中欧旅行記その３～オーストリア～

2008/01/04 - 2008/01/05

　中欧４カ国周遊旅行、３カ国目は、音楽の都ウィーンです。

エリア ウィーン(オーストリア)

　ブラチスラヴァを出発し、いよいよウィーンへ！！今日から２泊する予定のトレンドサヴォイホテルは、これまでの格安旅行の中でもダントツの高級ホテルでした！！

　ホテルについて部屋に荷物をおいたらすぐに夕食。ホテルの中でディナーをいただきます。
　これはウィーンではポピュラーなスープ。かまぼこ団子みたいのが入ったコンソメスープ。

　メインはチキン。甘いソースがかかっていたけどおいしかった！！付け合せのパスタもクリーミーで美味！！

　デザートは、ザッハトルテと並んで有名な、アップルナントカ？ようは、あったかいアップルパイ。私はおいしかたけど・・・。男の方はちょっとキツイらしい・・・。

　いきなり、次の日の朝食。今日はウィーン市内を観光！！歩く日なのでたっぷり食べなくちゃ！！と気合をいれていっぱいとってきちゃった。食べ過ぎてしばし動けず・・・。

ウィーン観光の最初はシェーンブルーン宮殿へ
お天気が心配です・・・
バスから見てもマリアテレジアンイエローが目立っていました！

パリのベルサイユ宮殿によく似た宮殿でした・・・。
中では撮影せず、ガイドさんの話を真剣に？聞いていました。

宮殿のお庭☆
本当にベルサイユ？？って感じでした。
でも、ヴェルサイユは同じお正月でも雪はなかったな。

それだけ、中欧は寒いってことですかね☆

続いてベルベデーレ宮殿へ☆
この日は休館？で入れませんでした。
クリムトの『接吻』見たかった〜。

ここもお庭が凄い☆
きっとお花の季節ならきれいなんだろうなぁ・・・。

ベルサイユみたいな（？）スフィンクスさんがいます。
かなり、巨乳☆ツアーのみなさん女神のムネをさわりまくってました（＾＾；

宮殿観光の後は、お昼です。
まずは、前菜のサラダ☆

メインは、ウィーン名物の「ウィンナーシュニッツェル」
ミラノ風カツレツと味は一緒。
レモンの味しかしなくて、みんな・・・。
ちょうど一緒のツアーの方が醤油をもってたので、みんなでかけてみたら・・・あらおいしい☆

やっぱり、日本人は醤油だ！！と言う話になりました♪

デザートもウィーンにきたら食べないと！！というザッハートルテ。
添乗員さんの言うには、ザッハーのトルテは杏ジャム入りで、デーメルのは入ってないらしいです。
添乗員さんはデーメル派らしい。
このトルテはザッハー派。ちょっと杏ジャムきつい。
一緒に食べた秋田のおばあちゃんが、
「あんまりおいしくないわね・・・。」
ととどめの一発を！！
みんな大爆笑のランチでした（＞＜）

お昼のあとは、自由行動です。でも、夜はまたここ、オペラ座でオペラを見るので、また再集合ですが、行きたいところがたくさんあって全部いけるか心配でした。

まずは、シュテファン寺院へ。
北塔と南塔があって、北塔はエレベーターで４ユーロ、南塔は階段で３ユーロしかも、南塔のほうが高い！（値段じゃなくて）ということなら階段を上ろうじゃないの！！
ってことで上りましたよ・・・

南塔から見るとシュテファン寺院の屋根。モザイクが凄くきれい！！
しばし、見とれてしまいました。
でも、このあと、塔の修理とかなんとかで中腹くらいで上にはいけませんでした。

塔の中腹？らしきところから撮りました。
結構高い・・・。

シュテファン寺院から少し歩いて、市立公園へ。ここはイギリス式の庭園で、バイオリンを弾く金色のヨハン・シュトラウス像が有名。
お花の咲く季節なら綺麗なんだろうな・・・
シュトラウスの真似・・・。

この公園道のいたるところが凍っててすべるすべる！！

地下鉄に乗って今度は「軍事史博物館」へ！
ベルベデーレ宮殿の近くにあるので、現地のガイドさんに
行き方を聞いたら、「そんなところに行きたいんですか！？」と言われてしまった・・・。
でも行きたいんだからしょうがないじゃん！！

