★ベトナム６★【再びハノイ★町歩きやホアロー収容所】

2008/02/16 - 2008/02/23

★2008.2.22（金）観光6日目★

★この日の日程
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★ホイアン⇒ハノイへ再びカムバック
6：00　ホテル出発　ホテル送迎タクシーでダナン空港へ
*所要時間約50分　タクシー代＄15（一人＄7.5約870円）

8：10　ダナン発−9：20ハノイ着
ノイバイ空港からホテルまでミニバス利用
*所要時間約45分　ﾐﾆﾊﾞｽ代　7万ドン約525円（※通常＄2〜3）
（※下で詳しく書きますがこのミニバス曲者です）

11：00頃　ホテルチェックイン
（本当はﾁｪｯｸｲﾝ14時からだが早めにﾁｪｯｸｲﾝさせてくれた）　
15：00　　ホアロー収容所観光
*入場料　5,000ドン（約40円）
夕方　　　スーパーで買い物やぶらぶら町歩き
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旅行中、私にとっては嫌な思い出になったのが
上にもちらっと書きましたが曲者のミニバス。
ミニバスのトラブルはさんざんガイドブックでも
既出だし知ってたので幸いだまされる事なく
事なきを得ましたがなんとも後味のわるいものでした。
手口はごく典型的でミニバスが旧市街に入りしばらくすると
ミニバスの中にいきなり男が乗り込んで来て同乗していた
欧米人カップルや私達に談笑がてらまたホテル名を聞きだして
来て（最初に伝えてるのに）直後グルと思われる仲間に
男が電話をかけはじめる。
私達を降ろす前に欧米人カップルの宿泊ホテルに着いたのだが
案の定ホテルのスタッフを装った男が乗り込んできて
「申し訳ないがあなたたちの予約したホテルだか部屋の
シャワーが壊れていて使えないので急きょ同じ料金で
違うホテルを抑えたのでそちらへ移動してくれ」
とかなんだか言い出す。
まさかこんな茶番劇にだまされるわけないと思ったが
この欧米人カップルは少々戸惑いつつも結局
偽代替ホテルへと連れて行かれてしまいました…。
ちなみに代替ホテルは１階に偽シンカフェの入った
ＳＡＫＵＲＡというホテルでした。
この時カップルに嘘だよ〜と教えてあげたくて
仕方なかったけどあいにく嘘だと証明するほどの
英語力を私は持っておらずもどかしい思いで見送りました…
そして予想通り次の鴨は私達…！
車の中の男は外にいるグルと思われるバイクに乗った
男達に私達の宿泊ホテル名を伝えはじめる、グルの男達が
ホテルに先回りしてまた同じ茶番劇が繰り広げられると
言うシナリオ（笑）
私達は案の定乗り込んできた偽ホテルスタッフの言葉に
耳を貸さずさっさと車を降り最初に提示された
４ドル約460円（行きは２ドルだったので十分高い…）
を払おうとドンなら幾らか？と聞いたところなんと
１０万ドン（約750円）だと言い出す始末！
どんなレート計算したら４ドルが１０万ドンになるんだと
さらに頭に来て抗議し相応のドンを支払いその場を後に
したがもちろんホテルは偽ホテルスタッフが言うような
満室なわけもなく問題なくチェックインできました。
この男達はきっと私たちがベトナムに来たばかりの観光客で
ドンのレートなどもまだよくわかってないと思い
ぼったくろうと思ったのでしょう。
まあ結果的にはぼったくられたのに違いないのですが・・。

ほんとに笑えるほど幼稚な手口なのでだまされる方はいないと
思いますがノイバイ空港からミニバスを利用される方へ
体験談として少しでも注意喚起になれば幸いです。


◆目次◆
・観光初日１【旧市街バイクにﾋﾞｸﾋﾞｸしながらの町歩き】
http://4travel.jp/traveler/europeomu/album/10221578/

・２日目★２【行きはよいよい帰りは・・ﾎｱﾙｰ・ﾀﾑｺｯｸ】
http://4travel.jp/traveler/europeomu/album/10221772/

・３日目★３【ハノイ色々観光　水上人形劇はやっぱ面白い】
http://4travel.jp/traveler/europeomu/album/10222050/

・４日目★４【ホイアン町歩き＆ランタン祭り】
http://4travel.jp/traveler/europeomu/album/10222132/

・５日目★５【ミーソン遺跡＆ホイアン町歩き】
http://4travel.jp/traveler/europeomu/album/10222989/

・６日目★６【再びハノイ★町歩きやホアロー収容所】
http://4travel.jp/traveler/europeomu/album/10223212/

・７日目★７【ラストハノイ！ぶらりひやかしドンスアン市場】
http://4travel.jp/traveler/europeomu/album/10223582/

・番外編★８【私がベトナムで食べたモノ色々】
http://4travel.jp/traveler/europeomu/album/10223589/

・番外編★９【私がベトナムで買ったモノ色々】
http://4travel.jp/traveler/europeomu/album/10223704/
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※写真だけガッツリ見たい方はこちらのブログへどうぞ↓
フォトブログ『命みじかし旅せよ乙女』
http://omushimejitrip.blog71.fc2.com/
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エリア ハノイ(ベトナム)

【ハノイ町歩き】
生活雑貨売りさん
積載量は乗れるだけ。状態の自転車や
原付は町のあちらこちらで見れます。
まるで「たくさん積んでるのがステータス」
みたいなノリさえ感じます。

