2025/12/24 - 2026/01/04
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isu617さん
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「死ぬ前に地球の裏側に行っておかなければ」
と昔から漠然と考えていた。
別にまだ死を意識する年齢ではないのだが、冥途の土産は一生かけて少しずつ集めなければならないと私は常々思っている。そして曜日の巡り合わせが良好な今年の年末年始、思い切ってブラジル・アルゼンチンへの「人生最遠の旅」を決行した。
しかし南米と言えば気になるのが1に治安、2に治安、3も4も5も治安だ。実際、準備を進めるうちに不安はどんどん膨らんでいった。結果的に何事もなく帰って来ることができた今、治安関係も含めて紹介してみたいと思う。
文字だらけになってしまったが、南米旅行を検討している方や興味のある方のお役に立てれば幸いだ。
<旅程>
12/24水 20:30成田発(GMT+9) エチオピア航空
23:10-翌00:30ソウル乗継(同一機体)
12/25木 06:55アディスアベバ着(GMT+3)
09:40アディスアベバ発
16:00サンパウロ着(GMT-3)
12/26金 サンパウロ観光
12/27土 サンパウロ観光
12/28日 夜行バス移動
リオデジャネイロ観光
12/29月 リオデジャネイロ観光
12/30火 10:05リオデジャネイロ発 フライボンダイ
13:30ブエノスアイレス着
ブエノスアイレス観光
12/31水 コロニア・デル・サクラメント日帰り
1/1木 ブエノスアイレス観光
21:30ブエノスアイレス発 エチオピア航空
1/2金 00:05-01:30サンパウロ乗継(同一機体)
19:30アディスアベバ着
1/3土 アディスアベバ観光
22:35アディスアベバ発
1/4日 19:20成田着
治安対策だが、私はスリとひったくりは対策次第で100%防ぐことができる犯罪だと思っている。
行った対策は、
・財布は2つに分け、最もよく使うクレジットカードと現地通貨はポケットに、パスポートを含むその他の貴重品はウエストポーチで隠す。
・財布、スマホは100均のゴムで伸びるカラビナで体に結び付ける。
・その他の物もちゃんとした鞄ではなく安っぽいレジ袋で持ち運ぶ。(こちらに貴重品は一切入れない。)
・上着を腰に巻いてポケットをガード。
一方で強盗や殺人については危険そうな地域に近付かないくらいしか対策は思い付かず、不安を抱えながら出発日を迎えた。
-
成田20:30発だが1時間近く搭乗が遅れた。
よくよく考えてみたらアディスアベバ→成田便の到着が19:40に設定されているので、それを20:30発の折り返しに回すというかなり無茶な運用になっているようだ。ということは成田発は出発遅れが頻発しているんじゃなかろうか。エチオピア航空は1時間以内のタイトな乗継便を普通に販売しているようだが、無理をせず2時間くらい乗継時間を確保できる旅程を組んだ方が良いのかもしれない。 -
ソウル乗継。
ここで降りる人も結構いるようだった。つまり東京・ソウル間をエチオピア航空で移動する人が少なからずいるということだ。
アディスアベバに行く人も機内持ち込み荷物を全て持って必ず降りなければならないようだった。ボーディングブリッジを出ると「アディスアベバ行き」の札を持った係員が案内してくれていたのと、夜中で他の便の発着もほぼないようなので迷わずに進むことができた。(帰路は夕方なので他の乗継客に混じって乗り継ぐことになる。私は帰路の乗継時急用(トイレ)で他の乗客とはぐれてしまったので焦ったが、国際線乗継の案内に沿って進んで他の乗継客と同様に保安検査に進めばちゃんと乗り継げた。)乗継用保安検査を通過して出発エリアに出れば、通常の搭乗時と同じように搭乗券に記された搭乗口付近に集まればよい。
成田の出国後に買ったお茶が保安検査で没収されてしまったので注意。夜中なので仁川空港内で買うこともできなかった。 -
アディスアベバ着。
定刻通りなら乗継時間は3時間弱あるので十分だが、成田出発が1時間以上遅れ、ソウルでも遅れたようなのでアディスアベバで降りた時点で次便の搭乗開始まで45分ほどしかない。乗継用保安検査まで走り(標高が2,300mほどあるので本当は良くない)、列に並ぶ。列の前に係員がいて、特に時間がタイトな人はファストトラックに案内されるようだったが45分では通常レーンに回された。
