![ニュージーランドの9月中旬から末にかけては日本で言うと3月下旬の天候具合と勝手に思い込んでいたが、それが大きな過ちだった。<br />楽しく見るはずのミルフォードサウンドは雪崩で中止になり、しかも通行止めで出るに出られず観光客は私一人。今まで経験した中でもっとも寂しい旅となった。](https://cdn.4travel.jp/img/thumbnails/imk/travelogue_album/10/23/77/650x_10237732.jpg?updated_at=1218159545)
2006/09/16 - 2006/09/25
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nederlandさん
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ニュージーランドの9月中旬から末にかけては日本で言うと3月下旬の天候具合と勝手に思い込んでいたが、それが大きな過ちだった。
楽しく見るはずのミルフォードサウンドは雪崩で中止になり、しかも通行止めで出るに出られず観光客は私一人。今まで経験した中でもっとも寂しい旅となった。
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- 高速・路線バス 観光バス
- 航空会社
- ニュージーランド航空
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-
今回はJALのマイレージが40.000マイルたまったのでニュージーランドへ行くことに。選択の余地はロシアとオセアニアしかなく、ロシアは治安の不安もあったことと、1週間に1便しかないので断念。
ニュージーランドへは3度目となる。
以前はボーイングだったが、現在はエアバスA300となり、やや小型化した。ただエコノミーとはいえ、オンデマンド映画は最高だ。トイレにいつでも行けるし、眠いときにはねてしまっても構わない。最新型はいいね。 -
クライストチャーチまで直行し、そこからは自分で予約したキウイマジックというエアニュージーランドのシステムでクイーンズタウンまで行くことにした。待ち時間が2時間もあってさすがに退屈した。
乗る飛行機はこのプロペラ機。どれほど揺れるのかと思ったさほど揺れず意外とよかった。 -
やっとの思いでクイーンズタウンまで来たのだが、飛行機内で大きなカメラを持った場違いの男どもが何人も乗り込んできて、しかも日本人。ちょっと恥ずかしかったのだが、空港で阿部寛だったと言う事が分かった。
まぁ話しかけても罰は当たらないだろうと思って話しかけたのだが、なんと他に誰もいない(当然だが)のにもかかわらず、マネージャーさんがマンツーマンガード。別に何かするわけでも無かったのに、いきなりガードされたので不愉快な気持ちだけが残った。
多分これがこの旅のトラブルの始まりだったんだろうなぁ・・・ -
テアナウの風景。
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とにかく寂しい街。人がいなさすぎ。泊まったモーテルのサービスははっきり言って0点だ。2泊したのだが、朝食の2日目はシリアルしか出てこなかった。
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ただ桜が結構咲いていて綺麗な時期だった。
日本独特の華やかさや、ごみごみしていない分最高とも言えるかもしれないとすらおもえる。 -
マッキノンの銅像。ミルフォードトラックのマッキノン峠のマッキノン。なんか原始人みたいな感じすら・・
この前にあった、DOCはものすごく親切で、日本ではもちろん、ニュージーランド国内でも見かけないような本や地図が売られていて、しかも事細かく説明してくれるのでとても印象がよい。 -
この船に乗って、テアナウからツチボタルの洞窟まで行く。洞窟の写真は撮影が難しいので撮らなかったし、撮ってはいけないことになっているので残念ながらありません。いった感じでは北島のほうがきれいだった。
こっちはひかっている場所が狭すぎる。 -
テアナウからミルフォードサウンドへ向かう途中。最初は快晴で、これはかなりいい写真が撮れるのではないかと興奮していたのだ。
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ミルフォードの方向を見るとこのように雲行きが怪しく、あきらめムードも出てきてたが、まだ行けるまだ行けると自分に言い聞かせ・・・
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途中のミラーレイク。ここまでは何とか天気が持っていたのだが、全然ミラーレイクって感じはしなかった。綺麗に反射しないし、波打っていたし。
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ミルフォード直前の名前忘れた。
ここは結構綺麗だったけども、すでに大雨。
さすがに観光客はたくさんいてまだまだ行けるという感じは残っていたが。 -
ミルフォードサウンドロッジ。ミルフォードサウンドまで歩いて10分程度のところに立つ。
さすがにここで降りたのは私と、もう一組のカップルのみ。行って見るとインド人風の観光客やら結構人がいっぱい。行って見て再認識したのはレストランがないこと。自分で作るしかないので、ここに泊まる人は食料持参でしょう。小さな売店があるので、そこで買えるけども、インスタントしか置いていない。2,3日ならいいか。 -
これが見るフォードサウンドロッジ。
