、牡蠣だ、生牡蠣が食べたい!」と騒ぐと、おかみさんが「海から上がったばかりだから、ノロウィルスが心配。加熱しないと」と言う。「え〜、まだAprilだよ〜」「なんかあったら、地域全体の問題になってしまうから、出せないんです」と。「それはそうだね、わかった。じゃ〜、(メニューを見ながら)ヒオウギのお造りにする」「ヒオウギは今日は入荷していないんですよ」「や〜だね、食べさせたくないみたいだ」



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