列が長くて時間がかかりそうだったが、意外にも今まで見たことなかったような早さでサクサク進む。15分くらいで通過してしまった。時間ギリギリの乗継でチケットを売ることで有名なエチオピア航空。周りにも焦っている人がたくさんいるようだった。空港の列はどこも進みが遅いものだと思っていたがみんなのんびりやってるから遅いんだな。焦ってたらもっと早くできるんだろう。
しかし実は次の便はターミナルが別なのである。事前に調べた限りでは両ターミナルがすぐ隣に並んでいて、徒歩で簡単に行き来できることまでは分かっていたが本当だろうか、と思いながら出てきた荷物をまとめていると目の前の階段にA**ゲートは上の階に行けという看板が見えたので上に上がるとすぐ近くに搭乗口があった。え、いつの間にターミナルが変わったの?てっきりターミナル間を通路か何かで行き来するのかと思っていたが、帰りの乗継時に端から端まで見てみたところそもそも1つしか建物がないようだった。T1とT2というのは管理上扱いが分かれているだけで実質的には同じターミナルなのだろうか。
ということで1時間弱の乗継を挟んで再び飛行機で12時間。12時間級のフライトは今までにも経験したことはあったが、2連続というのは初めてだ。前半は「長いなあ」となったが後半はもはや時間の間隔がなくなってきた気がした。それから目の渇きが気になった。眼球が乾きすぎるとあくびをして涙が出たときかなり痛かった。長時間フライトを連続で乗る予定の人は目薬のご準備を。 -
エチオピア航空のサンパウロ行きの便はサンパウロで一部乗客を降ろした後ブエノスアイレスに向かうことになっていて、ちょうど成田発がソウル経由なのと同じ形になっている。私は往路はサンパウロで降機し、帰路はブエノスアイレスで搭乗して再びサンパウロに戻ってきて再度アディスアベバに向けて飛び立つことになる。(帰りのサンパウロではソウルと違って降りる必要がなかった。国ごとの決まりによるようだ。)
こういうのを以遠権と言うのだろうか、エチオピア航空はこのパターンで飛んでいる便が多いらしい。
エチオピア航空が当時最新鋭だったB787を引っ提げて成田に就航してから約10年、噂通り機材は老朽化しているようだった。座席の布の端が剝がれているところがあったり、画面のタッチが急に利かなくなったり、リクライニングのボタンが外れていたりした。トイレも途中で流れなくなった。またトイレットペーパーの補充が不十分で長時間のフライトの後半は常に紙切れ状態だった。
一方で、客室乗務員は飲み物を断った客に「Why~?」と悲しそうな顔をしたり、鞄を頭上の棚に入れることを頼むと「It's heavy~」と不満を漏らしたり、なんか愛嬌のある人が多くて、どうも嫌いになれない航空会社だった。
写真は南米大陸上空に到達したところ。 -
18:50頃に日没してしまい、19:00頃にヘプブリカ広場前でおそるおそる空港からのバスを降車。周囲の様子を窺ったところ、まだ日没直後なのだが既に交通量は少なく、歩行者もけっこういるが大都市の中心部にある広場にしては驚くほどひっそりしている印象。警察がいたのでとりあえずは安心できたが、歩いている人の様子、浮浪者、街角の臭いなど、ホテルまで約200mほど歩いただけで明日からの観光に一抹の不安を与えるに十分だった。
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翌日朝9時頃、またもやおそるおそる外に出てみると結構人通りが多く危険な雰囲気は嘘のように消えていた。
現地の人も普通というか、意外とリュックを背中に背負っていたり歩きスマホしたりしている。
写真はヘプブリカ広場から東のセントロ方向に伸びる通り。 -
ヘプブリカ広場周辺をうろうろした後、パウリスタ大通りへ。
この辺は言ってみれば新市街で、街自体がきれいで安全な雰囲気もある。 -
ジャパン・ハウス。日本が紹介されている無料の博物館。建築や温泉、水利用についての展示があり意外と盛況だった。特に水関係はかなりマニアックで細かい説明で、小さな敷地を活かすには見た目が派手な展示にした方がいいのではないのかなと感じた。
パウリスタ大通りも東の方へ行くと雰囲気が悪くなってくると聞いていたが、私はそういう風には感じなかった。 -
時間が余ったのでUberでイビラプエラ公園へ。
ひっそりとしていたら嫌だなと思っていたが、のどかな雰囲気がありながら賑わっていて良かった。
