ラ・ヴェンタ遺跡公園で葉切りアリを発見の巻

2008/02/17 - 2008/02/17

せっかくビジャに泊まったのでMEXに飛ぶ前にラ・ヴェンタ遺跡公園に行くことに。市の北西（市内から乗り合いタクシーで15分程度・N$15）に位置する広大な敷地に公園・動物園・遺跡展示コーナー・歴史自然博物館が併設されています。順路に沿って木々の間を進みながらラ・ヴェンタ遺跡から発掘された石彫など33点の展示品を歩いて見ることが出来ます。

エリア ビジャエルモサ(メキシコ)

公園の入口です。入場料はN$39（遺跡＆動物園）。

入るとすぐに動物園がありました。

とりあえず遺跡コーナーへ急ぎます。

モザイク。ここにある代表的なものはメキシコシティーの人類学博物館にも展示されています（恐らくそっちが本物？）。

オルメカ文明はBC1200年頃〜BC300年頃、メソアメリカで興った初の文明で「母なる文明」とも言われています。もちろん石材を彫刻や建築用に利用したのもオルメカか起源であり、なかでもアフリカ系ネグロイドに似た巨頭石像（写真）が有名です。

神官？

祭壇。

重さ20tを超える目玉のNo.26。これらの石はラヴェンタから100kmも離れた場所から輸送されたこと、また3000年も前の金属器の無い時代に石器だけでつくられたことを考えると、改めてそのすごさを実感します。

良い子は触ったりチューしたりしないようにしましょう。

順路の途中にジャガーコーナーが。神経質そうにオリの中を歩き回ってました。

ふと足元を見ると緑色の動く物体が。

なんと葉切りアリの行列が切り出した葉っぱを運んでいるところでした。TVで見たことがあったものの実物を見て感動。

しばらく進むと上からバケツをひっくり返したかのような水が降って来ました。？？？と思って良く良く目を凝らしてみるとなんと巨大イグアナのオシッコでした。他にも野生の猿の群れがいたり、と都会の公園とは思えないほど自然がいっぱいです。

展示コーナー出口の近くに小さい吊り橋が。

オリの外から見られる気持ちを想像してみて、ということのようでした。

再び公園入口付近の動物園コーナーです。

カメら目線。

裏手に大きな池がありました。この像は？？

水辺に白鷲？が佇んでいました。

色んな鳥をみかけました。

この大きな豆の木が一面に茂っていました。

旅人の木？

公園入口のすぐ隣には歴史自然博物館が。

こちらにはどうやら恐竜の展示もあるらしく興味津津だったのですが時間の都合で断念。残念！