阿里山行ってきた

2008/03/20 - 2008/03/23

3/20
台北桃園空港に到着。並んだ列が悪かったらしく入国審査にかなり時間が掛かった。係員によってスピードが1.3倍くらい違う気がする。一目で遅い人を見分ける技術が欲しい。
やっとの事で入国審査を終えてから銀行で換金。15000円が4500元(NT$)になった。去年の12月に来た時よりも1割くらい安くなった気がする。ドル安の影響なんだろうか？

今回の目的は阿里山。行かないと台湾に行った事にならないくらい有名な所らしいが、混んでいて登山鉄道(これも名物の1つらしい)の切符は中々手に入らないらしい。「平日だから前日のうちに買いに行けばなんとかなるかも？」と思って早めに嘉義(阿里山の入口)まで行っておく事にした。
まずはバスで高鉄桃園まで。このバスは前回乗った時は料金20元だった気がするけど30元になってた。その分本数が増えたみたいだ。
バスに乗って15分も掛からずに高鉄桃園駅に到着。自動販売機で次の列車の予約があっさり取れた。そのままホームに下りて高鉄に乗り込んだ。

嘉義までは1時間くらい。寝過ごすといけないと思って地球の歩き方を読んでたら、隣のおじさんに英語で話しかけられた。日本にも何度か来た事あるみたいだし新幹線も知ってた。ふつーの親日ビジネスマンだったみたい。でも、大阪から台湾まで飛行機の直行便がある事は知らなかった。大阪にはあまり縁が無いようだ。とかやってるうちに高鉄嘉義に到着。こっちは「再見」向こうは「さよなら」と言って別れた。良い人で良かった。

高鉄嘉義駅は町の中心から結構離れてるので、バスに乗って中心地まで行かないといけない。バス乗り場を発見したと思ったらすでにバスが止まっているので慌てて乗り込んだ。乗車時にお金を払おうと思ったら運転手が料金箱を手で塞いだ。降りる時に払うのかなーと思ったけど、途中のバス停で降りてる人は金を払ってない。なので自分も払わずに降りた。ラッキー？
とりあえず、登山鉄道の切符を買いに窓口に行ってみたところ切符販売は16時で終了との事。諦めて阿里山行きのバスの時刻を調べておく。鉄道は登りよりも下りの方が予約取りやすいらしいので、登りを6時10分発のバス、下りを鉄道にする事にした。

とりあえず駅近くのホテルに泊まることにした。1泊800元なり。チェックインして早々に、おなかが空いてたので夕食を食べに行く事にした。食べたのは嘉義名物鶏肉飯＋海老汁。ご飯に鶏肉乗っけてタレをかけたもの。思ったよりも量が少ないと思ったけど、食べてみたら意外とおなか一杯になった。満足。と思ってたら、店の前の道路に選挙の演説がやってきた。店員も客もみんな目は道路に釘付け(道路の方に出て行った店員もいたけど)。誰か知らないけど演説をしてる人が歩いてて、その後にずらーーーーーーっと後援者(？)が着いていってた。なんか雰囲気がお祭だなぁ。
その後、ホテルまで戻る途中に本屋がやたらと大量にあったので全部マンガ＆小説コーナー覗いてたら22時くらいになったのでホテルに帰ってから寝た。

3/21
6時前に起床。
6時10分の阿里山行きのバスに乗るためにさっさとホテルを出て駅前のバスターミナルに向かう。6時過ぎに開いた窓口で切符を買ってから阿里山行きのバスに乗車。いざ阿里山！と思ったらおなかが空いた。バスが途中でトイレ休憩してくれたのでパンを購入。助かった。
道はくねくねしてるけど、特に危険な道でもなかった。途中に学校とかあったし、こんな山の中でも生活してる人がいるんだなぁと思ってたら目的地に着いたらしい。ガイドブックによるとバスはゲート前で降ろされて、そこからは歩いて阿里山駅方面に行くと書いてあったけど、ゲートで入山料払ってからバスに乗り込むと駅近くの駐車場まで連れて行ってくれた。駐車場にはセブンイレブンやスターバックスまであった。阿里山には食事する場所がないってどっかで見た気がするけど、これなら大丈夫そうだ。
まずは阿里山駅に行って下りの列車の切符をゲット。お花見シーズンだからか週末にしか運行して無いらしい列車の切符をゲット。普段なら1日1往復しか列車がないので運が良かったのかも。切符購入後は付近のお土産屋を見たりしてからセブンイレブンで朝食(？)を買って食べた。肉まん2種類買ったんだけど、片方は結構辛かった。

と、食べ終わって携帯いぢってたら蒸気機関車っぽい音が聞こえてきた。気のせいかと思ったけど駅近くまで行ってみたら確かに蒸気機関車だった。乗らないと損な気分になったので次の列車の切符を購入。そして、列車に乗って山を下って…1駅で終点だった。このまま蒸気機関車に乗って戻っても良いんだけど、戻った所でする事も無いので歩いて戻る事にした。せっかくだから山の景色も楽しまないとーと思って道を進むけどひたすら登り道。結構ハードだった。途中、一本の桜の木に群がってる人たちを見た。みんな花見に来たんだろうけどちょっと時期が早かったんだろうね。。。

