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ホスペットのバスターミナルから、午前7時発のハイデラバード行きのバスがある。<br />これが10時間程度で行くということなので、これに乗るつもりでいた。<br /><br />ただ、よく考えてみると、ハイデラバード自体には全く興味がない。<br />さらに、ハイデラバードからまた移動するのが面倒だ。<br /><br />しかも、バスがチョー汚い。<br />なにしろ1列5席の寿司詰めバスだ。<br /><br />10時間(おそらくはそれ以上)も、おんぼろバスに乗って、ハイデラバードへ移動して、それから(暗くなるころに)宿を探すなんて、できるならば避けたいよね。<br /><br />「Lonely Planet」を見ると、ホスペット(Hospet)から、交通の要所のフブリ(Hubli)へは約4時間半だそうだ。<br />バス料金は73ルピー。<br />フブリへ行って、そこでいろいろ考えた方が楽だろう。<br /><br />ということで、僕はホスペットのホテルで朝食をとって、ゆっくりとフブリ行きのバスに乗った。<br />これが昼過ぎにフブリへ着いて、そこでとにかく宿を取るつもりだった。<br /><br />ところが、ローカルバスに揺られているうちに、だんだんと元気が出てくる。<br />「Lonely Planet」によると、フブリからゴアの基点パナジ(Panaji)まで、たったの5時間。<br /><br />それならば、行ってしまおうかしら。<br />迷っているうちに、フブリの町中にある旧バスターミナルへ到着。<br /><br />バスがホスペットを出たのが午前8時、フブリ到着が昼の12時半。<br />つまり、バスに乗っていたのは、ガイドブックにあったとおり、4時間半だ。<br /><br /><br />このフブリの町が居心地のよさそうなところならば、僕はここでバスを降りていただろうね。<br />ところが、フブリはゴミゴミした普通のインドの地方都市だ。<br /><br />降りる気がなくなって、そのまま終点の新しいバスターミナル(Hubli New Busterminal)まで乗った。<br />このバスターミナルはフブリからちょっと郊外に作られたものだ。<br /><br />ここからまたフブリの町まで戻ろうとは思わない。<br />時刻表を見ると、バスターミナルの5番ホームから、パナジ(ゴア)行きのバスが昼ごろ集中的にあるようだ。<br /><br />例えば、13時15分、13時45分のパナジ行きがある。<br />特に朝の8時ごろ、昼前の11時ごろのバスが多い。<br /><br />そしてこれを過ぎると、夜のバスもある。<br />例えば、深夜の午前12時59分なんかね。<br /><br />5番ホームで待っていたら、「Margao Vasco da Gama」へのバスが先に着いた。<br />バスを待っている人に聞いたが、これとは違うようだ。<br /><br />ただその人が「パナジへのバスは満員だから、夜行バスで行った方がいい」というアドバイスをくれる。<br />しかしそんなことはないよ。<br /><br />だって、このバスターミナルからの始発が多いはずだから。<br />またおじさんは、ゴアへ着くまで6時間半かかるという。<br /><br />でも僕はインド人の言うことは全く信じていない。<br />「Lonely Planet」では5時間なのだから、5時間で着くだろう。<br /><br />それならばまだ明るい時間だ。<br />自分でホテルを捜すことも出来るだろう。<br /><br />問題は宿だが、まだゴアのシーズンは始まってないはず。<br />だって、チェンナイに入ってから、ずーっと小雨が降り続いている。<br /><br />つまりまだ雨季なんだから。<br />雨季のゴアなんて、観光客はいないよ。<br /><br />パナジ行きのバスが到着したが、ガラガラ(85ルピー)。<br />ちょっと人が乗っていたのは、多分、フブリの旧バスターミナルが始発だからだろう。<br /><br />フブリからパナジへの道は、かなり悪かった。<br />バスはおんぼろなので、たて揺れが激しく、前の背もたれの手すりにずっとつかまったままだ。<br /><br />ところが、明るいうちに着くという予想は外れた。<br />ゴアのあるアラビア海へ山を下り始めて、これですぐに到着と予想したら、そうは行かなかった。<br /><br />というのが、工事をしているらしくて、大型ダンプがびっしりと道を埋めている。<br />山を下りる曲がりくねった道の向こうから、ダンプのヘッドライトが次々と出現する。<br /><br />ほとんどスピードを出せずに、真っ暗な山道を進むと、神経が参ってしまう。<br />結局、フブリを午後2時に出て、パナジのバスターミナル到着が午後8時半になった。<br /><br />フブリのバスターミナルで、あてにならないおじさんが言ったとおり6時間半かかったわけだ。<br />ただ道路工事がなければ、5時間で到着できると思うよ。<br /><br />パナジのバスターミナルは20年以上前に一度来たはずだが、全く記憶がない。<br />「Lonely Planet」を見て、パナジの「Comfort Guest House」へ泊まると決めていた。<br /><br />そこへは歩いて行くつもりだった。<br />ただパナジへ着いてみると、真っ暗な上に、方向感覚がない。<br /><br />ちょっと歩いてみたが、わけがわからない。<br />結局、バスターミナルへ戻って、バイクタクシーの若者と交渉する。<br /><br />若者はコンフォートゲストハウスを知っている。<br />交渉して、20ルピーで話を付ける。<br /><br />ゲストハウスへバイタクで乗り付けて、中に入ると、ちょっと知的な30歳を越えたくらいの男が受付にいた。<br />部屋の数は多くないが、ちょうど空いていた。<br /><br />ダブルルームでバストイレは共同という部屋が250ルピー。<br />2階の僕の部屋にはBBCの見えるテレビがある。<br /><br />大きな個人の家をゲストハウスにした雰囲気で部屋の天井も高い。<br />廊下の突き当たりに洗面所と、トイレ、シャワールームがある。<br /><br />ただ、「チェックアウトは午前8時」と言われたのは、びっくりしたね。<br />まあ僕は、明日になれば、ゴアのどこかのビーチへと移動するつもりだから、問題はないんだけれど。<br /><br />レストランを探しに歩くと、川の横にレストラン「Great Punjab」を見つけた。<br />キングフィッシャービールが45ルピー。<br />焼き飯(75ルピー)とビールを夕食にした。<br /><br />帰りに酒屋を見つけてはいると、キングフィッシャーが45ルピー。<br />ただ、ビンを戻すと5ルピー返してくれるので、40ルピーとのこと。<br /><br />ゲストハウスへ戻ると、向かいの部屋の前に、30歳くらいのイギリス人女性が座り込んで本を読んでいた。<br />ボーイフレンドが戻ってこないので、部屋に入れないんだと。<br /><br />僕は部屋で酒屋で買ってきたビールを飲んで、BBCを見た。<br />ゲストハウスの男性と話をすると、ゴアは今日、雨季が終わって乾季に入ったとのこと。<br /><br />神が僕を祝福しているのだろう。<br />明日は、二十数年ぶりにゴアへ行ってみるか。<br /><br />とにかく、ローカルバスに合計11時間も乗っていたのは疲れた。<br />でも、旅人は一夜のベッドとビールさえあれば文句はない。<br /><br />【旅行哲学】寝るところとビールがあれば世の中に不満はない<br /><br />http://www.midokutsu.com/2005/panaji.htm

