2008/02/19 - 2008/02/19
269位(同エリア484件中)
アリヤンさん
世界遺産としては、危機的状況のルアンパバンでは、ラオスの良さは味わえないので、早く切り上げて、パクベンに向かうことにした。
世界文化遺産のタイ・スコータイで出会った、ドイツのバイク野郎夫婦が言っていた、
アリヤン :「ルアンパバンってどんなトコ?」
バイク野郎:「アー、アソコはディズニーランドか、ノイシュバンシュタイン城みたいなモンジャ」
その意味が来てみて分かった。
*ドイツのバイク野郎については;http://4travel.jp/traveler/ariyan-eurasia/album/10128473/
スコータイ、アユタヤでは、街と遺跡をキッパリ分けて、遺跡は遺跡公園として車進入禁止にして、遺跡時代の雰囲気が味わえるように工夫している。
あれは、遺跡群を危機から守ろうとするタイ人の意思の表れと、見て取れる。
あれ位になると、金を出しても惜しくは無い。
ルアンパバンの人たちは、もっと考えて貰いたいものだ。
いよいよ、メコン河をさかのぼるのだが、スローボートは世界自然遺産級の価値はある、と思う。
スピードボートはラフティング好きな若者には良いが、メコンの匂いと味は、やはりスローボートである。
旅先ではネット環境が劣悪なので4トラには表紙のみアップしています。行く先々でアップデートなHPを展開する為に、現地で緊急避難ページを作成しています。4トラには帰国後改めてアップして行きます。
http://www.geocities.jp/ariyan9909/eurasia2_109.html
ルート・マップからは;
http://www.geocities.jp/ariyan9908/
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- 交通
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 船
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
一番のりだったが、写真を撮っていて船に乗り込むのがちょっと遅れ、二番のりになった。
でも、足が伸ばせる前の2席を確保。
30分ほどすると、外人客がバック・パックをかついで続々とやって来た。
甲板の板をはずして、船底に荷物を入れる。 -
船のへ先には、このような「河の神様」が祀られている。
見回すと、どの船のへ先も、それぞれの祠が祀ってある。 -
イチオシ
河の神様の祠の面倒を見るのは、船頭のおカミさんの大切な役目、とお見受けする。
花に水をやり、周りをきれいにして、線香を手向ける。 -
首に巻いたシルクの帯を前にたらして、お祈りをささげる。
厳粛なときである。
ちゃんとお祈りをしてもらうと、当方も何故かは知らねど、安心する。 -
さて、乗客はアメリカ、フランス、ドイツ、中国(香港)、スイス、日本。
そして、遅れてやって来る、ラオスの面々です。 -
さあ、出発です。
予告08:30,
実際09:00am -
ラオス全土と、メコン河の流れ図です。
赤い矢印の部分を、スローボートで遡ります。
拡大版⇒http://www.geocities.jp/ariyan9911/Mekon.jpg -
今日は、ルアンパバンからパクベンまでを進みます。
ルアンパバン⇒フエサイのちょうど、真ん中あたりにパクベンがあります。
拡大版⇒http://www.geocities.jp/ariyan9911/PabanPakuben.jpg -
へ先に、国旗の竹ざおと、岩場を避ける為の竹ざおを、立てて、その足元には、「メコンの神」を祀る祠を付けて出発。
これから、約9時間のメコンさか上りです。 -
川岸の軟弱な砂場に生える木は、根こそぎすくわれて、枯れ木と化している。
メコンの恐ろしさを、見せています。 -
-
-
-
これがパク・ウーの洞窟ではないか?
ガイドブックで見たけど、この中に千体くらいの仏像が奉納されているとのこと。
本には、パクベンに行く船の船頭に、ココに立ち寄るよう交渉すれば、行くこともある、って書いてあった。
しかし、乗客のみんなが行きたがらない限り、そんなことは無理です。
また、半分は現地人なので、「そんなモン見とうナイ! はよう村に帰って家族に会いたいワイ!」 っと言うだろうし。
それに、言葉の全く通じない船頭さんに、どうやって話をするのか?
船をチャーターした場合に限り、可能な話だと思う。 -
-
-
-
船頭さんは二人で交代制。
助手が、また一人か二人付いている。
メコン下り、上りは、非常な熟練がいる。
川の流れは常時変わり、川底の様相も常時変わる。
目視しながら、危険を避ける技術が必要だ。
だから、「いっとき」も気が抜けない、過酷な任務です。
船長さんの顔を見てみてください。
みんな、落ち着いた、良いカオをしています。 -
メコンの漁師。
水面をずっと見ていても、魚がハネるのが見えないので、魚はあまり多くは居ないのでは?
