大村・波佐見・長崎空港旅行記(ブログ) 一覧に戻る
飛行機に関する話しはアメブロじゃなくてここで書くようにします<br /><br />目標は日本全国の空港を制覇することです<br /><br /><br /><br /><br />さて、日曜の疲れがまだ取れません。。。<br />普段やらない雨の中離陸して、雨の中飛んで、雨の中着陸するフライト・・・<br /><br />例えるなら車の運転を、助手席の人の<br /><br />「もう少しハンドル右に切って!」<br />「そこ減速!」<br />「路駐の車があるから気持ち右へ!」<br /><br />というアドバイスを聞きながら目をつむって1時間運転するくらい<br />しかもシートベルト&エアバッグ無しで!!<br /><br /><br /><br /><br /><br /><br />3月9日、長崎で仕事(半分遊び)があるのでマイボスと熊本から長崎までひとっ飛びしてきました。<br /><br /><br />天気が悪いのは分かってましたけど、熊本を離陸するとき<br /><br />「Take-off clearance is cancelled, this time field IMC」<br />(離陸許可を取り消します。計器気象状態になりました。)<br /><br /><br />--------------------------------------------------------<br />航空法施行規則原文<br />(計器気象状態)<br />第5条<br /> 法第2条第14項の国土交通省令で定める視界上不良な気象状態は、次の各号に掲げる航空機の区分に応じ当該各号に掲げる気象状態(以下「有視界気象状態」という。)以外の気象状態とする。<br /> 一 3000メートル以上の高度で飛行する航空機(第三号及び第四号に掲げる航空機を除く。) 次に掲げる条件に適合する気象状態<br />  イ 飛行視程が8000メートル以上であること。<br />  ロ 航空機からの垂直距離が上方及び下方にそれぞれ300メートルである範囲内に雲がないこと。<br />  ハ 航空機からの水平距離が1500メートルである範囲内に雲がないこと。<br />2 3000メートル未満の高度で飛行する航空機(次号及び第四号に掲げる航空機を除く。) 次に掲げる航空機の区分に応じそれぞれに掲げる気象状態<br />  イ 航空交通管制区(以下「管制区」という。)、航空交通管制圏(以下「管制圏」という。)又は航空交通情報圏(以下「情報圏」という。)を飛行する航空機 次に掲げる条件に適合する気象状態<br />   (1) 飛行視程が5000メートル以上であること。<br />   (2) 航空機からの垂直距離が上方に150メートル、下方に300メートルである範囲内に雲がないこと。<br />   (3) 航空機からの水平距離が600メートルである範囲内に雲がないこと。<br />  ロ 管制区、管制圏及び情報圏以外の空域を飛行する航空機 次に掲げる条件に適合する気象状態<br />   (1) 飛行視程が1500メートル以上であること。<br />   (2) 航空機からの垂直距離が上方に150メートル、下方に300メートルである範囲内に雲がないこと。<br />   (3) 航空機からの水平距離が600メートルである範囲内に雲がないこと<br />3 管制区、管制圏及び情報圏以外の空域を地表又は水面から300メートル以下の高度で飛行する航空機(次号に掲げる航空機を除く。) 次に掲げる条件に適合する気象状態(他の物件との衝突を避けることができる速度で飛行するヘリコプターについては、イに掲げるものを除く。)<br />  イ 飛行視程が1500メートル以上であること。<br />  ロ 航空機が雲から離れて飛行でき、かつ、操縦者が地表又は水面を引き続き視認することができること。<br />4 管制圏又は情報圏内にある飛行場並びに管制圏及び情報圏外にある国土交通大臣が告示※1で指定した飛行場において、離陸し、又は着陸しようとする航空機 次に掲げる条件に適合する気象状態<br />  イ 地上視程が5000メートル(当該飛行場が管制圏内にある飛行場であつて国土交通大臣が告示※2で指定したものである場合にあつては、8000メートル)以上であること。<br />  ロ 雲高が地表又は水面から300メートル(当該飛行場がイの国土交通大臣が告示で指定したものである場合にあつては、450メートル)以上であること。<br /><br />※1→有視界気象状態について航空交通管制圏又は航空交通情報圏内にある飛行場と同一の条件が適用される航空交通管制圏又は航空交通情報圏外にある飛行場の指定に関する告示<br />※2→なし<br />--------------------------------------------------------<br /><br /><br />と言われました<br /><br />もう、この時点で<br /><br />「ギャー((((゚Д゚;)))))」っという感じです<br /><br /><br /><br /><br />少し迷いましたが、<br /><br />てか、今にしてみれば何を血迷ったか<br /><br />「Request special VFR departure」<br />(スペシャルVFRでの離陸を要求します)<br /><br />スペシャルVFR(特別有視界飛行方式)での離陸をすることに・・・<br /><br />--------------------------------------------------------<br />特別有視界飛行方式(SPECIAL VFR)(管制方式基準)<br /><br />IMCにおいて法94条ただし書きの許可を受けて下記の基準に従って行う飛行方式<br /> S-VFRによる飛行の基準(規198条の4)<br /> ・雲から離れる<br /> ・飛行視程1500m以上、かつ、地表又は水面を引き続き視認できる状態を維持<br /> ・情報圏の場合は運航情報官を経由して管制機関(ACC)と常時連絡を保つ<br /> ※計器飛行証明は必要なし<br />--------------------------------------------------------<br /><br /><br />気象条件の変化による出発の決心はもちろん機長の判断ですが、飛行機に乗り込むまでは目的である長崎空港の天気はよかったんです。<br /><br />しかし!<br /><br />離陸後熊本DEPにコンタクトし、レーダーの支援を受けていました<br /><br />「Report reaching VMC」<br />(有視界気象状態になったら報告してください)<br /><br /><br />と言われましても一向にIMCのままです。。。<br /><br /><br />確かに昔ジェット機の操縦していた頃は、IFRもやりました<br />けど、機体の性能的にも、技量的にもその頃とは雲泥の差があります<br /><br /><br /><br />離陸してしまったからには着陸せねばなりません。<br />予報では長崎の方が熊本よりもマシだと判断していたので、しばらくすればVMCになるだろうと・・・<br /><br />その思いは届かず、<br />熊本DEP、熊本TCA、長崎TCAに移管されようとも未だIMCのまま<br /><br />10マイル東くらいで長崎タワーへ移り、<br />「Nagasaki tower JA35○○ 10NM east of airport Request randing instruction」<br />(長崎タワー、こちらJA35○○ 現在空港の10マイル東を飛行中、着陸指示を要求します)<br /><br />するとまたしても<br /><br />「Field IMC」の返事が・・・<br /><br />はぁ<br />またか…<br /><br />出張先は長崎だし、今更ダイバートしてもどこも天候悪そうだし<br /><br />「Reqest special VFR aproach」<br />(スペシャルVFRでの進入を要求します)<br /><br />「…maitain S-VFR condition and report ○○」<br />(…スペシャルVFRの状態を維持してください。○○へ向かい、○○上空通過で報告してください)<br /><br />てか、低い雲を避けながら高度を落としているので、VORが反応しませんよ<br />もやと雨で地面も余り見えないし<br />とりあえず、今いるところから○○ポイントまでプロッティングしようとすると<br />近過ぎてFLY HDG出している間にHDGが大きく変わっていくのですが・・・<br />○○ポイントは飛行場から3NMの地点<br /><br />いつも飛んでいる熊本なら地の利で道路を伝って飛べるけど、ここはアウェーの長崎<br /><br /><br />いかん!<br />埒があかない!<br />てか、どんどん気象状態が低下している<br /><br />ということでレーダーの支援を受けることに<br /><br />「Request vector to ○○ point due to low visibility」<br />(視程不良のため、○○ポイントまでの誘導をお願いします)<br /><br />「Turn right HDG 300」<br />(右に旋回し、方位300に合わせてください)<br /><br />すかさず、<br /><br />「(日本語で)滑走路は見えますか?」<br /><br />「見えません(゚Д゚)」<br /><br />「滑走路等付けましたが見えますか?」<br /><br />「見えました(゚∀゚)」<br /><br /><br />えぇ。<br />ぼんやりと見えまする。<br /><br /><br />はぁぁぁぁぁ。。。<br />これで一安心!<br /><br /><br />そんで、RWY14のRight down wind に入りました<br />ファイナルの雲を避けたおかげでサイドスリップまでするはめになりましたが、とりあえず無事着陸!<br /><br /><br />うん。<br />生きててよかったです。<br />計器を信用してれば大丈夫なんですけど、こんなフライトは2度としたくありません<br /><br /><br /><br /><br /><br />帰りは最高に晴れ渡り、文句無しのフライトでした♪<br />帰りは青森から来たお客さんが乗っていたので、途中、炭坑の跡である端島(軍艦島)と雲仙普賢岳を遊覧して熊本へ戻りました♪

