2007/09 - 2007/09
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Shuji&Takashiさん
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ブラジル人、と一言で表現するのは正しくないかもしれない。
しかし、日本人と比較していると、接してきたブラジル人には特徴がある様に思える。彼らはまず、とてものんびりしていて、無理はしない。そこに一生懸命という言葉は無い様に思える。
彼らは手厚い労働保護を受けていて、どこの店にいっても、その店員の多さには驚かされる。叱責されただけで会社相手に訴訟を起こすらしい。そして年金はとても厚く、高齢者は裕福な生活をしている。相続税も少ない為に、貧富の差は大きく、それは金持ち天国の様に思える。
リオは、その様な人たちが特に集まる場所で、南米最大のファベーラ(貧民街)がある一方で、ボンボンの遊び人がとても多い様に感じ、ショッピングモールは東京と比べても高い輸入品が揃い、若者が買い物を楽しんでいる。
彼らは、どの場においても、自分達の泉(わるくいえば、サボり方)を見つけるのが非常にうまい。それは、人生を楽しむことを人一倍重んじる性格からではないだろうか。堅苦しい難しいことには、あまり興味はない。それより、俗っぽい楽しい話がとても好きで、そこにはバカがつくほどの底抜けの明るさを感じる。
笑い方も、ぐははははーーーと、腹の底から笑い、よく食べ、よく飲み、よく遊ぶ。老若男女、朝までよく遊び、パーティー・音楽・踊りが大好きである。それは、この南国の様な天候からなのだろうか。それを良く感じるのは例えば、ジャルジン・ボタニコで水・土に開催されるフェ−ラ(食材の青空市場)や、毎日セントロで開かれているセーラ(露店市)などだ。人々の生き生きした表情や顔は、目をつむると今でもリアルに思い出す。とてもオープンで、おしゃべりで、フレンドリーで、明るい。
しかし、よくよく見ていると、とても小心者な気がする。平和主義者と言えば聞こえはいいが、事なかれ主義、逃げ癖がついている様にも思える。真っ向勝負は苦手そうだし、なんだかんだ、つかれたくないコンプレックスや弱み、つまり後ろめたい事がある様に思える。ブラジルの貧困が終わらないのは、努力しないからだと、ある日系人がいった。
そんなブラジル人がいる一方で、非常に勤勉で真面目な人たちも沢山いて、その人たちが今のブラジルの発展を底から支えているのも、また事実である。
ブラジル人って、そんなひとたち。
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