2007/05/17 - 2007/05/17
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欧州旅行隊さん
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毎年ブルージュでキリスト昇天祭の日に行われる『聖血の行列』。
第2回十字軍遠征の折、フランドル伯爵がエルサレムからキリストの聖血を持ち帰ったことに由来しているそうですが、他説もあり真相は不明。
新・旧約聖書の中のエピソードや十字軍騎士など、中世の装束をまとった市民が古都ブルージュを練り歩きます。
透き通るような青空のもと、演者の熱演に胸を打たれつつ、人類の救世主キリストに思いを馳せた一日でした。(が、ピースサインのキリストには思わず笑ってしまいました!)
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パレードの時には青空に変わりましたが、午前中は生憎の曇り空。
せっかくブルージュに行くのだから、と早めに家を出てあちこちを散策。 -
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紅茶専門店「Het Brugsch Thee Huis」
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ドイツの本店に比べるとかなり小さいお店ですが、一応「ケーテ」のお店もあります。
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缶コレクターのわたくし。行く度に何か買ってしまいます・・・。
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石畳を歩く馬車の蹄の音がなんとも心地よいです。
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今日も食べました!
ベルギー名物「フリッツ」太るんですが辞められません・・・。 -
ブルグ広場、市庁舎前にこんなのが作られていました。後から分かりましたが、『聖血の行列』の最後にマルクト広場からここまで「聖血」が運ばれます。
そして一連の儀式の後、再び聖血礼拝堂へ納められます。 -
ブルージュのシンボル、鐘楼です。
高さ88mほどあり、頂上まで登るのはかなり疲れますが赤茶色のレンガの家々が続く街並みやフランドル平原のパノラマを存分に楽しめるのでお勧めです。 -
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後方に見えるのがマルクト広場の予約座席です。
予約はしていかなかったのでこの場所には座れませんが、沿道のレストランやカフェが一席5〜7ユーロほどで椅子を提供してくれるので、あえて予約の必要はないと思います。 -
ポリスに先導され、いよいよスタートです。
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ブルージュの守護聖人、聖マリアです。
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左端にちっちゃく見えている長いかぶりものの少年、エバを騙したへび君です。
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いや〜〜、どこから見ても「かっぱ」ですよね、これ!
ここから「旧約聖書」物語です。 -
解説不要ですね。
禁断の実を食べたお二人、『アダムとイブ』 -
神様怒ってます!
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「命の木」?
「知識の木」?
どっちかです。 -
「イスラエル民族の父・アブラハム」
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神と交わした約束「神の言葉に従い、未知なる土地へ旅立てば、大いなる民族の父になれる」という創世記の名場面。
本物の羊の群れに子供は大喜び♪ -
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ヤコブの息子達。
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ヤコブの12人の息子の一人、ヨセフ。
兄達の手によってエジプトに売られていきます。 -
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ここから『出エジプト記』です。
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「モーセの十戒」
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「ユダヤのヘロデ王」
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しっかり「ダビデの星」が記されています。
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東方の三賢者をエルサレムに導いた「星」
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「聖母マリア様」
一際美しい女性が演じておられました! -
ヨセフは微妙・・・
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メシアの誕生を祝福し、一番最初に駆けつけた羊飼いたち。
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「東方の三賢者」ご一行様。
〜お一人目〜 -
〜二人目〜
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〜三人目〜
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いなくなったイエスの身を案じるマリアとヨセフ。
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幼い頃のイエスの先生達。
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上機嫌のヘロデ王。
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恐ろしい王妃・ヘロディアもご一緒。
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「サロメの踊り」
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や、やっぱりきました・・・。
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「ヨハネの首・・・」
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人々の心を癒す『イエス』
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イチオシ
貴重な光景〜!!
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場面は一気に「最後の晩餐」へと・・・。
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ついにローマ軍がやってきました・・・。
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「バラバの釈放」
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ついに捕らえられ、ピラトの裁きを受けるイエス。
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「冷たい石の上に腰掛けたイエス」と呼ばれている松の木で作られた像。
いつもは聖血礼拝堂にあり、人々が触っていくため膝のあたりがはがれてきています。 -
「ヴィア・ドロローサ(悲しみの道)を歩むキリスト」
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それまで流れていた空気が一瞬のうちに変わりました。
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皆息を呑んで見つめています。
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十字架を担いだまま倒れ込むイエスの姿を見て、近くにいたご婦人は目を覆っておられました。
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イエスの顔をハンカチで拭うベロニカ。
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ゴルゴダの丘で十字架にかけられたキリスト。
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「Stabat Mater」
キリストが十字架にかけられた時の聖母の悲しみを歌う13世紀のラテン語賛美歌より。 -
「ピエタ像」
これも聖血礼拝堂にあります。 -
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イエスの亡骸はアリマタヤ出身のヨセフによって葬られたわけですが、このイベントのシンボル「聖血」はこの時キリストが流した血と言われています。
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岩に掘った穴に安置されたキリストの遺体。
入り口は大きな石で塞がれ、見張りもいましたが・・・ -
そこにあったはずの遺体がありません!
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驚くマグダラのマリアに
「マリア、わたしだ」と呼びかける復活したイエス。 -
弟子達の前に現れ復活したイエス。
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キリストの復活を喜ぶ弟子達。
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パレードもいよいよクライマックスです。
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十字軍の騎士たちの帰還です。
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高らかに『聖血』を掲げています。
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恐れ多くもクリスチャンでもないわたくし、以前ブルージュを訪問した際にこの『聖血』に触れさせて頂きました。(聖血礼拝堂にて)
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12世紀頃の衣装を見にまとう女性達。
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世界平和への祈り。
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人類の平和のために尽力をつくされた方々ですね。
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金・銀・宝石で作られた聖遺物箱。
とても精巧で美しく、太陽の光を受けてより一層輝いていました。 -
こちらは1613年にブルージュの銀細工師によって作られた物。
サン・ソヴゥー教会にあります。 -
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本物の聖職者のみなさん。
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存じ上げなくてごめんなさい・・・。
ブルージュの市長さん?? -
ブルージュのシンボルカラーに身を包んだダンサーの皆さん。
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パレードの大取りはカリヨンとその奏者。
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お役目を果たした聖遺物は聖血礼拝堂へと帰っていきます。
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