歩く事1時間半で阿里山駅前に戻ってきた。良い感じにおなかが空いたのでセブンイレブンで昼食を買う事にした。朝食を買った時に目をつけておいた駅弁(多分)を購入(阿里山にある湖の名前が付いてたのでここでしか買えないと思ったんだけど後で台北でも見かけた)。
何も言ってないのに店員さんがレンジで弁当を温めてくれたので、駅前の広場っぽいところで食べた。その後はぶらぶらして時間を潰してから、帰りの列車に乗車。狭い車内で結構な揺れに揺られながら山を下っていって、目が覚めたら麓だった。

台鉄嘉義駅到着。まだ17時だし、嘉義に2泊するのも面白くないので、電車で1時間くらいの所にある台中まで行く事にした。予約をしようと窓口まで行ったら「本日の切符は上下線とも完売」と出てたんだけど、「今日台中に行きたい」と書いた紙を見せたら切符が貰えた。立ち席切符みたいなものらしい。1時間くらいなら良いかーと思ったけど、空席があったので座ってたら誰も文句言いに来ないうちに台中に到着してしまった。ラッキー。また混んでると嫌なので翌日の台北行きの特急も予約しといた。

まずはホテル探し。面倒だったので駅前にあったホテルに入ってみる。値段を聞いたら600元だったのでそこに決めた。さっさとチェックインして夜市にでも行こうかと思ったけど、バスの本数が少ないうえに結構駅からは遠いみたいだったので諦めて駅付近で食べ物屋を探すことにした。結構駅の近くで屋台が何件か集まっているところを発見。揚げ物を幾つか食べたんだけど、あっさりしたものが食べたくなったので近くにあったセブンイレブンに行ってみた。店には特に欲しいと思うようなものは無かったんだけど、何故かレジの端にミニウサギがいた。かわいかった。。
結局セブンイレブンでは飲み物だけ買ってホテルに戻った。テレビでスラムダンクやってた。

3/22
ゆっくり寝るつもりだったけど8時過ぎに目が覚めた。1時間ほどそのまままったりしてから朝食を食べに外へ。
朝食は肉の乗ったご飯と卵、肉団子、スープ。そんなにサイズは無かったんだけど美味しかったので満足した。
そのまま若干回り道をしながら駅に戻って電車に乗り込んだ。

で、目が覚めたら板橋(台北の一個前の停車駅)だった。13時頃、無事に台北で下車。そのままMRTに乗って3駅ほどで下車。都合により茶屋巡りをする事にした。2件目の店の近くは屋台が色々有ったのでここで遅めの昼食を取ることにした。謎な粉物2種類と変なお茶。微妙だったが空腹のままよりは良かったと思う。その後、中正記念堂(だったかな？)を眺めつつMRTに乗って台北まで戻ってホテルを探した。駅北側にあった700元のボロい宿に決定。とりあえず夜市に行きたかったけど、まだ時間が早かったので西門まで探し物をしに行く事にした。ぶらぶらしてたらやがて雨が降ってきた。夜市がーーーー。
で、店の中に避難して出てきたら今度は花火の音がする。見たらすぐ近くの道路上で花火が打ち上げられてる。そんな直径10cmはありそうな花火を道の真ん中で打ち上げなくても…(^^;ちょっと危険だった。なんか夜市行く気も削がれたので近所で夕飯食べようと思ってたらアニメイトを発見。台湾にも有ったんだなあと思いつつ何冊か買ってしまった。夕飯代が無くなった。。。
結局コンビニでお粥を買って食べた。台湾元はちょうど空港行きのリムジンバス代しか残らなかった。

おわり

エリア 阿里山周辺(台湾)

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス

デザート
暑い時に食べると最高

嘉義名物鶏肉飯

嘉義ー阿里山間のバス時刻表

阿里山駅時刻表

阿里山駅

阿里山駅

セブンイレブンで買った朝食

実はスタバ

阿里山駅に停車中の蒸気機関車

車両は木造でした

切符

切符

阿里山の蒸気機関車

阿里山で唯一見かけた咲いてる桜

数少ない桜に群がる人々

嘉義から阿里山までのバス

駅弁？
セブンイレブンで購入

駅弁の中身
結構美味しかった

何故か阿里山駅のホームにいた犬達

阿里山登山鉄道の車内

台中で見かけた屋台

台中駅近くの屋台

何故かセブンイレブンのレジにいたうさぎ

総裁選の様子を伝える新聞
消してスポーツの決戦ではない…

台中駅

台中駅から

ホームにいる人を取ろうとしたら列車が来てしまった

台北の公園風景

台北の公園風景

昼食

体には良さそうだったけど美味しくは無かった

中正記念なんとか、だった気がする

道路を歩いてたらいきなり現れた花火

頼まれてたお土産

この旅行記へのコメント （2）

• 練馬の材木屋さん 2009/06/08 14:24:19

  阿里山、随分替わりましたね

  我々は9人衆で、2007/5/4--5/5に阿里山に行ったのですが、永遠に開業できっこない、と皆で断定宣言してきた蟻山新駅は完成してたのですね、それに
  神木線のシェイも実線配置される様になった様ですね、煙突の火の粉の問題を解決したのでしょう。まだ台檜の香りはしてましたか？私は阿里山鉄道に
  1975年と2007年に合計2往復しているのですが、ビ−ルのせいで獨立山駅の
  ところのル−プ全然分りませんでしたが、如何でしたか、やっぱり磁石もって行かないと駄目と思われますか？

  miro2さん からの返信 2009/06/08 20:52:33

  RE: 阿里山、随分替わりましたね

  台檜の香りはほんのりしてましたよ〜
  でも、乗車時間が短かったのでゆっくりは味わえず。。。
  
  私は列車の中で寝てたのでループなんて全然わからなかったです(^^;