レンタカーの旅3ヶ国☆プラス1！！～Day8 スペイン～

2008/03/27 - 2008/03/28

寝台個室でベッドがあるとはいえ、
ガタガタする音や揺れでちょくちょく目が覚めつつ。。

”ちょっと深く眠れたなぁー”てまた目を開けたら
カーテンをしいた窓がやけに明るくて、なんとなしに携帯で時間見たら
7：40でした！ｗ
寝ぼけ半分、ビックリして「うあっ7時40分ら」って言ったら
その声で2段ベッドの上に寝ていた彼も起き出して、
そそくさと準備を始める。
きちんと準備を終えてから、
昨日買っておいてくれたフランスパンのサンドウィッチ食べる。
朝食券、意味ナシー！！！ｗ


8：25　バルセロナ着
着いて早々に、おなか減ってるしパエリアだー♪って
駅の中のレストラン（＆バー）みたいなとこに入ったら
しっかり6種類のパエリアがメニューに載ってまして（´艸`）
んで、これいくら？ってウェイターに聞いたら、
なんにも言わず、ちょっと悩んでメモ用紙に「12ユーロ」とｗ
え？なんで悩んだんですか？ｗｗ　
怪しいでしょぉ～絶対ぼられてる！！ってことでやめときました。
駅にはクロークがないようなので、ホテルに行くことに。

本日のお宿、バルセロナプリンセス。
ひじょーにナイスなことに、このホテル、モールの隣にあるの！
「今日、明日と予約してるんだけど、荷物預かってくれますか？」
って言ったら
「部屋の用意は出来てるから、チェックインもできますよ」と！！
ナーーーーーイスッッッ！！！！
マンガが好きだという、黒縁メガネかけた兄さんが接客してくれた。
「オタク」って言ったからびっくりして
「オタクなんだぁー！」て言ったら、「チョット。。」って照れてたｗ

お部屋の大きな窓からは、バッチリ地中海見えますよー！景色最高！！
この部屋、この旅行で一番モダンでキレイで、気に入りました☆
シャワーを浴びて上がろうとしたら、ドアをノックする音が。
あわててシャワールームに戻って彼が応対すると、
掃除のおばちゃんが、ものすごい勢いでスペイン語でしゃべって
部屋入ってきてるしｗ
全く英語が通じないっぽいおばちゃんに、
どうにか彼が必要ないって伝えて帰ったっぽい。
いやー！スペイン人、勢いあるなぁー！（違ｗ


腹が減っては戦はできぬ！隣のディアゴナルモールへ。
どうも人も少なくて、いいショップ入ってるわりに人気ないのかなぁ？
って思ってたら、お店まだ開店してないんだわｗ
開いてる店で、一番スペインっぽいメニューの店へ。
近くで働いてるのかな？シャツにネクタイしたサラリーマンがいたぐらい。
ガスパチョ（トマトベースのスープ。うん嫌いじゃない＾＾）、
イワシがのった野菜炒め（ちょっとクセありますが、スペインっぽいです）、
カフェコンイエロ（アイスコーヒー。めっちゃ少な！味はフツー）、
カフェコルタード（コーヒーに少しミルク入れたもの）。
若いねーさんのウェイトレスだったけど、全く英語通じないのね！
すべてスペイン語で聞いてきて、こっちはもう身振りしかないよね。
こんなに話が通じないのは久しぶりの感覚だったから、
それが逆に新鮮で、"スペイン来たなぁ～”って実感。