ローカルバスを乗り継いで、ホスペットからパナジ(ゴア)へ/インド

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2005/10 - 2005/10

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みどりのくつした

みどりのくつしたさん

ホスペットのバスターミナルから、午前7時発のハイデラバード行きのバスがある。
これが10時間程度で行くということなので、これに乗るつもりでいた。

ただ、よく考えてみると、ハイデラバード自体には全く興味がない。
さらに、ハイデラバードからまた移動するのが面倒だ。

しかも、バスがチョー汚い。
なにしろ1列5席の寿司詰めバスだ。

10時間(おそらくはそれ以上)も、おんぼろバスに乗って、ハイデラバードへ移動して、それから(暗くなるころに)宿を探すなんて、できるならば避けたいよね。

「Lonely Planet」を見ると、ホスペット(Hospet)から、交通の要所のフブリ(Hubli)へは約4時間半だそうだ。
バス料金は73ルピー。
フブリへ行って、そこでいろいろ考えた方が楽だろう。

ということで、僕はホスペットのホテルで朝食をとって、ゆっくりとフブリ行きのバスに乗った。
これが昼過ぎにフブリへ着いて、そこでとにかく宿を取るつもりだった。

ところが、ローカルバスに揺られているうちに、だんだんと元気が出てくる。
「Lonely Planet」によると、フブリからゴアの基点パナジ(Panaji)まで、たったの5時間。

それならば、行ってしまおうかしら。
迷っているうちに、フブリの町中にある旧バスターミナルへ到着。

バスがホスペットを出たのが午前8時、フブリ到着が昼の12時半。
つまり、バスに乗っていたのは、ガイドブックにあったとおり、4時間半だ。


このフブリの町が居心地のよさそうなところならば、僕はここでバスを降りていただろうね。
ところが、フブリはゴミゴミした普通のインドの地方都市だ。

降りる気がなくなって、そのまま終点の新しいバスターミナル(Hubli New Busterminal)まで乗った。
このバスターミナルはフブリからちょっと郊外に作られたものだ。

