アントワープ

2008/03/03 - 2008/03/09

　アントワープはダイヤモンド取引で有名とは聞いていましたが
アントワープへ着いて仕事仲間に聞いて初めて、アントワープが
「フランダースの犬」の舞台だと知りました。

　「そう聞いたら、行かなきゃ･･･！」と向かったのは、もちろん
ネロとパトラッシュが最期を迎えた、あの教会です。
　想像していたものとまったく違い、とても立派で綺麗な教会
(想像では田舎町の小さな教会だと思っていたので)でした。
教会の中へ入ると、入り口にガラス戸が作られていて、そこの
窓口で６ユーロの入場料を払って中へ入ります。　年間１５０万
ユーロを超える維持費が必要というだけあって、中はとても
綺麗に修復維持されていました。　中へ進んでいくと、４箇所に
分かれて、あのレンブラントの絵が飾ってありました。
そして、一番真中の祭壇にはあの「聖母被昇天」がありました。

　何百年にも渡り、修復され続けて今のような立派な教会に
なったそうですが、想像と違って立派な教会だったので逆に
よかったような気がしました。　これで、「フランダースの犬」
イメージそのままの教会だったら思い出し泣きしていたかも
しれません（笑）

　ちなみに、教会の前にある小さなスクエアにはTOYOTA寄贈に
よる、ネロとパトラッシュの石版（？）がありました。
インフォメーションや教会でも日本語の案内が置いてあるほどで
やはり「フランダースの犬」を良く知る日本人観光客が多いの
だろうなと思いました。(聞いてみると、アメリカや海外の人
などは、あのお話自体を知らない人が多かったです)　
　実は、私は悲しいお話が大の苦手で、「フランダースの犬」を
きちんと見たことがないため、私の「フランダースの犬」観光は
教会だけに留まりましたが、街の中にはそのほかにも「ネロと
パトラッシュのベンチ」や散歩道などがあるらしく、もし
アントワープへ行かれる際には是非そちらも見学してください！

　アントワープ自体、思っていたよりも都会で、小さいけれど
中華街もあるし、ショッピングストリートも小規模ですがかなり
充実しています。　日帰りや１泊で観光へ立ち寄るにはここも
良い場所だと思います。（＾０＾）

エリア アントワープ(ベルギー)

大聖堂

大聖堂前のTOYOTA寄贈による石版

大聖堂の天井画

大聖堂内部

レンブラントの「聖母被昇天」画