■モンセラット
12：30　メトロでスペイン広場へ。モンセラットを目指す。
エスパーニャ駅から電車で60分ほど揺られ、
そこからさらに登山列車に乗り換えて、
標高1235ｍの山の中腹まで20分ほどで到着。
大聖堂に向かう途中にある展望レストランを見つけ、
パエリアあるかな♪パエリアあるかな♪・・あったぁー！！
って、そんなにおなか減ってないけど、ランチタイムｗ
白ワインを飲みつつ、スペインで初パエリア。
おおおおおおおいしぃーーーーーー！！！！
日本で食べるパサッとしたチャーハンみたいのとは全く違って
もっとリゾット寄りな、もっちりした食感。これはやみつきです(*´∀｀)b
ペラッとチャーシューのような大きなお肉がいっぱい入った野菜炒めも、
日本では食べたことのない味付けだったなー。
パリから来たからなのか、ごはんがなかなか安く感じられて
そして味もおいしくて、すっかりスペインの食事を気に入りました◎

さて。
ごはんの話ばっかりじゃなくて、モンセラットの話しなきゃねｗ
えーわたくし、自慢でもなんでもないですが、
砂漠、エアーズロック、グランドキャニオン、ストーンヘンジ・・は違うかｗ
とりあえず、自然が造った不思議なモノをあまり見たことがありません。
だからかなぁー、このモンセラットは、すげーー！！ってばっかり言ってた。
だってさ、川の水に運ばれる石はあちこちぶつかって丸くなっていくのはわかるけど、
どうしてこんなに高い山の上にあるのに、石が丸いのー？？
迫力満点だし、これは一見の価値大有りでしょう！

行きの電車からさんざん興奮してたので、
帰りの電車を待つ間、お土産屋さんとカフェでまったり。
彼はカフェコンレチェ（カフェオレ）、私はカカオラットを注文。
どんなの出てくるのかなぁ～♪・・・ちっちゃ！！！って。
私の手のひらにスッポリかくれるぐらいの、
ヤクルトみたいな容器に入ったココアでした。。
私、さっきから飲み物はずしまくりだなｗ
（後でスーパーで見たら、全く同じの6本セットで2ユーロ弱。
ここで頼んだ私のは、1.2ユーロ/1本ｗ）


17：30　帰りの登山列車では桃鉄大会！！
周りの人たち、なんかみたことあるなぁって思ったら
さっきカフェとか、レストランで働いてた人だ。
なんか和気藹々としてて、暮らしてて楽しそうだなぁーって。
そんな人達を見て、
日本人は生きるために働いてるのか、働くために生きてるのか、
自分が好きでもない仕事してなにが楽しくて生きてるんだろう？とか、
本当に大事なものは見失わないでいたいね　とか、
旦那さんとそんなことを語ってました。

そんなこんなで、バルセロナまでに乗り換える駅で、
結構降りる人がいたから「え？？ココで降りるのかな？」とか
言ってたら、絶対私達がなんて言ってるかわからないはずなのに、
前に座ってた兄さん（カフェにいた人）が、
「バルセロナ？ネクスト　ステーション＾＾」て笑顔で教えてくれた。
こゆう小さい親切って、本当すごいうれしいよね。


メトロでリセウ駅へ。
人がにぎわってるランブラス通りをぶらぶらしつつ
フラメンコを予約しに、日本語案内所へ。
ガイド本には結構しっかり載ってたくせに、看板なんてひとつもなく、
ただ、この辺かなぁ？って通りかかったアパートの郵便箱に
日本国旗のシールが張ってあったから、行ってみた。
はい、ココで当たりでした。わかりにくっっ！
日本人の男の子が先にいて、ピンポン鳴らしてたけど結局出て来ず。
えー、不在でしたｗ


■ガウディ作、グエル邸
初期の傑作らしいッス。　よくわからんッス（汗


■サン・ジュセップ市場
前回のヨーロッパでも市場行きましたが、やっぱり上がるわー！ｗ
肉や魚なんかはもう店じまいしてたけど、手前の果物店は大賑わい。
100％フルーツジュースをたくさん売ってて、ベリーの飲んだらカナリうまい！
パックに入ってるカットフルーツは、1.5ユーロを1ユーロにまけてくれた。
ココナツ1パックに3片入ってるのは、おいしくない！
・・ていうか、あれって生で食べるもんじゃないのかなぁｗ
もう一回フルーツジュース飲もうって、一人ひとつ買おうとしたら、
1つ1ユーロで売ってたものを、3つで2ユーロでいい！と。
そんなに飲めないよｗ　と思いつつ、ラッキー♪
キウイココナツ、パインココナツ、ココナツにしたら
全部おいしかったぁー！
店の人たちは売り切りたいようなので、ギリギリに行くのオススメですｗ
チョコの量り売りなんかもあった。市場にはめずらしいよね。


