2006/10 - 2006/10
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kanai jic tokyoさん
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■パスポート有効期限との戦い
この年、オレのパスポートは有効期限が来てしまう。10年に1度の
「残存ギリギリでどの国に行けるのか・パスポート更新イベント開催中」
だった。ほとんどの国は「パスポート有効期間残存6か月以上」などと、ビザ取得、入国についてルールを決めている。
「この国行きてぇ。あ、残存足りねぇ」
という事が多発してくるわけだ。「そんなまどろっこしい事をしてないで早いとこ更新しろ」かもしれないのだが、折角の事なので有効期限と戦い続けていた。「パスポート有効期間2か月で行ける国は、、、」という選択肢で、今まで検討した事もなかった「カナダ」という国が浮上してきた。
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■宇宙ステーション・デトロイト
友人がカナダに住んでいた。訪ねてみよう。目的地は有名な「PE」プリンスエドワード島の近く、ハリファックス。直行便が無いのでデトロイト乗り継ぎで行くことにする。アメリカには一生入国する事はあるまいと思っていたが、デトロイトで預け荷物を受け取り、強制的に入国しなければならない。
「預け荷物」と書いたが、毎回オレの旅は小さいリュックサック1コである。なぜ今回機内に持ち込まなかったかというと、液体持込制限初体験だったから。没収されたらイヤなので機内に液体を一切持ち込まない作戦をとった。
デトロイト空港はアホみたいに巨大だ。荷物受け取りターンテーブルもたくさんあって、自分の荷物がどこに回っているのかわからない。便名表示されているレーンに荷物無し。乗り継ぎ時間が短いためドキドキ。空港係員に尋ねると違うレーンを指示される、出てこない。預け荷物が久しぶりなので自分が何か重大なミスをしているのだろうか。他の係員に尋ねると
「そこらへんにないか?」
早くにターンテーブルからピックアップされて床に置きざりにされていたようだ。「ナイアガラの滝と3都市周遊」みたいなツアー客の荷物とひとまとめにしてある。オレは添乗員無し旅行なので、乗り継ぎに失敗した時のことや、アメリカ入出国手続きのことでドキドキしっぱなしだ。
「もー、ここにあったのかよー」
バッグを取り、これから並ぶ荷物チェックの長い行列を見てドキドキが増す。 -
正直これを書いている今でもアメリカ入出国手続きをよく理解していない。理屈で考えるとアメリカに入国したわけだから、次の国に行く前にアメリカを出国しなければならない。その手続きは空港内にたくさん設置してある機械でセルフサービス。パスポートを読み取らせると「US VISIT」という出国レシートを出してきた。
「次回アメリカ入国時に問題があったらこのレシートを見せろ」
とのことなので大切に持っておく。以来アメリカに行かないのに、海外へ行く時には必ずUS出国レシートを持って出かけている。
「いつなんどきトラブルで経路変更してアメリカ経由で帰国するかわからない」
「正しく手続きできたか心配」
という2つの理由からだ。
デトロイトに雨が降り始めた。水滴のついたガラス窓越しに外を見つめる。ここは宇宙ステーションじゃないんだな。 -
■バスが空を飛んでいるだけ
20人乗り飛行機を以前経験していたが、デトロイト〜ハリファックスのノースウェスト機44席の方が、より小さくオンボロに感じられた。エア「バス」と言うように「ただの交通の足」としての飛行機で、オレの思う「非日常的な乗り物」と違って、ただただ使い古されていた。
高齢のフライトアテンダントと乗客は顔見知り大勢。世間話をして井戸端会議風だったが、フライト前になると彼女は突然雰囲気を変え丁寧な言葉遣いで
「席を移動してくださる方はいらっしゃいませんか?」
と皆に声を掛けている。体重で、機体左右のバランスを取るのだ。
(つづく)
http://www.geocities.jp/kanaibon/
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