っと思う。
市場なんかで、メコンの魚を良く見るが、まあ日本のフナの親分みたいな魚です。
ナマズも居ます。 -
以前、ゴールデン・トライアングルのオピウム博物館で、なが~い(約3m)、ジャイアント・キャット・フィッシュの写真を見たことがある。
そんな、怪魚も住んでいるらしい。
その魚を食べると、長生きが出来るらしい。
昔はイルカも沢山居ただろう。
みんな食われて、絶滅の危機に陥っていて、今ではカンボジア国境付近のメコン流域で、僅かに見られるのみです。
ワタクシの去年の南ラオス編を見ていただければメコン・イルカが見られます。(小さいですケド)
*http://4travel.jp/traveler/ariyan-eurasia/album/10138959/ -
-
(へんな日本語の菓子箱)
ココナッツ・ワラッカーを食べた。 -
岩が時々顔を出している。
-
-
イチオシ
-
大きな河ですから、その運ぶ土砂の量は半端ではありません。
好きなように、右や左に流れを変えて、こんな大きな砂丘を作っています。
気の遠くなる悠久の時を使って、岩を砕き、削り、山を削って砂を運び、アチコチに砂丘を作り上げては、人間に農地を提供します。
提供しては、洪水で流し、人間に猛威をふるい、苦しめたりします。
メコンとは、流域の人たちにとって、正に神さまそのものだと思う。 -
-
大量の荷物を運び込ませた、ラオスのオバちゃん。
通路に座り込み、お昼ご飯。
もう一人は、ライフ・ジャケットを枕にグッスリ。 -
-
-
-
-
途中で降りる人も居る。
どこに村があるのか?
サッパリ、村が見えないので、降りたひとたちはどこに行くのか?
不思議に思えるほど、なんにも無い処に降りたりします。 -
イチオシ
-
-
-
見てください。
目の前には、岩山が通り道を狭めています。
アチコチに岩が突き出ているのを、絶妙のタイミングでよけながら、流れに逆らって進んでいくのです。
見ていると、カタが凝ってきます。 -
-
-
-
-
-
-
-
-
-
メコン沿いの、ある村に近づきました。
-
地元の女性が何かをぶら下げてきます。
-
イチオシ
何、ナニ?
近づいて見ました。
格好からして、どうもハリネズミの丸焼き?かな?
(以前、ピサヌロークの民俗博物館に行ってみた時、動物を捕る仕掛けに「ハリネズミ捕り器」があったのが思い出された)
*http://4travel.jp/traveler/ariyan-eurasia/album/10127786/ -
-
-
-
-
-
-
また、ある村に到着。
村方面から、ワラワラと大人と子供たちが、船の方に走ってきます。 -
イチオシ
沢山の荷物を持って来ていたオバちゃんが降ります。
人夫が3~4人がかりで、荷を降ろします。
ルアンパバンで、商品を仕入れて来たようです。
商売人のオバちゃんでした。
マゴの男の子を抱えた娘さんと、ルアンパバンから帰ってきました。
村、総出でのお出迎えの様相でした。 -
-
船は大量の荷物を降ろし、少し軽くなって、更にメコンをさかのぼります。
-
イチオシ
もう陽が、かげりはじめました。
-
パクベンが近づいたのか?
岸には村の数が増え始めました。
そのひとつでの出来事。
高い砂丘の断崖絶壁に、子供たちが遊んでいます。
一人が、その上から飛び降りたのです。
船上の人々みんな、
オオーッ!ワーオッ!
っと、ビックリしました。
飛び降りた子供は、砂丘の下のほうで止まり、起き上がり手を振りました。
船上のワレワレは、みんなホッとして、笑顔で手を振りました。 -
-
岸側をみていて、よく気がつくのですが、砂丘がよく、階段状になっています。
マレに、岩場でさえ、階段に見える事もあります。
メコンの水が時をかけて、削ったアトです。
大きな河や海では、このように、流れや波が岩を削り、階段状のものを作りあげて、時々、超古代の遺跡ではナイカッ!?
っと、間違われるケースがあるようです。
自然の力は、スゴイものです。 -
イチオシ
とうとう、パクベンに到着しました。
出発以来、約9時間かかりました。
もう薄暗くなり始めています。
ルアンパバンで風邪気味となっていたので、もうクタクタです。
メコンの魅力に負けて、写真を撮りまくっていたので疲れました。
パクベンでの、ゲスト・ハウスのことも考えなくては、、、、
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
アリヤンさんの関連旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
64