2008/04/19 - 2008/04/19
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airpentaroさん
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■感想:今回館山を訪れるまで館山の印象は、花咲く春と海水浴の夏の観光イメージばかりでした。実際に訪れてみると、観光の印象とともに戦争の印象が強くなってきました。旧海軍館山海軍航空隊基地が海上自衛隊館山航空基地となり、全長2kmの赤山地下壕と掩体壕といった戦争遺跡がありました。それらの戦争遺跡を知ることで花と海の観光の町という一面ばかりではなく、もうひとつの一面を知ることができたことでより館山を知ることができました。
■移動手段:徒歩
■行程(歩行距離:約10.8km、所要時間:約4時間):
館山駅---1.2km---千葉県立安房博物館---0.6km---北下台・小高記念館---1.8km---赤山地下壕・掩体壕---2.0km---ヒカリモ・沼サンゴ層---1.5km---慈恩院・妙音院---1.0km---城山公園・八犬伝博物館---0.2km---館山市立博物館---2.5km---まちかどミニ博物館---館山駅
■駅からハイキングについて:
JR東日本が主催している駅から出発するハイキングです。
中高年と家族連れに人気のハイキングです。
自然の中を歩くコースや文化・歴史を巡るコースや街の中を歩くコースなどあります。
大体8〜12kmのコースが中心で、中には険しいコースもあり、歩き甲斐のあるコースもあります。
個人的には、あまり旅行では行かないコースが好きです。
観光地化された観光地にない地味な発見に、新しい発見と感動を感じます。
地元では当たり前のことも、外から訪れた者には感動がたくさんあります。
日頃の運動不足解消も兼ねて、これからも参加していきます。
駅からハイキング
https://www.jreast.co.jp/hiking/
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- JR特急
-
■館山駅[たてやまえき]1
「駅舎」
早起きして、さざなみ1号に乗車しました。
自宅を出発して3時間、8時半に到着しました。
風が少し冷たく、肌寒い朝でした。 -
■館山駅[たてやまえき]2
「館山湾」
館山駅から海の方へ歩くと、すぐに館山湾が見えてきました。
沖には何隻もタンカーが停泊していました。 -
■館山駅[たてやまえき]3
「富士山」
雲に隠れていますが、館山からでも富士山が見えました。 -
■千葉県立安房博物館[ちばけんりつあわはくぶつかん]1
「不思議な建物」
どうやら夏になると、ライフセーバーの監視所と更衣室とトイレになるようです。 -
■千葉県立安房博物館[ちばけんりつあわはくぶつかん]2
「海の資料館」
房総の海と生活をテーマにして漁船や漁師の生活風景を展示しています。 -
■千葉県立安房博物館[ちばけんりつあわはくぶつかん]3
「漁船」
漁船そのものが展示されています。
小さな小船から大きな漁船までいろいろなタイプの漁船がありました。 -
■千葉県立安房博物館[ちばけんりつあわはくぶつかん]4
「さかなくん1」
博物館の隣にある小さな水族館で客員研究員の"さかなくん"のイラストが展示されていました。 -
■千葉県立安房博物館[ちばけんりつあわはくぶつかん]5
「さかなくん2」
館内はさかなくんのテンションと違って大変落ち着いた雰囲気でした。 -
■北下台[ぼっけだい]
「館山公園」
今は石碑が建つだけですが、明治・大正の頃は景勝地として館山公園と呼ばれていたそうです。 -
■小高記念館
「小高記念館」
銀行の建物が移築されたそうです。 -
■道すがら
「國司神社」
平安時代の国司・源親元が祀られています。
当時大半の国司が任期中に私腹をこらしたが、源親元は私財をなげうって地元に貢献したそうです。地元のボランティアガイドのおじさんが熱心に語ってくれました。 -
■道すがら
「筍」
八百屋さんで大きな筍が売られていました。 -
■赤山地下壕[あかやまちかごう]1
「入口」
館山海軍航空隊の地下施設だったところです。 -
■赤山地下壕[あかやまちかごう]2
「壕内」
ヘルメットを被って進んでいきます。 -
■赤山地下壕[あかやまちかごう]3
「地層」
地層がはっきりと見えています。
隆起して地層がずれています。
地下壕は全長2kmくらいあり、ほとんど手掘りで掘られたそうです。
壕内にはツルハシの跡が無数についていました。 -
■赤山地下壕[あかやまちかごう]4
「秘密の抜け道」
壕内には近くにある海上自衛隊館山航空基地に続く秘密のトンネルがあるそうです。 -
■道すがら
「頼忠寺」
里見家の家老・堀江能登守頼忠のお寺です。 -
■掩体壕[えんたいごう]
「掩体壕」
掩体壕とは航空機の格納庫です。
上空から発見されないようにしています。 -
■道すがら
「田植え」
田んぼでは田植えが始まっていました。 -
■ヒカリモ[ひかりも]
「こがね井戸」
フラッシュで撮影すると、より黄金色に輝きました。 -
■沼サンゴ層[ぬまさんごそう]1
「沼のサンゴ」
6000年前のサンゴが化石になったそうです。
沼とは沼地区という地名で池みたいな沼ではないとのことです。 -
■沼サンゴ層[ぬまさんごそう]2
「化石サンゴ」
地球温暖化が問題になっていますが、6000年前は現在よりも暖かく海水面が上昇していて標高20mで化石サンゴが発見されています。 -
■道すがら
「田んぼ」
この辺りの田んぼは、水がはられて田植え直前という状態でした。 -
■妙音院[みょうおんいん]
「八十八ケ所巡り」
境内には安房高野山霊場があり、四国の八十八ケ所巡りのミニチュア版があります。 -
■慈恩院[じおんいん]1
「本堂」 -
■慈恩院[じおんいん]2
「梅の木」
梅の花が散って梅の実がなっていました。 -
■城山公園[しろやまこうえん]1
「八遺臣の墓」
君主・里見忠義が没すると8人の家臣が殉死しました。
この8人が南総里見八犬伝のモデルになったそうです。 -
■城山公園[しろやまこうえん]2
「館山城」
城内は八犬伝博物館として八犬伝コレクションを展示しています。 -
■城山公園[しろやまこうえん]3
「館山の町並み1」
天守閣から望む館山の町並みです。 -
■城山公園[しろやまこうえん]3
「館山の町並み2」
城の周りにはツツジが咲いていて、空と海の青さとよくマッチしていました。 -
■城山公園[しろやまこうえん]3
「館山城とツツジ」
赤と白のツツジが館山城を囲んでいました。 -
■館山市立博物館[たてやましりつはくふつかん]
「館山市立博物館」
里見氏と館山の歴史と民俗を展示しています。
・・・おわり
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