小型機で行く長崎空港(RJFU)の雨天フライト

4いいね!

2008/03/09 - 2008/03/10

178位(同エリア214件中)

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14

空人

空人さん

飛行機に関する話しはアメブロじゃなくてここで書くようにします

目標は日本全国の空港を制覇することです




さて、日曜の疲れがまだ取れません。。。
普段やらない雨の中離陸して、雨の中飛んで、雨の中着陸するフライト・・・

例えるなら車の運転を、助手席の人の

「もう少しハンドル右に切って!」
「そこ減速!」
「路駐の車があるから気持ち右へ!」

というアドバイスを聞きながら目をつむって1時間運転するくらい
しかもシートベルト&エアバッグ無しで!!






3月9日、長崎で仕事(半分遊び)があるのでマイボスと熊本から長崎までひとっ飛びしてきました。


天気が悪いのは分かってましたけど、熊本を離陸するとき

「Take-off clearance is cancelled, this time field IMC」
(離陸許可を取り消します。計器気象状態になりました。)


--------------------------------------------------------
航空法施行規則原文
(計器気象状態)
第5条
 法第2条第14項の国土交通省令で定める視界上不良な気象状態は、次の各号に掲げる航空機の区分に応じ当該各号に掲げる気象状態(以下「有視界気象状態」という。)以外の気象状態とする。
 一 3000メートル以上の高度で飛行する航空機(第三号及び第四号に掲げる航空機を除く。) 次に掲げる条件に適合する気象状態
  イ 飛行視程が8000メートル以上であること。
  ロ 航空機からの垂直距離が上方及び下方にそれぞれ300メートルである範囲内に雲がないこと。
  ハ 航空機からの水平距離が1500メートルである範囲内に雲がないこと。
2 3000メートル未満の高度で飛行する航空機(次号及び第四号に掲げる航空機を除く。) 次に掲げる航空機の区分に応じそれぞれに掲げる気象状態
  イ 航空交通管制区(以下「管制区」という。)、航空交通管制圏(以下「管制圏」という。)又は航空交通情報圏(以下「情報圏」という。)を飛行する航空機 次に掲げる条件に適合する気象状態
   (1) 飛行視程が5000メートル以上であること。
   (2) 航空機からの垂直距離が上方に150メートル、下方に300メートルである範囲内に雲がないこと。
   (3) 航空機からの水平距離が600メートルである範囲内に雲がないこと。
  ロ 管制区、管制圏及び情報圏以外の空域を飛行する航空機 次に掲げる条件に適合する気象状態
   (1) 飛行視程が1500メートル以上であること。
   (2) 航空機からの垂直距離が上方に150メートル、下方に300メートルである範囲内に雲がないこと。
   (3) 航空機からの水平距離が600メートルである範囲内に雲がないこと
3 管制区、管制圏及び情報圏以外の空域を地表又は水面から300メートル以下の高度で飛行する航空機(次号に掲げる航空機を除く。) 次に掲げる条件に適合する気象状態(他の物件との衝突を避けることができる速度で飛行するヘリコプターについては、イに掲げるものを除く。)
  イ 飛行視程が1500メートル以上であること。
  ロ 航空機が雲から離れて飛行でき、かつ、操縦者が地表又は水面を引き続き視認することができること。
4 管制圏又は情報圏内にある飛行場並びに管制圏及び情報圏外にある国土交通大臣が告示※1で指定した飛行場において、離陸し、又は着陸しようとする航空機 次に掲げる条件に適合する気象状態
  イ 地上視程が5000メートル(当該飛行場が管制圏内にある飛行場であつて国土交通大臣が告示※2で指定したものである場合にあつては、8000メートル)以上であること。
  ロ 雲高が地表又は水面から300メートル(当該飛行場がイの国土交通大臣が告示で指定したものである場合にあつては、450メートル)以上であること。

