2008/05/01 - 2008/05/01
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曼荼羅寺公園で咲く藤の花や、曼荼羅寺の『塔頭(たっちゅう)』の紹介です。塔頭は、禅宗寺院で、祖師や門徒高僧の死後,その弟子が師の徳を慕い、大寺・名刹に寄り添って建てた塔や庵などの小院ですが、曼荼羅寺の八つの塔頭は、それぞれに規模を持った寺院でした。(ウィキペディア、曼荼羅寺関連公式サイト)
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曼荼羅寺の塔頭の一つ、『修造院(しゅうぞういん)』の紹介です。修造院は昭和48年(1973年)の再建で鉄筋の建物です。庫裡兼本堂の旧建物は安永9年(1772年)に再建されたものです。その鬼瓦は陶工乾山の弟子善兵衛が天明3年(1783年)に製作したものです。寺紋として太閤桐と菊花紋のついているものが現存されていることから、太閤秀吉公に関係の深い寺院であると考えられます。(同上)
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曼荼羅寺の塔頭の『無量光殿修造院』の正面入り口の光景です。このお寺は、『後亀山天皇(1350~1424年)』から南朝四代の天皇の菩提寺になるようです。後亀山天皇は、 日本の第99代天皇、および南朝・第4代天皇(在位: 1383~1392年)です。北朝を擁護する将軍足利義満が提示した講和条件を受諾して、三種の神器を北朝の後小松天皇に伝えて、南北朝合一を実現しました。1911年(明治44年)に南朝が正統とされたため、歴代天皇として公認されるようになりました。曼陀羅堂裏手の墓はこのお寺で管理しています。(同上)
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屋根飾りのズームアップ光景です。倒立した獅子の像の姿です。現在は平成20年(2008年)になりますが、平成天皇(在位中の呼び名は今上天皇)は第125代の天皇になります。日本国憲法及び現皇室典範に基づいて即位した最初の天皇にもなります。なお、南朝の時代は、先にも紹介しました後亀山天皇が第99代(難聴最後の第4代)、その後北朝の1~6代が続き、北朝第6代の後小松天皇が第100代天皇となりました。(同上)
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右から読んで、『奉安・文殊菩薩(知恵増進・学業成就)』、『本四国八十八ヶ所霊場お砂踏(祈願の寺・修造院』、『招福の三本松葉』の名札が掛かっていました。御本尊が『文殊菩薩』であり、『本四国八十八ヶ所霊場お砂踏』のことはすぐに理解できますが、最後の『招福の三本松葉』については補足説明しておきます。真言宗の弘法大師に因む逸話ですから、少し表現を変えてあるようです。その『招福の三本松葉』が見えるところで、詳しく紹介します。(同上)
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先程は説明を端折りましたが、ご本尊の『文殊菩薩』について説明しておきます。文殊菩薩は、普賢菩薩とともに釈迦如来の脇侍となるほか、単独でも広く信仰されています。文殊菩薩像の造形はほぼ一定しています。獅子の背の蓮華座に結跏趺坐し、右手に智慧を象徴する利剣(宝剣)、左手に経典を乗せた青蓮華を持ちます。密教では、清浄な精神を表す童子形となり、髻(たぶさ)を結います。この髻の数は像によって一、五、六、八の四種類があり、それぞれ一=増益、五=敬愛、六=調伏、八=息災の修法の本尊とされます。(同上)
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曼荼羅寺の塔頭の一つ、『修造院』の本堂の甍になるようです。なかなか立派な造りです。文殊菩薩についての補足説明です。正式な呼び名は、『文殊師利菩薩(もんじゅしりぼさつ)』です。文殊菩薩は、古代インドに実在した人物です。釈迦の教えを経典にまとめるほど智慧に優れていたと言われています。 文殊菩薩のもつ「智慧」とは、 真実を見抜くための気づきの力 のこと語されます。(同上)
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名前:『ツツジ(躑躅、映山紅)』
分類:ツツジ科ツツジ属
分布:アジアに広く分布。
その他:手前が白ツツジ、その左奥がピンクの躑躅です。左奥には、紅白の幔幕の姿もありました。(同上) -
名前:『ギョリュウバイ(檉柳梅)』(推定)
分類:フトモモ科ギョリュウバイ属
分布:ニュージーランドとオーストラリア南東部原産。
その他:ギョリュウバイは、細い枝を茂らせ梅の花に似た花を咲かせる常緑低木です。赤、ピンク、白花の色色があります。ニュージーランドの国花です。(同上) -
