2007年末年始に行ってきました成都～チベット?（青蔵鉄道編）

2007/12/21 - 2008/01/08

北京五輪前にチベットに行くという夢をかなえるべくチベットを目指して2007年末から2008年始に行ってきました。
今話題の青蔵鉄道の車窓から見るチベット高原の景色はやはりすばらしいものでした。冬ならではの雲ひとつ無い濃い青空も良かったです。問題は酸素が薄いことだけです。

旅程は
秋田（飛行機JAL）～関西（JAL)～広州（CA)～
成都（鉄道）～ラサ（ランクル）～ギャンツェ～
シガツェ～ラツェ～シェーカル～エベレストベースキャンプ～
ティンリー（バス）～シガツェ～ラサ（飛行機CA）～成都（CZ)～広州（JAL)～関西（JAL)～秋田
です。
秋田と広州の往復はJAL特典で、そのほかはWEBと現地手配で行きました。

エリア 拉薩(中国)

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 10万円 - 15万円
• 交通手段: 鉄道
• 航空会社: JAL

いよいよ成都駅の中へ・・・

20:36発T22に乗ります。

T22号は3番線からでした。

列車に乗り込んだところに乗務員がいて、紙のチケットからプラスチックの小さい札に交換します。これは降りるときに再度交換するのですが、この時、紙のチケットと一緒に健康カードの提出を求められました。切符購入時にもらわなかった私は持ち合わせていなかったので、乗務員にかなり怪しがられ、何国人だ？などと問い詰められましたが乗務員からもらった健康カードの国籍欄に中国と書いたらあっさりプラスチック札と交換してくれました。降ろされるんじゃないかとかなりあせりました。

私の乗った硬臥上段は天井が近くてかなり低かったです。起きるときも頭を下げていないといけませんでした。

成都からラサまでは2泊3日で45時間かかります。2日目は宝鶏、蘭州、西寧などに停車しながら進みます。車窓からの風景はこれといった見所も無いため退屈でした。

成都のスーパーで買いこんで持ち込んだカップ麺やお茶を食べます。車両に給湯器があるのでお湯の心配はありません。

朝夕、こんな感じで掃除しに来ます。

夕方、西寧を通過。ここまで丸1日。ここまで特に見所も無いので時間の少ない人は西寧まで飛行機できて鉄道に乗り換えれば時間が短くすむと思います。

深夜3時ころゴルムドを通過。降りる人も少しいました。列車は寝ている間に高度の高いところを通過しますが息苦しくて目が覚めたりしました。

3日目の朝になるとチベット高原に来ていました。

9時ころになると日の出です。きれいです。中国時間なので日本と1時間の時差ですがチベットはあまりに西にあるので実質は3時間くらいある感じです。

きれいですね。このような景色が列車から見られるとは。

外はかなり寒そうです。

空はどこまでも真っ青。冬ならではの空です。

チベット高原内にも駅はありますが全てに止まるわけではなく、所々の駅に止まります。駅の看板には高度もかかれています。

ラサへの途中の駅でも乗り降りする人が結構います。

家もあります。遊牧して暮らしているんだろうけど寒いだろうな。

家です。

こんな景色が一日続きます。

すごい景色です。

五体投地をしながらラサへ向かう人も見られました。何ヶ月かかるんでしょうね。

やっとラサ駅です。45時間長かった〜。

2006年にできたばかりの新しい駅です。ホームも広い。

ラサ駅正面です。ポタラ宮をイメージして作られています。やはり酸素が薄く、少し歩くとふらつき、ドキドキ感があります。これからラサ市内へ向かいます。

この旅行記へのコメント （1）

• あんこう鍋さん 2009/04/28 17:26:51

  チベット！

  あんこう鍋と申します。
  少し前のご訪問ありがとうございました。
  
  チベットの旅行、私も１０年ほど前にしたもので、
  懐かしく思いながら拝見しました。
  
  私はチベット旅行のあと、もうあの地域へ旅することはもうないなあなんて、
  感傷にひたったことがありましたが、
  青蔵鉄道が開通して以来、もしかしたらまた行けるかもなんて思うようになりました。
  
  拝見しているといろいろな思いがこみ上げて来ます。
  
  また寄らしてください。
  
  　　　あんこう鍋