2008/02/17 - 2008/02/17
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jyugonさん
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時々雪が舞いましたが、青空に映える東寺、五重塔と灌頂院の特別公開に出かけました。仏像群の中で心癒されるそんな瞬間を感じることが出来た午後のひと時でした。
昨日、植物園で節分草とご対面出来て十分満足しましたので、今日くらいは大人しくしているつもりでした。
ところが午後から時間が出来まして、それならばと東福寺か泉涌寺へ行こうということで出かけたのですが、東福寺に着く頃から雪ではなく霰が降り出したのです。
「何だ!この天気は?」「すぐ止むかなぁ…?」と思っていたのですが、止むどころか勢いを増すばかり…これでは写真も撮れそうにないし、帰ろうかと一度は戻りかけたのです。
でもせっかくなので特別公開中の非公開文化財を見に行こうと一路東寺さんへと方向転換をすると先ほどの天気とは打って変わって何事もないようにこちらは時々晴れ間も見えるのです。
そんな訳で今日は梅が少しだけほころび始めた東寺さんで特別公開の五重塔と灌頂院を拝観させて頂きました。
こちらには素晴らしい仏様が沢山あります。
立体曼荼羅、薬師三尊、十二神将はよく知られていますよね。
久しぶりに仏像群とご対面する中で今までにないちょっと感動的な体験をしました。
東寺(教王護国寺)
真言宗の総本山。794年(延暦13)の平安京造営に際し、その2年後の796年(延暦15年)国家鎮護のため羅城門の東に創建された。
804年(延暦23年)唐に空海が真言密教を学ぶために留学をし806年(大同1年)に帰朝。
823年(弘仁14)空海(弘法大師)に下賜され、講堂、講堂諸尊の造営を始め以後宗教寺院として現在に至る。
1994年(平成6)12月「古都京都の文化財」として、「世界遺産条約」に基づく世界文化遺産に登録された。
京の風物詩ともいえる「弘法さん」は毎月21日、大師の命日に催されています。境内には千軒以上の露店が並び、多くの人で賑わいます。12月21日に行われる終い弘法はお正月用品も並ぶことから特に多くの人で賑わいます。
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今日は南大門から入ったのではないので五重塔が真っ先に目にとまります。
まずは特別公開中の五重塔の初層を目指します。
また雪がちらつき始めました。 -
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天邪鬼が乗っているのがお分かり頂けるでしょうか?
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五重塔(国宝)は、高さ55メートルの国内最高の木造の古塔。現在の塔は正保元年(1644)徳川家光が古来の工法で再建、約360年前の姿をとどめている。
特別公開の初層内部は、大日如来に見立てた心柱を守るように金剛界四仏(阿しゅく如来、宝生如来、阿弥陀如来、不空成就如来)や八大菩薩像を安置してあり、現在は剥落しているが柱や天井には極彩色の金剛界曼荼羅諸尊が美しく荘厳に描かれている。描かれた当時はどんなに素晴らしかったでしょう…
ボランティアガイドの方がライトを当てながら説明をして下さるのでよくわかります。
心柱の彩色のが少しずれているのは多くの部材で積み上げられた塔身は年月とともに乾燥で収縮するのに対して独立した心柱が収縮せず屋根を突き上げてしまった為に50?ほど切り下げたからだそうです。
一周説明を聞きながらご覧になって次のグループがすぐに入ってこられなければ、もう一度覧になると入口近くは自然光でも綺麗に見れますのでお試し下さい。
人垣が暗さを作っていたのだと気付きますよ。 -
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お仕事中
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今日は風が少しあるので瓢箪池には綺麗に映りこんでくれません。
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お仕事中
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梅が3分ほどでしょうか、咲いています。
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白梅の花弁とガクの色のコントラストが好きです。
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猫も気持ちよさそう
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講堂(重文)
現在の講堂は延徳3年(1491年)に再興された建物ですが旧基壇の上に建てられ様式も純和様で優美な姿を保っています。
この中には立体曼荼羅(平安時代前期を代表するわが国密教像の秀作と言われています)が配置されています。
白亜の壇上に大日如来を中心とした
五智如来(大日、阿しゅく、宝生、阿弥陀、不空成就)
五菩薩(金剛波羅密多菩薩、金剛薩た、金剛宝、金剛法(観自在)金剛業)
五大明王(不動、金剛夜叉、隆三世、軍荼利、大威徳)
四天王、梵天、帝釈天の21躯の仏像が安置されています。密教の教えを表現する立体曼荼羅を間近で見るとすごい迫力で迫ってきます。
こちらをご覧頂くとよくお分かりになると思います。