日本館という日本の屋敷があるので見に行ってみたら、改修工事で休みだった。 -
暑いので冷たいものが欲しくなる。
ブラジルのあちこちで売られているガラナの炭酸飲料。 -
パウリスタ大通りに戻り、遅い昼食としてFogo de Chão Jardinsという店でシュラスコを体験。8,000円くらい。
札を緑の面にすると「肉をください」、食べることに集中したいときや食べ終わったときは赤の面にして「いりません」になる。バイキング形式のおかずと野菜、フルーツも含まれている。(暗い店で慌てて撮ったのでうまく撮れなかった。)
食べ放題なのでたくさん食べるつもりで挑んだが、肉の味付けがしょっぱすぎてあまり食べられなかった。ステーキソースや日本の焼肉のたれで味付けされているわけではないのでどうしても塩での味付けになってしまうのかもしれない。後半は口内リセット用のサラダばっかり食べていた。一生に一度の経験ができたのでまあ満足だがコスパは悪かった。 -
翌朝、セントロへ。
「3月25日通りはタクシーで通るのも怖かった」という口コミを見ていたので十分警戒して行ったのだが、店がところ狭しと並び、想像していたより賑やかで怖いところではなかった。ただしスリは多そうだ。
メトロポリタン大聖堂周辺も危ないという口コミもあったが、こちらも雰囲気は問題なさそうだった。 -
その西にあるのが「歴史地区」とされている地区で、3月25日通りから1本入ると雰囲気がガラッと変わった。
少し怖いが平日はもっと人通りがあるのかもしれない。 -
日本人街のリベルダージ。
土曜日だったというのもあると思うが、こんなに観光地化されているとは思わなかった。日本料理を売る屋台も多く、焼きそば、たこ焼き、天ぷら、手巻き寿司なんかが多いようだった。屋台で手巻き寿司というのも珍しいが、中身はちゃんと刺身が入っているようだった。ちょっと気になったが炎天下の屋台で生魚は怖いのでやめておいた。 -
マクドナルド。リベルダージの入口にあり、片仮名で「マクドナルド」で大きく出ているので日本人は見落とすことはないだろう。
小さな店だが奥は日本庭園風になっていた。 -
ということで、代わりにラーメン屋に入ってみた。
醤油白湯という醤油なのか鶏なのか分からない味だったが、あっさりした中にしっかりコクのあるスープで意外とレベルは高かった。麺もしっかりしていて、大繁盛とはいかないだろうけど普通に日本にありそうな感じの店だった。ただチャーシューが鶏肉で味付けもほぼなかったので食べ応えがなかった。値段も約1,400円で最近の日本の物価高を考慮に入れてもやっぱり高いかな。 -
時間が余ったので郊外にある移民博物館へ。地下鉄Brás駅から行けそうなのでここで降りたが、これが間違いだった。郊外列車のターミナル駅になっており、大きな駅舎内を遠回りさせられた挙句、外に出ると博物館とは逆の北側だった。しかも露店がひしめき雰囲気も良くなさそうな場所で、結局博物館に行くには相当回り道をすることが必要ということが分かった。結局地下鉄に乗りなおして隣のBresser - Mooca駅で降りると行くことができた。
私が行ったときはなぜか無料で入れてくれた。展示は移民の歴史を体系的に学べる、というよりは移民が使ったり所有していた物をつらつらと見ていく感じの場所だった。 -
さて今夜は夜行バスでリオへ移動。
チエテバスターミナルは地下鉄駅直結で便利。夜中まで人は多いので(やはりスリは多そうだが)治安上も問題なさそうだった。飲食店は軽食程度しかなかったが23時くらいまで開いている店が多かった。 -
治安の悪い国の夜行バスというのも怖い気がするが、いろいろ調べたところ問題なさそうなので時間節約のため夜行にした。
リオのセントロに近いバスターミナルはNovoRio。もう一つCampo Grandeというターミナル行きの便があるが、かなり離れた場所にあるので予約時に注意。
長距離移動はトイレがないと不安なタイプなので少し高めの6,000円台の便を購入。Itapemirimというブラジルではメジャーらしいバス会社だった。
バスはかなり綺麗で、ほぼ時間通り6時間半で到着した。途中ドライブインのようなところで30分程度の休憩があった。 -
Novorioバスターミナルからセントロまではトラムで行ける。ターミナル南側に出て道路を渡った先に駅がある。