ここからまたフブリの町まで戻ろうとは思わない。
時刻表を見ると、バスターミナルの5番ホームから、パナジ(ゴア)行きのバスが昼ごろ集中的にあるようだ。

例えば、13時15分、13時45分のパナジ行きがある。
特に朝の8時ごろ、昼前の11時ごろのバスが多い。

そしてこれを過ぎると、夜のバスもある。
例えば、深夜の午前12時59分なんかね。

5番ホームで待っていたら、「Margao Vasco da Gama」へのバスが先に着いた。
バスを待っている人に聞いたが、これとは違うようだ。

ただその人が「パナジへのバスは満員だから、夜行バスで行った方がいい」というアドバイスをくれる。
しかしそんなことはないよ。

だって、このバスターミナルからの始発が多いはずだから。
またおじさんは、ゴアへ着くまで6時間半かかるという。

でも僕はインド人の言うことは全く信じていない。
「Lonely Planet」では5時間なのだから、5時間で着くだろう。

それならばまだ明るい時間だ。
自分でホテルを捜すことも出来るだろう。

問題は宿だが、まだゴアのシーズンは始まってないはず。
だって、チェンナイに入ってから、ずーっと小雨が降り続いている。

つまりまだ雨季なんだから。
雨季のゴアなんて、観光客はいないよ。

パナジ行きのバスが到着したが、ガラガラ(85ルピー)。
ちょっと人が乗っていたのは、多分、フブリの旧バスターミナルが始発だからだろう。

フブリからパナジへの道は、かなり悪かった。
バスはおんぼろなので、たて揺れが激しく、前の背もたれの手すりにずっとつかまったままだ。

ところが、明るいうちに着くという予想は外れた。
ゴアのあるアラビア海へ山を下り始めて、これですぐに到着と予想したら、そうは行かなかった。

というのが、工事をしているらしくて、大型ダンプがびっしりと道を埋めている。
山を下りる曲がりくねった道の向こうから、ダンプのヘッドライトが次々と出現する。

ほとんどスピードを出せずに、真っ暗な山道を進むと、神経が参ってしまう。
結局、フブリを午後2時に出て、パナジのバスターミナル到着が午後8時半になった。

フブリのバスターミナルで、あてにならないおじさんが言ったとおり6時間半かかったわけだ。
ただ道路工事がなければ、5時間で到着できると思うよ。

パナジのバスターミナルは20年以上前に一度来たはずだが、全く記憶がない。
「Lonely Planet」を見て、パナジの「Comfort Guest House」へ泊まると決めていた。

そこへは歩いて行くつもりだった。
ただパナジへ着いてみると、真っ暗な上に、方向感覚がない。

ちょっと歩いてみたが、わけがわからない。
結局、バスターミナルへ戻って、バイクタクシーの若者と交渉する。

若者はコンフォートゲストハウスを知っている。
交渉して、20ルピーで話を付ける。

ゲストハウスへバイタクで乗り付けて、中に入ると、ちょっと知的な30歳を越えたくらいの男が受付にいた。
部屋の数は多くないが、ちょうど空いていた。

ダブルルームでバストイレは共同という部屋が250ルピー。
2階の僕の部屋にはBBCの見えるテレビがある。

大きな個人の家をゲストハウスにした雰囲気で部屋の天井も高い。
廊下の突き当たりに洗面所と、トイレ、シャワールームがある。

ただ、「チェックアウトは午前8時」と言われたのは、びっくりしたね。
まあ僕は、明日になれば、ゴアのどこかのビーチへと移動するつもりだから、問題はないんだけれど。

レストランを探しに歩くと、川の横にレストラン「Great Punjab」を見つけた。
キングフィッシャービールが45ルピー。
焼き飯(75ルピー)とビールを夕食にした。

帰りに酒屋を見つけてはいると、キングフィッシャーが45ルピー。
ただ、ビンを戻すと5ルピー返してくれるので、40ルピーとのこと。

ゲストハウスへ戻ると、向かいの部屋の前に、30歳くらいのイギリス人女性が座り込んで本を読んでいた。
ボーイフレンドが戻ってこないので、部屋に入れないんだと。

僕は部屋で酒屋で買ってきたビールを飲んで、BBCを見た。
ゲストハウスの男性と話をすると、ゴアは今日、雨季が終わって乾季に入ったとのこと。

神が僕を祝福しているのだろう。
明日は、二十数年ぶりにゴアへ行ってみるか。

とにかく、ローカルバスに合計11時間も乗っていたのは疲れた。
でも、旅人は一夜のベッドとビールさえあれば文句はない。

【旅行哲学】寝るところとビールがあれば世の中に不満はない

http://www.midokutsu.com/2005/panaji.htm

  • パナジ(ゴア)の通り。

    パナジ(ゴア)の通り。

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