http://www.touji-ennichi.com/info/koudo_j1.htm -
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金堂
桃山時代建築の国宝建造物。延暦15年(796)創建。文明18年(1486)焼亡したため、慶長8年(1603)に豊臣秀頼が再建した。唐様、和様、天竺様の建築様式を折衷した桃山時代仏寺建築の優作。
金堂内には、本尊の「薬師如来座像」を中心に、向かって右側に「日光菩薩」、左側に「月光菩薩」が安置され、本尊の台座には「十二神将像」が配置されている。これら薬師三尊像は慶長8年(1603年)、仏師康正の作といわれている。
長い時間佇んでいたくなります。
日光菩薩像の真下からお顔を拝見しているとやさしい眼差しで語りかけて下さるようでした。
一瞬目と目が合ってすーっと入りこむような不思議な体験をしました。 -
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青空に映えて威風堂々
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灌頂院へ向います
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庫裡(台所)
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事務所
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小子坊勅使門
小子坊は1336年(建武3)6月より半年間南北朝の北朝の光厳上皇がここで政務をみることになり足利尊氏も千手堂(食堂)に居住していたと伝わっています。
1934年(昭和9年)弘法大師1100年御遠忌の折、その記念事業として総檜造で新築されました。
東側の勅使門は桧皮葺の屋根と菊の御紋の美しい透かし彫りが印象的です。(西側には蓮華門があります)
非公開なのですがこちらには堂本印象画伯筆による素晴らしい襖絵があります。 -
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美しい透かし模様
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灌頂院
灌頂院(重文)は空海が創建の際に最初に構想した建築物のひとつで、密教教義上、重要な道場。現在の建物は寛永11年(1634)の再建で、内部は両界曼荼羅をかけるようになっており、壁に真言八祖像などが描かれている。
正月8日から14日までの7日間、中国・唐に習い始められた「後七日御修法(ごしちにちみしほ)」が営まれ、国家安泰や世界平和を祈願しているが、今回の特別公開では、密教の奥義を伝授する儀式「伝法灌頂(でんぽうかんじょう)」のしつらえを特別展観している。
撮影禁止なので中の様子をお見せできませんが、壁に描かれている真言八祖像はだいぶ退色していた。
五重塔の初層の方が状態はいいように思った。
両界曼荼羅(密教の教義として大日如来を中心として諸尊を配置し図に示したもので、胎蔵界曼荼羅と金剛界曼荼羅をあわせて両界曼荼羅(両部曼荼羅)と言う)もパンフレットなどで見ていて楽しみにしていた。細部までよく見たいと思っていたが、あまりにも暗くてよく見えなかった。
双眼鏡を持っていこうと思っていたのに忘れてしまい残念。ボランティアガイドの学生さんが壁の絵をはじめ、曼荼羅の説明をして下さったのですが、何度も言葉を噛まれると「う〜ん…ちょっと待って…」と一言申し上げたくなってしまった。五重塔の説明をして下さったガイドさんはとてもお上手に説明して下さったのでなおさら気になってしまった…
一生懸命して下さるのはありがたいが人に伝えるのはもう少し修業が必要では…
私がもう少し大らかに受け止めるべきなのかしら…?
自分でもっと勉強しなさいという戒めと受け止めましょうか… -
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腰かけられそうな面白い形
私のサイズではありませんでしたが…^_^; -
恐竜の足?
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どこから見ても美しい講堂
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食堂
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非公開文化財をゆっくり堪能し、立体曼荼羅や薬師三尊像とも対面出来ました。
今日もいい半日でした。(*^_^*)
お付き合い頂きありがとうございました。m(__)m
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この旅行記へのコメント (6)
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- シベックさん 2008/03/08 20:49:46
- 京都のお寺
- jyugonさん、こんばんは。
東寺 五重塔、灌頂院へ・・拝見しました。
立派なお寺ですね。やっぱり、さすが京都のお寺です。
保守管理が行き届いて磨きがかけられています。
どちらを向いても名立たる神社仏閣、行き場所の選定に迷ってしまいますね。
お寺には花木も多く植えられていて、梅や山茶花が綺麗ですね。
>腰かけられそうな面白い形 私のサイズではありませんでしたが…^_^;
・・には、笑わせていただきました!