Rioカードを購入してチャージして乗ったが、後で地下鉄駅に行くと改札口にRioカード用以外のタッチ端末が付いていたのでクレジットカードのタッチ決済も行けるのかもしれない。Rioカードはチャージ用端末が半分以上エラーになっているところもあったのでクレカが使えればそちらの方が吉。 -
さて今日は12/28の日曜日。前情報ではブラジルでは日曜日は多くの店が閉まって人通りも少なくなるとのこと。なんでそんな日に行くの?と言われそうだが、こちらが望まずとも7日に1回日曜日は来るのでどうしようもない。
人通りが少ないと言ってもどの程度なのだろうか。案外賑やかという可能性も・・・
・・・
・・・
・・・
・・・あ、終わった。 -
ホテルに荷物を置いておそるおそる観光へ。
閑散とはしているが時折ジョギングをしている人や、自分と同じように建物の写真を撮っている人、道端で水・軽食を売る人などもいて、とりあえず大丈夫そうな雰囲気。 -
新大聖堂。いわゆる伝統的な大聖堂の形ではなく、円錐の頂点を平面で切ったような現代的な?建築物。東京の江戸川橋にある東京カテドラル聖マリア大聖堂に似ている。
日曜日ということもありミサをしていた。1週間のうち開いている日があまりないので、わざわざ日曜日を街歩きの日に充てたのもここに来るためだった。 -
その後も教会などの建物を見物しながらPres. Vargas通りまで北上し、海沿いまで出てcinelândiaのホテルに戻る。
街中はどこもこんな感じだった。 -
休憩後の夕方、再度外出。この時間になると人通りがかなり増えていた。
ホテルから徒歩ですぐの場所にあるエスカダリア・セラロンへ。この近くには水道橋がある。今は観光用の路面電車が走っているらしい。階段は観光客でごった返しており、階段の下の細い道路には土産店がずらりと並んでいる。地球の歩き方ではこの付近は特に治安の悪い地区のため必ずタクシーでアクセスを、とあったが他の地区に比べてここが特に危なそうという印象は受けなかった。ただしスリは多そうだ。 -
ずっと気になっていたこれ、ガラナ味のファンタ!
通常のガラナ飲料よりまろやかな味というか、リンゴジュースの炭酸入りみたいな感じだった記憶。 -
翌朝は予約していたコルコバードの丘のキリスト像へ。
地図ではセントロから結構離れているように見えたが10~15分くらいで到着。
予約していても列に並んで乗り込むまでに1時間はかかった。往復で約4,000円。乗車時間は意外と長く(10分以上かかったかな?)、コルコバードの丘自体には入場料はかからないことも考えたら運賃は妥当な金額なのかも。 -
コパカバーナ海岸。泳ぐわけではないがこれぞリオ!という景色を見たくて来てみた。地下鉄1本でセントロから20分くらいで来れるので意外と便利。
貴重品収納用のポケットの付いた襟付きシャツにスニーカーという格好だったので、ここではかなり浮いていたと思う。 -
ポン・ジ・アスーカル。
見に行こうか迷っていたが宿の近くから見れたのでこれで満足。霧がかかっていなければセントロ(南側のCinelândiaあたり)からでも見える。 -
幻想図書館
図書館と言いながら本を手に取って読むことはできない。本があるだけ、でもなぜか幻想的。 -
サン・フランシスコ教会
それほど大きな教会ではないが、ここの装飾はとても見ごたえがあって良かった。 -
昨日と打って変わって賑やかなリオ・ブランコ通り。セントロを南北に貫く大通りだ。
リオ、治安さえ良ければすごく好きな街だ。
さて、翌朝はブエノスアイレスに飛行機移動の予定。早朝というわけではないので同じ宿にもう1泊して朝移動でも良かったのだが、準備時点でリオの朝の移動が不安だったので念のため今夜は空港併設ホテルをとってある。
空港に繋がるBRT(高規格路線バス)の新路線が開設したようだが、行き先がセントロではなく郊外のようだ。暗くなってくる時間帯に変なところで乗継させられるのは避けたいので大人しくUberで行くことに。 -
ガレオン(アントニオ・カルロス・ジョビン)空港。
この空港は半円形のターミナルが2つ並んでいる。降り立ったのは東側で、ホテルは西側に隣接。ターミナル間は歩行者通路で繋がっており5分ほどで移動できた。が、西ターミナルの様子がおかしい。大半が仮囲いで覆われていて静まり返っている。どうやらこちらは工事中で飛行機の扱いはなく、ホテルだけが営業しているようだった。
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