※1→有視界気象状態について航空交通管制圏又は航空交通情報圏内にある飛行場と同一の条件が適用される航空交通管制圏又は航空交通情報圏外にある飛行場の指定に関する告示
※2→なし
--------------------------------------------------------


と言われました

もう、この時点で

「ギャー((((゚Д゚;)))))」っという感じです




少し迷いましたが、

てか、今にしてみれば何を血迷ったか

「Request special VFR departure」
(スペシャルVFRでの離陸を要求します)

スペシャルVFR(特別有視界飛行方式)での離陸をすることに・・・

--------------------------------------------------------
特別有視界飛行方式(SPECIAL VFR)(管制方式基準)

IMCにおいて法94条ただし書きの許可を受けて下記の基準に従って行う飛行方式
 S-VFRによる飛行の基準(規198条の4)
 ・雲から離れる
 ・飛行視程1500m以上、かつ、地表又は水面を引き続き視認できる状態を維持
 ・情報圏の場合は運航情報官を経由して管制機関(ACC)と常時連絡を保つ
 ※計器飛行証明は必要なし
--------------------------------------------------------


気象条件の変化による出発の決心はもちろん機長の判断ですが、飛行機に乗り込むまでは目的である長崎空港の天気はよかったんです。

しかし!

離陸後熊本DEPにコンタクトし、レーダーの支援を受けていました

「Report reaching VMC」
(有視界気象状態になったら報告してください)


と言われましても一向にIMCのままです。。。


確かに昔ジェット機の操縦していた頃は、IFRもやりました
けど、機体の性能的にも、技量的にもその頃とは雲泥の差があります



離陸してしまったからには着陸せねばなりません。
予報では長崎の方が熊本よりもマシだと判断していたので、しばらくすればVMCになるだろうと・・・

その思いは届かず、
熊本DEP、熊本TCA、長崎TCAに移管されようとも未だIMCのまま

10マイル東くらいで長崎タワーへ移り、
「Nagasaki tower JA35○○ 10NM east of airport Request randing instruction」
(長崎タワー、こちらJA35○○ 現在空港の10マイル東を飛行中、着陸指示を要求します)

するとまたしても

「Field IMC」の返事が・・・

はぁ
またか…

出張先は長崎だし、今更ダイバートしてもどこも天候悪そうだし

「Reqest special VFR aproach」
(スペシャルVFRでの進入を要求します)

「…maitain S-VFR condition and report ○○」
(…スペシャルVFRの状態を維持してください。○○へ向かい、○○上空通過で報告してください)

てか、低い雲を避けながら高度を落としているので、VORが反応しませんよ
もやと雨で地面も余り見えないし
とりあえず、今いるところから○○ポイントまでプロッティングしようとすると
近過ぎてFLY HDG出している間にHDGが大きく変わっていくのですが・・・
○○ポイントは飛行場から3NMの地点

いつも飛んでいる熊本なら地の利で道路を伝って飛べるけど、ここはアウェーの長崎


いかん!
埒があかない!
てか、どんどん気象状態が低下している

ということでレーダーの支援を受けることに

「Request vector to ○○ point due to low visibility」
(視程不良のため、○○ポイントまでの誘導をお願いします)

「Turn right HDG 300」
(右に旋回し、方位300に合わせてください)

すかさず、

「(日本語で)滑走路は見えますか?」

「見えません(゚Д゚)」

「滑走路等付けましたが見えますか?」

「見えました(゚∀゚)」


えぇ。
ぼんやりと見えまする。


はぁぁぁぁぁ。。。
これで一安心!


そんで、RWY14のRight down wind に入りました
ファイナルの雲を避けたおかげでサイドスリップまでするはめになりましたが、とりあえず無事着陸!


うん。
生きててよかったです。
計器を信用してれば大丈夫なんですけど、こんなフライトは2度としたくありません





帰りは最高に晴れ渡り、文句無しのフライトでした♪
帰りは青森から来たお客さんが乗っていたので、途中、炭坑の跡である端島(軍艦島)と雲仙普賢岳を遊覧して熊本へ戻りました♪

同行者
その他
一人あたり費用
1万円 - 3万円
交通手段

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