桜も開花。猫熊堂の、うららかな春のお散歩＜27MAR2008＞

2008/03/27 - 2008/03/27

桜も咲き始め、ぽかぽかで静かな春の日の午後のお散歩は、のんびりしていて、とっても良い気持ち。

ウチの裏の土手に咲く野の花も、良く見ればそれぞれに個性があり、捨てたものではありませぬ。

ウチの近所では鳥類もいろいろ見ることが出来るのです。（写真はないけど）

この季節、川では、冬季は群れで禁猟区に移動していたカルガモが戻ってきて、２羽〜多くても５羽程度にバラけて、繁殖に向けカップルを作り始めている。その近くではカイツブリがヒョイっと水面に浮かんできたりしている。遠くからはコガモの群れが“バスガイドさんが吹く笛のような声”で鳴くのが聞こえる。カワウは羽を広げてひなたぼっこしている。運がよければ、オデコが白いオオバンの姿が見られることも。アオサギは、ここ15年ほどで、すっかり日常の風景になった。 同じく、ここ15年ほどで増えたのがカワセミで、冬の間は、“いつもの止まり場”から水面を睨んで時折フィッシュングをしていたのだが、きょうは「ピッピピ〜！ピピピピ！」と非常に鋭く硬質な声で叫びながら猛スピードであたふたと飛び回っていた。繁殖期が始まったのかも。

空では、橋の下に営巣しているチョウゲンボウが狩りに出かけていくのが見られる。空気を切り裂くような飛翔やホバリングで空中に静止している姿は、小さいながらも猛禽類らしい迫力があり、とても素敵！きょうはラッキーなことに、カラスにモビングされて木立の中に逃げ込むオオタカを見ることが出来た。オオタカは、時々狩りに来ているらしく、1週間くらい前にはハトの羽が散らばっているのも目撃している。

畑では、キジが鳴きはじめた。先日は、1羽のオスが5羽ものメスを引き連れているのに遭遇。テキは私に驚いて物凄い羽音で飛び立って逃げたのだけれど、イキナリだったのは私も同じで、心臓が口から跳び出すんじゃないかと思うほど驚いたデス。


うふふ。のどかで、いいでしょ？ これでも一応埼玉県深谷市。（深谷ネギを生産しているあたりですけどね。） イタチやタヌキもたま〜に見ます。（笑）

エリア 深谷・寄居(埼玉)

• 交通手段: 徒歩

咲いているのは南向きの枝のごく一部。まだ一部咲きともいえないくらい、チラホラです。

土手の菜の花が良いところです。
昨夜の雨で空気中のホコリが洗われたせいもあるのか、赤城山がスッキリと見えます。

菜の花

もういっちょ、菜の花。

白花のタンポポ

綿毛がそよ風に揺れていました。

もちろん黄花のセイヨウタンポポも咲いています。

タンポポの種類と分布は土手ごとに異なっており、別の土手では、ガクが反り返らないニホンタンポポがメインで咲いています。（たぶんシナノタンポポじゃないかと思うんだが）

土手の土は、どこか他所から運ばれてきたものなので、土の出所の違いが、混じっていたタネの違いななっているのだと思われます。

ツクシ。

ヒメオドリコソウ

シソの仲間なので、茎が四角い。

カラスノエンドウ

オオイヌノフグリ

大人になってから花の名前の意味を知り、ビックリしました〜。（笑）

クローバー

クローバー

フカフカで「この上で寝転がったら気持ち良さそう」に見えるでしょ？ でもダメよ、犬糞が転がっていたりするから。

ホトケノザ

ガクの形状が仏様がお座りになる蓮華のカタチに似ていることから、この名がある。ってことで、合ってるよね？よね？

春先に畑がピンクに染まっていることがあっても、ウチの近くでは、レンゲではなく、このホトケノザである。

モンシロチョウ

ここ３日くらいで急激に出てきた。 お花にとまっているところを撮りたかったのだけれど、残念ながら葉っぱの上。 今のチョウは繁殖行動で忙しく、お食事どころじゃないのかも。

ペンペン草！（なずな）

スミレ　土手の南面で咲いていた。

ヨモギだぁ。

芽吹きの時はもうちょっと白っぽいんだけどね。
草もち、草だんご、あんことベストマッチざんす〜〜〜。

先月までは白鳥が来ていたのに。春はあっっちゅう間にやってくる。

ちなみに。白鳥がウチの近所のこの場所で越冬したのは、2007-2008の冬が初めて。 「白鳥飛来」のウワサは、土手をウォーキングしている人たちのなかにクチコミで広まり、爺さん連中の中には毎日エサ用に食パンを買って持ってくる人まで現れ、すっかり人馴れしてしまったのでした。あまり良いこととは思えませぬ。

もうサクラだもんね。
もっとも、都内ははやくも満開というニュースだけど、ウチの方は、まだ咲き始めです。