たまにはこんな発見もあり、散策が楽しくなりますね。
綺麗な写真で歴史あるお寺を、ありがとうございました。
近くて遠い京都です。
シベック
- jyugonさん からの返信 2008/03/08 23:38:40
- RE: 京都のお寺
- シベックさん こんばんは〜
いつもありがとうございます。
贅沢な事ではありますが、本当に何処に行こうか迷ってしまいます。
更にゆっくりしたいと思うので一島1リゾートではありませんが、
一日一寺院位が私たちにはちょうどいい感じで、一寺院とまでは言わなくても一区画くらいですね。
好きなものは時間を気にせず佇んでいたいと思いますし、写真も撮りたいとなると精一杯ですね。
根性入れて早起きして何もせずに出かければいいのでしょうが、ついつい用事を済ませてと思うからでしょうね。
東寺さんも昼からとなってしまいましたが、心が満ち足りていくのが分かるほど癒された時間となりました。
雪景色を求めて始めた散策でしたが、毎週末出歩いていますと出かけないと気が済まなくなってきていまして、春もどこかお気に入りを求めて出かけてみようかと思っています。リピートしたい所も多くまた迷うそうですが…
今日はとても温かかったので、シーズンの様な事はありませんが、
確実に人が増えているのが分かるほどでした。
皆、気持ちは一諸ですね。
私サイズ…で笑って頂けましたか?
文化財がいっぱいですので所々箸安めのようなものがあってもいいかなと
思いまして…変なもの見つけるとひとりでワクワクしています。
シベックさんも近くて遠い京都へぜひどうぞm(__)m
jyugon
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- morino296さん 2008/03/08 09:50:40
- 五重塔の天邪鬼
- jyugonさん
東寺の写真を拝見する限り、直前に霰が降っていたとは思えませんね。
五重塔と灌頂院の特別公開、立体曼荼羅や薬師三尊像とのご対面など、
堪能されて良かったですね。
五重塔の天邪鬼は見つかりましたか?
私が行った時も、五重塔の解説の方は、とてもお上手で”立て板に水”でしたが、
灌頂院の解説の方は、咳をしながら辛そうに説明されていました。
冷え冷えとした建物の中での解説は、お気の毒に感じました。
スリッパに履き替えて、足元が冷たかったことを思い出します。
真言八祖像はだいぶ退色していましたね。あの状態ではいつまでもつのか、心配ですね。
両界曼荼羅は、暗くてよく見えなかったですね。
私も、出口で売られていた解説書をじっくり見て来ました。
小子坊勅使門の透かし彫りの門など、私も同じ写真を撮っていました。
東寺は、何故か比較的人が少なくて、ゆっくり楽しめるように思います。
また、東福寺、泉涌寺の旅行記も楽しみにしています。
morino296
- jyugonさん からの返信 2008/03/08 23:21:21
- RE: 五重塔の天邪鬼
- 再々ありがとうございます。
>五重塔の天邪鬼は見つかりましたか?
はい。4隅にあるということだったのですが、うっかり画像に収めるのを
忘れていまして拡大すると何とか分かるかなと思って載せましたが…
意味のある遊び心、色々な所で見る機会がありますがこういうのは
面白くていいですよね。
東寺さんも前はよく通りますがこんな時でもないと中々出かけられないものでして…久しぶりでしたが心から「よかった」と思いました。
時間の都合で何箇所かスルーしましたが、いいものをゆっくり堪能させてもらえるありがたさに感謝しています。
今回は霰にめげて泉涌寺、東福寺を諦めて東寺に変更したのですが、人は増えますが桜の頃に行きたいと思っています。
jyugon
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- つーさん 2008/03/06 22:18:27
- 京都の雰囲気
- こんにちはつーです。
紹介文の素敵なコメントありがとうございました。
とても嬉しく思いました。
京都の旅行記、その場の雰囲気が目の前に広がるような
素敵な文章と共に楽しませて頂きました。
京都は一年を通して四季を強く感じる事の出来る場所ですね。
しばらく京都を訪れていませんが、テレビのCMや旅行雑誌を
見る度に行きたくなる場所です。
私は最近梅ばかり追いかけてあちこちぶらぶらしていますが
いつか京都の梅や、春の桜、初夏の寺院めぐり、そして秋の紅葉に
冬の雪化粧、色々な京都を見てみたいと思います。
素敵な旅行記に一票入れさせて頂きますね。
ありがとうございました。
それではまた。
- jyugonさん からの返信 2008/03/07 00:45:09
- RE: 京都の雰囲気
- つーさん ありがとうございます。
京都に住んでいながら知らないことも沢山あります。
今頃になってやっと京都の良さを感じられるようになってきましたので
拙い旅記ではありますが、地元の良さを少しでも
お伝え出来ればと思っています。
機会がありましたら是非京都にもお越し下さいませ。(*^_^*)
これからも宜しくお願い致します。m(__)m
jyugon
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