【ハノイ町歩き】
ハンザ市場
この日は風邪気味で絶不調だったため
結局市場の中まで行くのは断念。
友達が一人で行ってきていたが
それほど観光客の姿もなく、ひやかすにも
ちょっと躊躇してしまうような雰囲気だったという

【ハノイ町歩き】
yen thai St(イエンタイ通り）にあるＣＡＦＥ53
このカフェで飲んだマンゴージュースに感動し2日連続で通ったお気に入りの一軒である。

【ハノイ町歩き】
喫茶店の向かいに見える風景。
向かいでは昼食タイムのようです。
ベトナムの人って外でご飯食べるのが
好きですね〜

【ハノイ町歩き】
これが、個人的に味がドストライクだった「マンゴー生ジュース」
試しに他の喫茶店でもマンゴージュースを飲んでみたりしたが、圧倒的にこの店のマンゴージュースが好みだった。
甘すぎず、濃すぎず、ちょっとフローズン状になっていて、夏にぴったりの飲み物って感じです。

マンゴージュース　12000ドン（約90円）

【ハノイ町歩き】
この日は最初の滞在4日間とは打って変わってお天気もよく気温も暖かい初夏の陽気で、喫茶店でまったりジュースを飲みながらのんびりするにはもってこいの日でした。
ずーっとぼんやり眺めていた向かいの風景。
喫茶店の向かいにあるこの路上はある商売を
しているのですが、一体なんだと思いますか？

【ハノイ町歩き】
正解は私もびっくりだったのですが、路上ネイルアート屋さんでした。
若いいまどきの女の子がバイクで乗りつけたと思いきや、店先のイスに座り、ネイルアートをしてもらっていました。
ネイルアートといえば日本でのこぎれいなネイルサロンのイメージが強かった私にはちょっぴりカルチャーショックでした。
路上の靴磨き感覚でなんでも路上で商売してしまうんですね〜

【ハノイ町歩き】
ハンザ市場向かいのあたりの店先にはたくさんの鳥かごがぶらさげられていて、目を楽しませてくれます。
売り物なのかどうかは不明ですが、シンプルだけどデザインがかわいい鳥かご。

商品陳列なのか鳥をひなたぼっこさせているのか？

【ハノイ町歩き】
もちろんひとつひとつの鳥かごのなかには
かわいい小鳥が入っています。
結構高い位置だったので、じっくり中の鳥は見ることができなくて残念でしたが。

【ハノイ町歩き】
こちらもひなたぼっこ中の猫。
ベトナムではあまり、猫に出会えずザンネンだったのですが、会える度に一人大喜びしておりました。
必死で猫の写真を撮る私の姿を店の人は不思議そうに眺めていましたが。

【ホアロー収容所】
ホテルで数時間休んだら少し体調も回復したのでホアロー収容所の見学へと向かう。
19世紀末にフランス軍によって造られ約100年間、ベトナム人政治犯や捕虜が収容された忌まわしき歴史を残す場所。
しかしベトナム戦争時には今度はベトナム人によってアメリカ軍爆撃機のパイロットたちを収容するために利用されたというなんとも皮肉な収容所。

アメリカ軍捕虜によって「ハノイ・ヒルトン」と皮肉まじりに名づけられたことで有名でもある

【ホアロー収容所】
ベトナムはさまざまな支配と侵略を繰り返された暗い負の歴史を背負った国でもある。
中国による1,000年にも及ぶ支配やフランスの侵略そしてけして他人事ではない私たちの国、日本による侵攻など戦いと攻防を繰り返してきた。

【ホアロー収容所】
当時の監獄の様子
蝋人形って本当に魂を感じるほど存在感や気配感が
あって、薄気味悪いものなのですが、一体一体の苦渋に満ちた表情が実にリアルで余計に鳥肌がたった。

【ホアロー収容所】
一人一人の片足にはこんなふうに足かせがはめられている。
こんな身動きの自由さえきかない状況でどんな絶望を味わっていたのだろうか？
囚人の気持ちを考えながら見学していると、とてつもなく暗く悲しい気持ちになった。

【ホアロー収容所】
アウシュビッツやテレジンや色んな収容所に行っていつも感じるイメージが、今も当時の悲惨さを伝える独特の空気の重みやコンクリートの冷たさ。
それらの感覚がいつも重たく息苦しさを感じさせる。

【ホアロー収容所】
追悼のレリーフ

【ホアロー収容所】
このレリーフを彫った人がここでの苦しみを味わった人かどうかはわからないが、生々しくリアルに囚人の怒り、苦しみがにじみだしたような彫刻。

【ホアロー収容所】
屋外にある脱獄跡の展示

【ホアロー収容所】
展示の中でも一番インパクトを残すのはギロチン台なのだが、これはさすがに目を覆いたくなるような辛さで写真を撮ることが出来ませんでした。

2階部分は当時の資料や写真などさまざまな展示品があり、敷地の面積はたいしたことないが結構見所は多い。

【ホアロー収容所】

【ホアロー収容所】
この収容所の敷地の半分は1997年に近代的な高層ビル 「ハノイタワーズ」に建て変えられている。
そして塀のこちらの半分は今でも収容所博物館として残され、今尚、ベトナムの持つ暗い負の歴史を伝えるための大切な負の遺産として残されている。

塀の向こうはオシャレで近代的な「ハノイタワーズ」
塀のこちらは暗く古い「ハノイヒルトン」
このまったくちがう二つの対照的な建物とハノイヒルトンという収容所の通称が余計に皮肉さに輪をかけているように感じる。