地下鉄の駅を降りて、野生の勘で博物館を目指す！
でも、道なんだか歩道なんだかわかんないし、ひとまず、ガイドブックに乗っている博物館の「形」（あまりにマイナーなのか写真すらない・・・。）を手がかりに探して、やっと着きました。
お目当てはこれ！
わかります？？

第一次世界大戦勃発の原因となった「サラエヴォ事件」のときにオーストリア皇太子フランツ・フェルディナンド皇太子が乗っていた車です！
ちゃんと？後方には銃弾を受けた痕もの残っています。

それからこちらは皇太子が実際に着ていた「血染めの軍服」です。
ちょっと生ナマしくて写真撮る気はなかったのに、ちゃっかり旦那が撮ってました。

本当にあったことだってことを改めて実感させられました。

軍服のガラスケースの上にそのまま置いてある（触れるんじゃ？？）帽子？

世界史の資料集とか社会科の教科書に出てくる「サラエヴォ事件」の写真で一番目を引くこの帽子。
軍服のようにガラスケースに入れようよ・・・って苦笑い（＾＾；

ガイドさんの言うとおり、あまり、見ていていい気持ちはしない軍事史博物館を足早に去り、（でも、受付のおじちゃんは凄くいい人で、「どこから来たの？」「日本！？」
「わざわざこんなところまできてくれてありがとう！ウィーンの戦争の歴史だけど、見て行ってください。」
見たいな事を、受付のところで言ってくれました。

今度は、気持ちを切り替えて、黄金の馬車を見よう！ということで、リヒテンシュタイン博物館へ☆

地下鉄Ｄ線に乗って、リヒテンシュタイン博物館を目指しましたが、日も落ち、寒いし、集合時間まであと少しってことで、窓越しに金色の馬車を見ました。（それに料金は１０ユーロ…。馬車だけで１０ユーロはちょっと…。）

ってことで、窓にはりっついて見ていたら中の人に笑われました。
日本人の恥？になっちゃったかしら・・・（笑）

リヒテンシュタイン博物館からダッシュで駅にもどり、地下鉄を乗り継いで、オペラ座へ。
駅を降りてみたら、ウィーンで一番美しいバロック教会と言われるカール教会が見えました。

集合時間まで時間があったので、ザッハーにでも行こうかとおもったんですが、凄い込んでたので、写真だけ。

ついでに、ウィーンのマック。
私たちは、ザッハーの近くのスタバで、ボーっと休憩しました。

これが、オペラ鑑賞のチケット。
あんまり興味もなかったけど、とりあえず、オペラ座に入れるって事で、ちょっとドキドキ。

オペラ鑑賞の前にディナーですが、ここでも、冷たいサラダ。寒いよ〜。

メインはやっぱり、ポテトと、サーモンのクリームソースがけ。
うーん・・・サーモンというか鮭？？（＾＾；

これは・・・一番ダメでした。
なんか、大福の皮に粉砂糖かけて、イチゴジャムをかけた？みたいなデザートで、ツアーの男性人だれも、手をつけず。

微妙なディナーのあとは、いよいよオペラ座へ。
私たちは、「桟敷席」という全然見えないうえに、せまーい席。
まぁ、おまけでついてるオペラだしね。
でも、一緒に座った方は、音楽の先生でオペラ大好きだそうで、立ち上がって聞いていました。

私が睡魔と格闘しているとき、旦那はオペラ座の中を探検にいったらしく、ＶＩＰたちがシャンパンを飲んでるところにも潜入したらしい…。

私が完璧に眠っている桟敷席よりも、上にある席。なんていうところかはわからないらしいですが、ここでも結構よく見えたそうです。

桟敷席からの一枚。私たちはこのせきよりもっと後ろだから何も見えないんですよ。
しかも、ドイツ語だし、聞いたことない話しだし。
ということで、私は爆睡。
ツアーの人たちも、一足先に帰った人もいれば、みんな眠っていたそうです。
音楽の先生は真剣に見たり、聞いたり身をのりだしてがんばったそうです。

ギャル二人組みはこのあと、ザッハーでトルテを食べたそうです、ザッハーは１２時過ぎまでやってるそうで、オペラ鑑賞後による人がたくさんいるからなんだそうです。

私たちは、寒さと、眠気にやられ、結局ザッハートルテは食べられませんでした。