『三本松』と『十三重石塔』の光景です。この『三本松』ではありませんが、三本松には、弘法大師の唐時代の『三鈷の松(さんこのまつ)』のエピソードがあります。それは、『弘法大師が唐より帰国する折に、日本で真言密教を広めるための場所を求めるために中国・明州の浜より『三鈷杵』と呼ばれる法具を投げたところ日本へ向かい飛んでいきました。帰国後に弘法大師が高野山近くへ訪れた際に狩人より毎晩光を放つ松があるとの話を聞き、その場所へ行ってみると唐より投げた三鈷杵が松に引っかかっていたと伝わる松の木です。この事がきっかけで高野山で密教を広める事を決められ、それから約1200年間もの長い間この地が真言密教の聖地として続いています。(高野山サイト)』松の葉は、2本がセットですが、『三鈷の松』は、法具の三鈷杵に似て、3本がセットです。(同上)
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イチオシ
同じく、『三本松』と『十三重石塔』の光景です。右上の方から、赤い葉をした『ノムラモミジ』も顔を出しました。ノムラモミ名前の由来は、葉の濃い赤紫色から来ています。『ノムラ』を漢字にすると『濃紫』となるためです。ノムラモミジはイロハモミジの園芸品種ですが、オオモミジの変種という説もあります。江戸時代から、庭木として親しまれてきました。(同上)
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曲線の多い、勝手に例えれば『女性的な雰囲気の石塔(除夜灯』の光景です。まだ新しい造りのようでした。上から各部の名称は、〇宝珠(擬宝珠)、〇笠(花袋の屋根)、〇花袋(灯籠の主役部分)、〇中台(ハート形の装飾がある部分)、〇竿(縦長の卵のような部分)、〇基礎、などの各部になります。竿の部分には、『照闇』らしい文字が刻まれていました。(同上)
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売り物用のプラスティックの鉢に植え込まれた藤の光景です。薄い紫色の花がびっしりと咲いていました。さりげなく地面に置かれているのは、檀家の方が入手したものがプレゼント(寄進)されたのかも知れません。イメージ的には、大きく成長するタイプではなく、鉢植えが似合いそうな小型種のように見えました。(同上)
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名前:『ノムラモミジ』
分類:ムクロジ科カエデ属
分布:イロハモミジの園芸品種
その他:春に紅葉の色の葉を出す園芸品種です。『ノムラモミジ』は、『ノムラカエデ』とも呼ばれます。(同上) -
曼荼羅寺の塔頭の一つ、『修造院』の境内の紹介が続きます。かつては、曼荼羅寺の境内にあった塔頭かも知れませんが、現在は『修造院』として寺域がはっきりとしたお寺のようでした。しかし、曼荼羅寺の塔頭としての関係は、そのまま残されているように見えました。(同上)
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『修造院』の山門後継になるようです。新しい造りのようでしたが、木組みと、そこに施された彫刻類、本瓦が葺かれた屋根など、曼荼羅寺の塔頭に相応しい精緻な造作が見て取れました。(同上)
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イチオシ
台座の上に置かれた、端正な姿でありながら、凝った造りの『雪見灯篭(ゆきみとうろう)』の光景です。名前の由来には諸説あるようですが、滋賀県大津市の琵琶湖屈指の景勝地の『浮御堂(うきみどう)』説が有力といわれています。海門山満月堂の浮御堂は、琵琶湖に伸びる橋の先に建つ宝形造の仏殿です。平安時代に湖上安全と衆生済度を祈願して建立されました。池の畔に設置した灯篭を「浮御堂」に見立て、うきみ」が「ゆきみ」に変化し、『雪見灯篭(ゆきみとうろう)』になったとする説です。台座の石には、石英の白い筋などの景色があり、立派な雪見灯篭を引き立てていました。(同上)
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名前:『シャクヤク(芍薬)』(推定)
分類:ボタン科ボタン属
分布:アジア大陸北東部原産。
その他:牡丹との見分けが難しいので、(推定)の文字も入れておきました。芍薬は草ですが。、牡丹は木に分類されます。花での見分けはむつか石いようです。(同上) -
名前:『シャクヤク(芍薬)』(推定)
分類:ボタン科ボタン属
分布:アジア大陸北東部原産。
その他:茎が緑色なら芍薬、茶色なら牡丹になります。牡丹の葉の方が大きく、ツヤがなく、芍薬は比較的葉が小さく、ツヤがあります。(同上) -
名前:『ツツジ(躑躅、映山紅)』
分類:ツツジ科ツツジ属
分布:アジアに広く分布。
その他:ツツジ属の植物は低木から高木で、葉は常緑または落葉性で互生です。4月の春先から6月の初夏にかけて漏斗型の特徴的な形の花を咲かせます。(同上) -
名前:『ツツジ(躑躅、映山紅)』
分類:ツツジ科ツツジ属
分布:アジアに広く分布。
その他:多くの種に、致死性になりうる毒成分のグラヤノトキシンなどが含まれ、注意が必要です。中毒症状としては、嘔吐、痙攣、下痢などを起こします。(同上) -
名前:『ツツジ(躑躅、映山紅)』
分類:ツツジ科ツツジ属
分布:アジアに広く分布。
その他:園芸用として交雑種が多く、安全な種との見分けは、専門家でもないかぎり不可能とされ、児童などが中毒を起こす報告がされています。(同上) -