20：30
■フラメンコ！！
一番の老舗の店に行こうってことで、レイアール広場へ。
『ラス・キンザ・ニッツ』っていうレストランがまだ開店前で
もんのっすーごい行列でした。超人気店。
そのほぼ反対側にある、『ロス・タラントス』へ。
20：30からの回にギリギリだったため、受付のおばちゃんに
立ち見になるけどいいかと聞かれて、ＯＫって入ってみたら、
意外と前のほうが席あいてました。
ステージの右側のかなり前のほうでスタンバイ。
あーーーーなんだかドキドキ。

まずはひとりの男の人が、ソロでギター。
いやぁ～　なんなんでしょうなぁ～。。
テクニックはもちろんのこと、あの独特な雰囲気。
のっけから、ガッツリ引き込まれました。

そして男性ボンゴ（？）と、女性ボーカルも加わる。
なんかさっきの雰囲気にますます深みが増す。

そうこうしてるうちに、ロンゲで、長身・細身の男性が入ってきて、
この人は何担当なのかなぁ～・・・・って、ダンスかっっ！！
もうね、私の頭の中は完全にフワフワのスカートをはいた女性が踊る
ってインプットされてたから、完全に不意打ちです。
そのダンスの激しいこと。。　全身に鳥肌立ちます。
「俺を見ろ！！」的な、タップダンスを取り入れたような踊りで
ジャケットをめくりながら、長い髪をふりみだして
足をふみならすのと、音楽が完全にマッチしてて、
もーーーーう、号泣ですよ。
このステージがかっこいい！！っていうのはもちろん、
スペインで本物見てるんだー　っていうのと、
この旅もがんばった甲斐があったなー　っていうのと、
なんかもうごっちゃで、涙がボロボロ止まんなかったです。
ひとりひとりと握手したかったぐらい。心から拍手を送りました。
あれで1人6ユーロ（30分）は絶対安い！申し訳ないぐらい安い！


■夕飯はスペインバル、イラティへ
ふたりとも興奮が全くさめないまま、ガイド本に載ってたバルへ。
この店は飲み物だけオーダーして、後はセルフサービス。
すべてのタパス（おつまみ）は楊枝にささっていて、1.7ユーロ均一。
シードラ（りんごのお酒）を頼んだら、
ウェイターの兄さん、肩越しにグラスについでました。すごい！
タパスは、目の前になんやらいーーっぱい種類はあるし、
次々に出来上がったのをオススメしてくるしで、
楽しくって、おいしくて、いっぱい食べちゃった。
椅子なしのカウンターだからあんまり落ち着かないけどね、
地元人ばっかりに囲まれて、接客もにこやかだし、いい店だったなぁ～。


22：30
とーってもいい気分で、隣のモールでコーラと水買って帰る。


いやぁ～　スペイン、いいわぁヽ(●´∀｀)○´∀｀)ﾉ
1日目から、この国大変気に入っちゃいました◎

エリア バルセロナ(スペイン)

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: 鉄道

噂のモンセラット。

こうして見ると、ちょっと怖いね。
写真なのに足がすくむｗ

モンセラット一帯の説明が書いてあった看板の一部。

2000年に大規模な地すべりがあった模様。。

サン・ジュセップ市場の入り口。

夜だけど、大賑わいでしたー◎

バル『イラティ』の店員さん。
シードル（りんご酒）をついでくれてます。

すごい技だねー！！

観光客らしき人は全然見当たらず、
だからこそ、本物のスペインらしくていい雰囲気。

タパスはどれもこれも、おいしかったです♪