2008/01/30 - 2008/01/31
151位(同エリア396件中)
エムさん
4泊5日のナイル河クルーズも今日で終わり、ロイヤルリリー号を下船します。
ファルーカセーリングを楽しんだ後、空路アブシンベルに向かいます。
1月30日 AM ロイヤルリリー号下船後、ファルーカセーリング
アスワン⇒アブシンベル(空路)
PM アブシンベル神殿の見学
音と光のショー見学
1月31日 早朝 アブシンベルの日の出見学
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8:50
ロイヤルリリー号を下船して、最初はナイル河ファルーカセーリングから。白い帆掛け舟が爽やかです。
でも、まだ時間が早いのでとても寒い。 -
ヌビア人のミュージシャンが日本の歌を披露。
(確か、上を向いて歩こうだったような?) -
寒さに震えながら、みんなで手拍子を取る。
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『ろ』の小口にはホルス神の目が貼り付けてあります。
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ホルス神の目は安全の護符です。
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船の中央にある台に掛けられたラグの下にはお土産物がズラリと並ぶ。(そんな予感がしてました。)
ヌビア人が手にしているのはラクダの骨で出来たペーパーナイフ。
ここで、ヘマタイト(黒っぽい石)のネックレスを5ドルで2個購入し、ペーパーナイフ(2ドル)をおまけに付けてもらう。
値引き交渉に3色ボールペンが有効です。 -
ファルーカでのショッピングが終わると、モーターボートに乗り換えて船着場に戻ります。
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大きな岩にもカルトゥーシュが彫られています。
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アガサクリスティーが泊まったオールド・カタラクトホテルが見えて来ました。
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ボートを操縦しているのはヌビアの少年です。まだあどけなさの残る彼は13歳で、とてもシャイです。
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河岸の美しい景色を眺めながら、ボートはスイスイ進んで行きます。
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岩窟墳墓
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大きな岩に鳩が一杯。
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少年がボートを接岸させます。
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ボートを降り、バスで一路空港へ・・・
アスワンハイダム(車窓)
高さ111m・全長3,600mのダムは横から見ると普通の道路に見える。 -
街路樹にはオーストラリアから輸入したユーカリの木やキョウチクトウが防風林として植えられています。
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10:50 空港到着
アスワンは軍事施設があるので、チェックが厳しい。
米国人の男性は手荷物を全て調べられ、靴下まで脱がされて、とても気の毒でした。 -
11時の予定が大幅に遅れて離陸。
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前方の席だったので、マンゴジュースをゲット!
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12:55 空港に到着
着陸直前に左側座席の窓からアブシンベル神殿を見下ろすことが出来ます。
飛行機が空いていたので左側に移動して見ました。
アスワンよりさらに280km南にあり、スーダンとの国境が近い。でも、この日は肌寒く、半袖は一度も出番がありません。
空港を出ると、ブーゲンビリアが綺麗に咲いていました。 -
アブシンベル神殿に近いホテル・セティに到着。
先ずは昼食バイキング・・・丸ごとオレンジを2個ゲット!久しぶりのフルーツで感激!
この日は日本人ツアーが何組も入って凄い人数です。ここは日本人専用かと思うほどの混みようで、旅先でこんなに日本人に出会ったことはありません。 -
セティはコテージタイプのホテルで、美しい庭を囲むように部屋が並んでいます。
205号室が私達のお部屋です。 -
可愛い窓の外はバルコニーがあります。
部屋の中はエアコンで冷え切って肌寒いのに、リモコンが壊れてスイッチが切れません。
何やら嫌な予感!これで夜はどうなるのか?暖かく眠れるのか心配!
エアコンは冷房のみで暖房はありません。今にも壊れそうな大きな音を立てて、ちょっと怖いです。 -
エアコンの件を頼んで、2時30分からアブシンベル神殿の見学です。
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ここで荷物をセキュリティーに通して中に入ります。
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中に入ると、目の前には大きな砂の山。
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目の前に広がるナセル湖。
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右手にナセル湖を眺めながら神殿へと歩く。
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画像が見えにくいのですが、ナセル湖の上を渡り鳥が飛んでいます。
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大きなラムセス2世像が4体並ぶアブシンベル大神殿。
この神殿はアスワンハイダム建設でナセル湖に水没の危機にあったため、60m上に移築されたものです。 -
こちらが王妃ネフェルタリのために建造された小神殿で、大神殿に比べると小さい。
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神殿の中はガイドの説明も写真撮影も禁止なので、あらかじめポイントを聞いて中に入る。
ラムセス2世がカディシュの戦いをしているレリーフが綺麗に残っていました。 -
神殿の見学を終えて、一度ホテルに戻ります。
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集合場所に咲いていた美しい花
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バスに戻る途中、美しいブーゲンビリアを写していたら、チップを要求するエジプシャン。
で、無視していると「ケチーー!」と声が飛ぶ。彼らは呆れるぐらい必要な日本語を知っている。
呆れ度合いはギザの商人といい勝負です。 -
写真を見せて、いつまでも付きまとう商人。
まったく、もう〜! -
昼間のアブシンベル神殿の見学を終えて、ホテルに到着!
