2007/08/28 - 2007/09/07
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amks001さん
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昨年の9月に家内と初めての海外旅行に行きました。10日間、楽しい旅行でしたが、最終日、夜の帰国便まで時間があったのでミラノからベルガモへ足を延ばしました。
ベルガモでは2つのケーブルカーを乗り継いで丘の上の町までいけるようになっているのですが、2番目のケーブルカーに乗ったとき運転手から「お前は日本人か?」「財布を無くさなかったか?」と聞かれました。無くしたとは知らなかったのですが、調べてみると確かに財布が無くなっていました。
それからはパニックになってしまい、「どうして私の財布のことをケーブルカーの運転手が知っているのか、中身(金、カード・・・)はどうなったのだろう?どこに財布はあるのか?・・・等々」、不安でいっぱいになったのですが、運転手は「大丈夫だからこのままケーブルカーで上に行こう」と言ってくれたのでそのまま上まで行くことにしました。
頂上に着くと運転手は控室のようなところへ行って財布を持ってきてくれました。まさしく、私の財布で金もカードもそのまま残っていました。
なんと言う奇跡!
「泥棒の国」と思っていたイタリアでこんなことがあるなんて。
運転手の方はあまり英語が達者でなかったので詳しいことは聞けなかったのですが、どうもケーブルカーに乗る前に鉄道の駅からバスに乗ったのですが
そのバスの中に落としていたようです。財布の中に日本のお札が入っていたので落とし主が日本人だとわかり、探してくれていたようです。
ケーブルカーの中では同乗していたイタリアのおばさん達が運転手のイタリア語を英語に通訳をしてくれたり、財布が出てきたときには全員が拍手をしてくれたりで、とても感激しました。
ベルガモが田舎の観光町だったせいかもしれませんが、バスとケーブルカーの乗客、運転手、丘の頂上まで財布を運んでくれた人、など多くの人の親切がないとこんなことはできなかったはずです(写真はそのときの運転手と協力していただいたおばさんです)。
これからイタリア旅行を計画している人、ぜひベルガモを訪れてください。町も素敵ですが、人たちはもっとすばらしい人たちです。
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