『枯山水』の策定になるようです。川の流れに見立てた小石(丸い川石)が敷き詰められていました。その川の中にも瀟洒な姿の『雪見灯篭』が置かれていました。川石とは別の台石の上に置かれていました。(同上)
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曼荼羅寺の塔頭の一つ、『西山浄土宗・世尊院』の石標です。自然石に金文字で刻印されていました。この石標は、曼荼羅寺の塔頭の修造院の隣にある、同じ塔頭の『世尊院』になるようです。(同上)
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御寺の境内に祀られた式内社のようです。梅の紋がありましたから、菅原道真公に因む神社の天満宮かも知れません。平安時代に、類まれな才能を持ち、学者、政治家として活躍した菅原道真公は、遠く大宰府の地に左遷され、その地で亡くなりましたが、今は、『学問の神様』として全国に広く祀られています。(同上)
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出入口から眺めた中庭・境内の光景です。茶席で使われるような、赤い日傘が飾られていました。専ら修景が目的のようにも見えまし次に紹介紹介するのは『観音・三十三所巡礼』です。1955年(昭和30年)に『尾張三十三観音霊場』が創建されましたが、その中には含まれていませんでした。江戸時代に同名の霊場が存在しましたが、現在のものとは寺院などが異なるようです。現在は1番札所が『真福寺宝生院(通称:大須観音)』、33番札所が、『興正寺(八事)』です。なお、尾張三十三観音霊場、三河三十三観音霊場、美濃三十三観音霊場、豊川稲荷をあわせて、「東海百観音」と呼ばれています。(同上)
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『観音・三十三所巡礼』の文字が刻まれた石標の光景です。『観音さま』は、『観世音菩薩(かんぜおんぼさつ)』や『観自在菩薩(かんじざいぼさつ)、『救世菩薩(くせぼさつ・ぐせぼさつ)』等の様々な呼び名があります。仏教では、『観音経』などに基づいて広く信仰・礼拝の対象となっています。また、『般若心経』の冒頭に登場する菩薩でもあり、般若の智慧の象徴ともなっています。仏教国では、人気の高い菩薩です。(同上)
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『観音さま』の呼び名が広く使われています。『地蔵さま』と同じ菩薩で、庶民に人気が高いことも似ているようです。名前の由来は、サンスクリット語のアヴァローキテーシュヴァラ(Avalokiteśvara)を、『玄奘法師(602~664年)』は『観察された(avalokita)』と『自在者(īśvara)』の合成語と解釈し、『観自在』と訳しました。また『鳩摩羅什(344~413年、または350~409年)』の訳では『観世音』でした。玄奘法師は『古く光世音、観世音、観世音自在などと漢訳しているのは、全て誤りである』と記しています。
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『玄奘』と言えば、『西遊記』に出てくる三蔵法師を連想します。『三蔵法師』の『三蔵』とは、「経蔵」「律蔵」「論蔵」のことをいいます。それぞれの内容は、
〇「経蔵」とは、お釈迦さまの説かれたお経を集めたもの。
〇「律蔵」とは、お釈迦さまの説かれた戒律を集めたもの。
〇「論蔵」とは、お経の解説を集めたものです。
三蔵に精通した僧侶は三蔵法師と言われましたが、やがて、インドの仏典を中国の言葉に翻訳した翻訳者を三蔵法師というようになりました。歴史上一番有名な三蔵法師が『玄奘』で、彼の代名詞のようになりました。(同上) -
玄奘は、『鳩摩羅什(くまらじゅう)』と並んで二大訳聖と呼ばれ、あるいは真諦、不空金剛を合わせて四大訳経家とも言われます。その鳩摩羅什の紹介です。彼は、現在の新疆ウイグル自治区クチャ市の『亀茲国(きじこく)』の出身で、後秦の時代に長安に来て約300巻の仏典を漢訳し、仏教普及に貢献した訳経僧です。後に玄奘等などの、多くの三蔵法師が現れましたが、鳩摩羅什は玄奘と共に二大訳聖と言われます。また、真諦と不空金剛を含めて四大訳経家とも呼ばれます。三論宗・成実宗の基礎を築きました。350年、インドの名門貴族出身でカシミール生まれの鳩摩羅炎(クマーラヤーナ)を父に、亀茲国の王族であった耆婆(ジーヴァー)を母として亀茲国に生まれました。『摩訶般若波羅蜜経』27巻(30巻)をはじめ、彼の翻訳が後代の漢字圏に与えた影響は計り知れません。(同上)
*写真は、以前の建物に使われていた鬼瓦のようです。地上に降りていました。 -
現代では、唐の玄奘三蔵による訳経を『新訳(しんやく)』と呼び、鳩摩羅什から新訳までの訳経を『旧訳(くやく)』、それ以前を『古訳』と呼んでいます。
*写真は、小さな仏像レリーフと、その傍らで満開のピンクの躑躅の花です。
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