こんな感じのところを歩いて部屋に戻ります。 -
音と光のショーまで時間があるので、お散歩に出ました。
青空に椰子の木とブーゲンビリアが映えて美しい! -
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ナセル湖が見えて、部屋のバルコニーからの眺めも素敵です。
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7時から音と光のショーが始まるので、もう一度アブシンベル神殿にやって来ました。
左の写真は神殿をブロックに切断して移転している時の様子です。 -
音と光のショーの始まり・・・
大神殿・小神殿をスクリーンにしてラムセス2世とネフェルタリの物語を投影しています。
この日は圧倒的に日本人が多かったので、日本語公演でした。
大・小の神殿は離れているので、後ろの席に座った方が全体がよく見えます。
昼間も肌寒かったけど、夜の寒さは半端ではありません。椅子にはラグが敷いてあったので、下からはそんなに冷えなかったのですが、ダウンジャケットに膝掛け、頭にはショールを巻いて、さらに風を通さない雨河童を羽織って・・・これで40分間、寒さはしのげました。
エジプトの冬は想像より寒い! -
ライトアップされた大神殿。
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小神殿のライトアップも写して駐車場まで戻ります。
所々にライトが点いていますが、足元が暗いので懐中電灯があると便利です。
暗がりでカメラの設定をするのに必要かと持参したLEDライトが重宝しました。 -
ホテルに戻って、これから夕食です。コテージタイプは寒くて暗い中、レストランまで結構歩くので、意外と不便です。
写真では明るく見えますが、実際はもう少し暗い。おまけに外灯が壊れて無灯火のところもあったので、首からぶら下げるLEDライトが便利でした。 -
部屋のクローゼットには一枚だけラクダの毛布が置いてあったけれど、暖房のない部屋は寒いので、もう一枚毛布を届けてもらう。
明日はアブシンベル神殿で日の出を見るので朝が早い。
モーニングコール 4:30
朝食 5:00〜5:50
(こんな時間から食べられるかな〜?)
ホテル出発 5:50
寒い朝、暖房の無い部屋で着替えるのは辛い!ということで、ヒートテックを着て寝ることに・・・
でも、ラクダの毛布がとても暖かくてよく眠れました。ラクダの毛布を買いたいと思ったほどです。 -
6:01 早朝のアブシンベル
4:30 起床
顔を洗おうと洗面所のスイッチを入れた途端、『バチッ!!』という音と共に電球が割れる音がして部屋全体が真っ暗に・・・
想定外の出来事にしばし呆然とする。
真っ暗な部屋を見渡すとテレビのスイッチの灯が見えた。それを頼りにテレビを点けて、電話を見つけ先ずは添乗員さんに電話連絡。
こんな時間にどうしようもないし、片っ端にスイッチを入れて確認すると一箇所だけ電気スタンドが点いた。暗がりの部屋で身支度をし、洗面、トイレはLEDライトを使う。
昨夜、洋服のまま寝て正解でした。
今回の旅でLEDライトがこんなに役立つとは思ってもみませんでした。エジプトは何が起きるか分かりません。小型のライトをお持ちになることをお勧めします。 -
6:03 東の空が少し明るくなってきました。
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6:10
大神殿のラムセス2世の座像の上には半分位崩れていますが、マントヒヒが並んでいます。
マントヒヒは太陽が昇る時に鳴くので、神として大事にされ、太陽を呼び出すために造られたものです。 -
写真の下側のベンチは光と音のショーを観る時の座席です。この位置から大神殿と隣の小神殿に投影されるパノラマを観るので後ろ側の席がお勧めです。
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6:31 日が昇り始めました。
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ナセル湖に昇る朝日
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日の出を写す人達。
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朝日に染まったアブシンベル大神殿。
大神殿の奥にはラムセス2世の像があり、年に2度朝日が差し込むように設計されているらしい。 -
ナセル湖に朝日が反射してとても美しい。
今日はこれから飛行場へ向かい、アスワン経由でカイロに戻ります。
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