2007/12/21 - 2008/01/08
174位(同エリア340件中)
秋田坊さん
北京五輪前にチベットに行くという夢をかなえるべくチベットを目指して2007年末から2008年始に行ってきました。
青蔵鉄道でラサ入りし、次の目的はエベレストベースキャンプへ行くことです。ラサのヤクホテルで知り合った韓国人旅行者たちとチャーターしたランクルでエベレストB.C.を目指します。
雲1つ無い青空の下、大自然の中をランクルが走ります。道路はすごく整備されていて、快適なドライブでした。
聖火リレーもエベレストに登頂するので、この道を通るのでしょう。
ラサを出発して3日目はこの旅の最終目的地、エベレストベースキャンプに行きます。
4日目はヒマラヤの見える町ティンリーで1日のんびり過ごし、5日目は思わぬトラブルにより、バスでシガツェに行きました。
旅程は
秋田(飛行機JAL)〜関西(JAL)〜広州(CA)〜
成都(鉄道)〜ラサ(ランクル)〜ギャンツェ〜
シガツェ〜ラツェ〜シェーカル〜エベレストベースキャンプ〜
ティンリー(バス)〜シガツェ〜ラサ(飛行機CA)〜成都(CZ)〜広州(JAL)〜関西(JAL)〜秋田
です。
秋田と広州の往復はJAL特典で、そのほかはWEBと現地手配で行きました。
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 15万円 - 20万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス レンタカー
- 航空会社
- JAL
PR
-
朝、ガソリンを入れてシェーカルを出発します。西チベットの朝は非常に寒いのでランクルは30分以上アイドリングをします。それでもなかなか温まらないらしく、走り出してもなかなかスピードが上がりませんでした。
-
30分ほどで入山のチェックポイントです。
-
ドライバーがなにやら手続き?をしています。前日の晩に入山料を宿の主人に支払い済みです。
-
ここもちょっとした集落になっています。
-
40分ほど走るとパン峠という展望箇所です。真ん中にあるのがエベレストですが、ここから見ると雲がかかっています。ベースキャンプに行くころには晴れるといいと願います。ここで標高5150m、少し歩いたりすると苦しい。
-
で、一路エベレストを目指します。この辺は舗装されていませんでしたが道路自体は整備されているためスムーズに進んで行きました。
-
岩をくりぬいてトンネルになっています。
-
峠を下り、タシゾンという町というかちょっとした集落で昼食をとります。チンジャオロースを食べました。空がすごい真っ青だったなー。
-
エベレストもだんだん近くなってきました。
-
ヤクの集団です。
-
ロンボク寺のあたりのチベタンです。仕事してるんでしょうか。
-
とうとうベースキャンプ到着です。出発から5時間くらいかかりました。キャンプといっても中共軍の基地があるだけです。夏場はテントも張られて宿泊もできるそうです。
-
エベレストです。近くで見るとすごい迫力です。感動しました。
-
心配した雲も頂上に少しついているだけで、はっきり見ることができました。
-
ここから登山を始めるのでしょうか。ベースキャンプではみんなで写真を撮ったり、エベレストを見たりして30分ほど過ごしました。世界一高い山をこの目で見てるんだなと感動しました。中共軍が見張っているのか、ドライバーからここから先には入ってはいけないといわれ、歩いたりしたのはほんの少しの狭い範囲でした。
-
ベースキャンプにある中共軍の基地です。エベレストも中国のものだということを示しているようです。このこともチベット人にとっては聖地を奪われたようで我慢ならないようでした。ここに聖火リレーが行くのだけはやめてほしい。
-
今日の宿泊地ティンリーへは来た道とは別のルートで向かいます。こちらの道は道なき道というか一応道ですがチベタンドライバーはどんなところでも進んでいきます。
-
凍りついた川の上も渡って行きます。
-
チョー・オユー峰8201mも見えたり、
-
すばらしい景色の中を進みます。
-
ティンリーに到着です。ここも小さな町でした。1日中、車に乗っていたのでお疲れで早めに寝ました。
-
翌朝、ネパールへ抜ける韓国人たちとお別れです。ドライバーが国境まで送ってから戻ってくるのを待つため、ティンリーに1日滞在します。ティンリーには何もないので写真を撮ったり散歩したりしてのんびり過ごします。ここは泊まった宿です。1泊目が確か70元くらいで2日目が20元でした。
-
小高い丘に登ってチョー・オユー峰や、、
-
シシャパンマ8012mを写真に収めます。8000m級になると少し雲が着いています。
-
ティンリーはヒマラヤの見える小さな町です。
-
宿の部屋に、、、
-
トイレです。もちろんシャワー、風呂はなし。ティンリーではこれが普通なんだと思います。
-
道路から見た宿です。道路側がレストランで宿は裏にあります。宿の部屋には暖房がないので一日中レストランで過ごします。宿にはオーナー夫婦とチベタン女性の従業員たちが5人ほどいました。
-
このような外国人がなかなか来ることができない場所で1日のんびりできるという貴重な時間でした。
-
うどんのような、ほうとうのような食事です。この日、ネパール国境まで行って帰ってくるはずのチベタンドライバーが戻ってきませんでした。明日の朝はラサに向かって出発する予定ですので心配しながらも、宿のチベタンたちには朝には来るから安心しろといわれて寝ますが、、、、
-
翌朝になっても現れず、さらに昼まで待っても来なかったので、宿の母ちゃんが「もう待っても来ないかもしれないからバスで行け。」ということになって、バスの運転手に話をしてくれてバスでシガツェまでいくことに。
-
ティンリーからシガツェ行きのバスは1日1本ありました。100元。バスの中でチベタン乗客から「外国人は乗れないのによく乗れたな」といわれました。きっと宿の母ちゃんが頼んでくれたから乗れたんだと思います。ありがとう。またも途中の検問で公安が乗り込んできて身分証のチェックをします。チベタンは移動も自由にできません。もちろんバスの中はいやな雰囲気になります。外国人の私はバスから降ろされ、事務所でビザのNoを控えられました。
-
バスは夕方シガツェに到着。すぐにバスを乗り継いでラサに行けそうでしたが、せっかくだし急ぐ必要もなかったのでここで1泊することに。バスターミナル近くの郵政賓館に泊まりました。100元。大きくてきれいなホテルでした。ここで4日ぶりに風呂に入りました。ほんとに気持ちよかった。
-
思わぬトラブルのおかげでチベットの長距離バスに乗れたり、シガツェに寄ることができたり。「これも旅の楽しさだよな」などと感じつつ、近くを歩いたりネットカフェに行ったりしました。それにしてもドライバーはどこに行ったのだろう?明日はバスでラサに戻ります。
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
秋田坊さんの関連旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
34