一泊結構安い。5000円くらいか。二泊予約(インターネットでできる)したので事前にカード払いしたが、とにかく思ったより何もない。部屋は本当に部屋だけで、テレビもラジオも何もない、ベッドだけ。
夜は結構寒いし、暖房や電気は全て23時に消えてしまう。ここから恐怖の夜が始まった。
ものすごい大嵐が来ていて、屋根が吹き飛ぶのではないかと思うくらいのものすごい風、爆音(後から知ったのだが雷らしい)ところが朝になるとぱったり雨はやんでいたので、すんなり観光できると思っていた。 -
本当は、ハイキング付きのクルーズを予約していて(インターネットでできる)そのつもりでいた。
ところが朝食をとろうとダイニングをうろうろしていたらどうもみんなの様子がおかしい。スタッフが「あなたは車で来たのか?」と聞くのでバスと答えると、「道路が閉鎖されているのでバスは来ませんよ。でもすぐにひらくけどね!ははは。」と言うので本当にその日にでも閉鎖は解除になる物だと思っていた。ところが大間違い。ここに泊まっていたあのカップルを除く全員は車で来ていて、その日の朝のうちに出て行ってしまった。そんなこと知らない私は、一人でミルフォードサウンドをうろうろ。人が一人もいないのでおかしいなぁとは思って写真を相当時間をかけて撮った後ロッジに戻ると誰もいない。
そのとき一人取り残されたことを知りました。まぁスタッフもいるし、何とかなるだろうという思いも届かず、結局あの大きなロッジで一人で夜を明かすことに。ところがこの夜も大嵐が来襲。爆音と大雨で寝ることはできませんでした。 -
いたずら好きのケアと寂しく。
一応クルーズ乗り場に行って予約の確認をしようと思ったところ、「あなたはどうやってここまできたの??」とものすごく不思議がられたが、これが後で幸せを呼ぶとは知りませんでした。
結局予定の日にも道路の閉鎖は解除にならず、その日もまたここに泊まるのかと途方に暮れていたところ、ロッジのスタッフが顔色かえて飛んできて「君は非常にラッキーだよ。これからクルーズの社員が一時的に出るから君も一緒に出なさい。」と言われ、何が何だか分からないまま一緒に車に同乗。ゲートが降りているところに連れて行かれ、そこにはなにやら待ち人10人以上。スタッフが話をつけてくれてなんと幸せなことに車に乗ることに。
このときほど英語を勉強してきてよかったと思うことはありませんでした。
それにこんな誰だか分からない日本人を乗せてくれたニュージーランド人には感謝の一言。
そのときの彼らは、「なんだか変わった日本人が一人でうろうろしていて、どうやって帰るのか不思議だったんだ。」と言われてしまいました。
予想外に予定通りに見るフォードから脱出。 -
絶対に予定通り出られないと思っていたので、ミルフォードでホテル全てをキャンセルしてしまい、当然バスも全てキャンセル。
ところが予想外に予定通りに出てしまった。
テアナウで日本人の奥様が経営しているB&Bに突然お邪魔することに。本当は200ドルくらいする宿泊料を特別に160ドルにおまけしてもらい、しかもお昼ご飯までもらってなんだかこの国の人たちには感謝の気持ちしか残りませんでした。 -
ダニーデンに向かう途中の休憩所。
この辺全てこんな感じの風景が広がり、とにかくのんびりしている。
時間が止まっているかと思うくらいのんびりしている。
ここに何時間いても雲の動きと、緑の変化が楽しめると思ったのだが、ダニーデンに行かなくては。 -
ダニーデンの駅。
この駅駅とは言っても定期的に走っている列車はなく、観光目的と、貨物列車らしき物が一日数本走っているだけのように見えた。採算がとれるのだろうかと心配になるくらい。 -
ラーナック城。ダニーデン郊外にあるとてもすてきな場所。ツアーでしか行けない。またはレンタカーなど。
ものすごく田舎にあるのかと思ったら、住宅街を抜けた丘の上にある。
朝散歩していたら、たまたまツアーバスが止まっていて、聞いたら乗せてくれるとのこと。早速料金を支払いツアーに飛び込み参加することとなった。
多分焦って予約するよりは、その場で行った方がいいかも。というよりは、最初の予定ではラーナック城に宿泊の予約を入れていたんだっけ。それがまさかのミルフォードサウンド足止めでキャンセルしてしまったんだなぁ。予定通り出たことを考えると、非常に惜しいことをした。 -
とにかく綺麗。
雰囲気ものんびりしているし、建物は綺麗だし。 -
周りはこんな感じでした。
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オルヴェストン邸
ダニーデンの丘の中腹にある日本風で言うと洋館。
とても綺麗な建物ですが、難点は中の撮影が禁止されていること。外観しか撮れませんが、これはその庭にあった当時使われていた車。 -
これがオルヴェストン邸の外観。
ツアーでしか中に入れません。英語でしか説明がありません。でも綺麗で何となく分かったような分からないような。20ドルくらい取られた気がした。 -
オタゴユニバーシティ
ニュージーランドで一番古い大学。
このあたりでかなり酔っぱらいがいて、おそらくこの学生、と言うかここから出てきたから。
大声出してだんだん近づいてきたのでこれは非常にまずいと思った。どこの学生もさほど変わらないか。 -
映画館というか劇場。
ーデンには古い建物が非常に多く、見所が多いのが特徴だが、これは日本のガイドブックには一切載っていなかったので、現地でいろいろ調べて歴史ある物だと言うことがわかった。 -
ここにとまった。100ドルくらいだった。
中はなかなか綺麗で朝食付き。朝食とは言ってもシリアルが数種類どっさり置いてあって、それを勝手に食べるだけ。
まぁたべないよりはましか。
と言うわけで、ここが結構たくさんになったので2に移ります。続きは2でどうぞ。
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